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リズム感について | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 18 Comments
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リズム感について

投稿日時:2005年06月05日 00:48
投稿者:Geiger1951(ID:IzKSJzY)
pochi氏書き込みにこんなのがありました。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=20362&page=1&sort=&t=

>> 英語には英語のフランス語にはフランス語の独逸語には独逸語の夫々の言葉に応じた音楽が有るんだと思うのですが、如何でしょうか?
+++
ヴァイオリンを馬の尻尾でコスってる我々は往々忘れてしまいますが、その点歌の人は勉強会開いて韻律なんかおベンキョします。
http://www.bekkoame.ne.jp/~mann1952/lied/rythm.html#rythm-index
ドイツ音楽やるんだったら
Iambus Trochaeus Daktylus Anapaestus
なんて奴を知るべきだって話になる訳でしょうか。
西洋音楽のリズム感についてご意見お寄せください。
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Re: リズム感について

投稿日時:2005年06月05日 01:17
投稿者:pochi(ID:MmkmByU)
Prosodyは、電脳言語認識の基本です。理論は音楽から敷延して考えられて居ります。
[20832]

Re: リズム感について

投稿日時:2005年06月05日 08:37
投稿者:Geiger1951(ID:IzKSJzY)
http://iipl.jaist.ac.jp/research/prosody/prosody_for_recog.html
>> 近年、連続音声認識・理解の対象は、明瞭に発話された朗読音声(read speech)から、より自然な発話(spontaneous speech)へと移行しつつある
+++++
ご教示ありがとうございます。
[20834]

Re: リズム感について

投稿日時:2005年06月05日 11:09
投稿者:Geiger1951(ID:IzKSJzY)
kokukirinさん書き込み:
>> アクセントのある言語の歌曲においては、アクセントのある音は強拍あるいは少なくとも拍の頭に来るように作られています。歌曲でない旋律でもアクセントのように強拍をしっかり意識した練習が必要
++++
これは非常に大切な指摘です。
[20845]

Re: リズム感について

投稿日時:2005年06月06日 06:38
投稿者:pochi(ID:MXmTllA)
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Re: リズム感について

投稿日時:2005年06月05日 08:37
投稿者:Geiger1951(ID:IzKSJzY)
http://iipl.jaist.ac.jp/research/prosody/prosody_for_recog.html
>> 近年、連続音声認識・理解の対象は、明瞭に発話された朗読音声(read speech)から、より自然な発話(spontaneous speech)へと移行しつつある
+++++
ご教示ありがとうございます。
は、単語の組合せによって発声の仕方は違ってくる。更に、フレージングを長く取れる様に改良している。音楽と同じです。電脳の速度が速くなったので、分析可能に成った部分が大きいと単純に考えて貰っても構いません。

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Re: リズム感について

投稿日時:2005年06月05日 11:09
投稿者:Geiger1951(ID:IzKSJzY)
kokukirinさん書き込み:
>> アクセントのある言語の歌曲においては、アクセントのある音は強拍あるいは少なくとも拍の頭に来るように作られています。歌曲でない旋律でもアクセントのように強拍をしっかり意識した練習が必要
++++
これは非常に大切な指摘です。
独逸物は明瞭なのですが、仏蘭西物は独逸物ほど明瞭では無く、子音の使い分け、母音の延し方のズレを研究する必要があると思います。

「歌曲でない旋律」だからといって歌との関連性が無い音楽は稀です。舞踏からイメイジされる音楽も多いと思います。

音楽を聴くときに、恰も音声言語認識電脳プログラムの様な聴き方をして居ると、頭が狂いそうに成ります。然し、楽譜を見るとき、何処に強勢が有るのかを意識しないで読むのは徒労だと思います。

ココで考え始めたのが、一拍を更にリズム分割する事です。細かくリズム分割する事に依って、言語的な感覚の強勢の場所が見えて来る様に思い始めました。有り得ない場所での強勢を入れて仕舞う事が非常に少なくなります。3分割の音楽の場合、多くの日本人は苦手な傾向が有る様に思います。偶数拍子の音楽でも3分割が基本になる場合が結構有る様に思います。

言語的リズムが基本的に2拍子(井上ひさし)で、強勢が音程の日本語を母国語とし、文化的に米国の大衆文化の植民地である日本に於て、クラシック音楽的リズムの感性を無意識に体現するのは非常に困難だと思います。

アクセントには様々なボウイングによるアタックの仕方が有りますので、取りあえずイメイジとしての「マミムメモ」を提唱しているのです。

御参考になれば、、、。
[20849]

Re: リズム感について

投稿日時:2005年06月06日 11:49
投稿者:Geiger1951(ID:FHMidWg)
http://fstrings.com/board/index.asp?id=17866&t=
「どこまで弾けたら中級者」
で ma-- V.S. ta--
議論がありましたが、単なるアタックの習得法と言うにとどまらない問題を含みますね。
正しいリズム感を音に移す為に弓のアタックの技術がある。
"技術V.S音楽"という対立図式が無意味である証拠だと思います。
[20898]

Re: リズム感について

投稿日時:2005年06月08日 02:31
投稿者:kokukirin(ID:NhZTMkE)
リズムは私にとってはとても興味あるテーマです。
弦楽器奏者は一般的に管楽器や鍵盤楽器に比べ、リズム感が悪いように思います。ベートーベンの第7交響曲第1楽章など。もっとも、これは正しいリズムで弾いている演奏自体少ないですが。

リズムという言葉は、たとえば昼と夜の交替、眠りと目覚めの交替、呼気と吸気などにも使うことから、リズムは二極性、その交替がその根本要素と思います。
つまり、長い音と短い音の交替がリズムの構成要素ですが、さらに強い音と弱い音、明るい音と暗い音、高い音と低い音、集中と弛緩など交替も広義のリズムと呼んでよく、音楽の生命ともいえるものかと。
(抽象的な内容で失礼します。)
[20906]

Re: リズム感について

投稿日時:2005年06月08日 12:20
投稿者:Geiger1951(ID:FHMidWg)
kokukirin氏の把握はその通りでしょうね。
強拍と弱拍を
「集中と弛緩」と表現し、
「緊張と弛緩」としなかったところは流石です。
強拍は弓のアタックを伴いますが、同時に必ずアタック直後の脱力を伴うと私は考えています。
4分の4なら1と3は充実した響の丸いアタックをつけますがそのアタックの響の中で必ず脱力すべきです。
1(脱力)2--3(脱力)4--
アマオケなどで強拍の音符価値を心持長目にすべきを反対に短くしたりは、この強拍に於ける脱力ができていないと思います。
日本人のメヌエットが垢抜けないのも同じ理由と思います。
1(緊張)2--3-- とやってはいけない
1(脱力)2--3-- とすべきでしょう。
飛行機が失速寸前にもっとも操縦性が高まると同様、ボウイングも脱力状態がもっとも自由度が高い。あれあれスコラ哲学はこれくらいで切り上げないと‥‥
[21046]

Re: リズム感について

投稿日時:2005年06月15日 03:11
投稿者:kokukirin(ID:NhZTMkE)
Geiger1951 氏の紹介ののbekkoameのサイトはとても興味深いですね。参考になります。日本人が混同しやすい言語でのアクセントとイントネーションもきちんと区別していますし。

アクセントは長音になるときもありますが、pochi女史が以前例に挙げたブラームスの第二番のソナタのように、短い音が強拍にくる例もありますね。

サイトの説明ではアクセントをリズムに関連づけているように受け取れますが、リズムに相当するものは、ギリシャ・ローマ詩の韻律法でいう長短短や短短長のリズムだと思います。この辺り、あまり知らないので、これですべてです。
[21047]

音楽的な話ではないですが・・

投稿日時:2005年06月15日 07:09
投稿者:Gotch(ID:JZZ0KYM)
正確なテンポを刻めるか否かは、心臓の鼓動に関係してるという説を聞いた事があります。
つまり不整脈のある人は曲の途中でテンポがヨタってしまったりするらしいです。
割りと正確なテンポ感を必要とするPOPSでも、シーケンサーで打ち込んだような正確なリズムはグルーブ感やノリが出ないのであまり神経質になる問題でもないですけど・・。

リズム感と言葉の関係が話題に上っていたので面白く読ませて頂きました。
これは全く根拠はありませんが、音楽と踊りの関係ってどうでしょうか?
ワルツ、メヌエット、タンゴ・・・音楽形態ごとに独特のノリがあると思いますが、実際その踊りのステップを踏んだ時にどうしても人間の動きに強/弱や早/遅が付いてしまうと思うんです。

『Shall We Dance?』を見ながらふと思った次第です。
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