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教師と生徒 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 13 Comments
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教師と生徒

投稿日時:2004年05月06日 06:15
投稿者:pochi(ID:YXIydw)
http://fstrings.com/board/board.asp?id=10677
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Re: Suzuki Method 批判

投稿日時:2004年05月06日 05:09
投稿者:kirin(ID:MxZzlIY)
一般論で、以前に出た話の繰り返しになるかもしれませんが。

Methodは一種の道具です。ですから、確かに使いやすい使いにくいという違いはありますが、やはり使う人、つまり教師の能力が結果に決定的に関係してくると思います。まずは教師あり、次にMethodの順でしょう。極論すれば、教師が悪ければどんないいMethodでも無理、また、教師が良ければMethodを問う必要はない、ということです。このことを考慮せずに、教師の質を議論しているのにMethodの問題であるとすると勘違いが生じると思います。

子供の教育関係ではそうは思われていなくて、たとえば教育課程を変えれば良くなると単純に考える権力者、それを信じる大人達が多いのです。はっきり言って教育そのものを全く理解していないぼんくらどもです。教師の前に教育課程を置いているのです。しかも使いにくい教育課程にしてしまっています。バカな考え休むに似たりではなく、休むに劣るです。

話がずれてしまいましたが、この違いを前提にすれば、Methodの議論を客観的、論理的に行えると思います。
kirin氏投稿、
全面的に同意した上で批判を加えます。

○芸術の場合、1対1が基本ですが、
 学校教育の場合、1対多です。
 無理が有ります。

○日本の様な階級社会の場合、
 教師と親との意識の乖離が大過ぎると、
 意志疎通が成立せず、
 親に依る教育の監視が不可能に成ります。

○教師はコミュニティーの中で生活するべきですが、
 癒着を防ぐと云う名目で次々と転勤させられ、
 信頼関係を保ち得なくして居ます。

結論
日本では、目的を持った組織は、やがて其の構成員の利便性の為に機能し、目的の為に機能しなくなる。此を制度疲労と呼ぶ。現代日本の学校は、単なる教師の職場であり、生徒を教育する場では無い、権力側にとって、支配構造の一分である。

鈴木も鈴木の先生の為だけに機能して居るのでしょうね。

話は帰って、お経の読めない下手なお坊さんのお経を覚えた門前の小僧は、お経は絶対に上手になるはずが有りませんし、お経は読める様に成りません。
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【ご参考】
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Re: 教師と生徒

投稿日時:2004年05月08日 01:39
投稿者:ジェチカ(ID:MxlTESg)
>私的にはどうかと、、、、日本で言うヒエラルキーの話には、どうも金の話が出てきてあんまり、、、、、徳が高い低いとかそういう階級社会ならうれしいんですが、、、、金あるから上層とか見方は私は出来ません。

イギリスは未だ階級意識の非常に強い国ですが(労働党は一生懸命そのイメージを払拭しようとしていますが)、日本のように階級は金銭の有無では計られていません。全く資産を持たない貴族でも上流、いわゆる3Kの仕事で大もうけする労働者階級でも下流です。その子供達くらいから中流意識(lower-middle)が芽生えてくるとは思いますが。階級を決める大きなポイントは家柄、仕事、教育等様々ですが、メジャーなパブリック・スクールに行っていれば、Upper-middleクラス以上だということになります。イングランドでは7%、スコットランドでは4%の学生がプライベートの教育を受けています。そのなかでメジャーなパブリックスクールに行っている生徒は1%いるかいないか。イギリスでは中流階級でも立派な勲章です。

では現在この国で誰が貴族なのか、、、ロイヤル・ファミリー(国の統治者)の親族、アーミーで功績をあげた人の子孫、ビクトリア時代にコロニアル政策で、または産業革命で大もうけした商人でロイヤル・ファミリーとお近づきになった人々の子孫、高名な政治家の子孫、、、。

とどのつまり、国に忠誠を尽くして他国と戦い領地・植民地拡大に貢献した人と大成功した企業家(お金持ち)でロイヤル・ファミリーの太鼓もちになった人々です。

ある意味、お金のあるなしで決められる階級のほうが健康的だと私は思います。そしてお金があって「上流」だから「上」なわけでもありません。レトリックの問題だと思います。

25歳(さばよみ)の小娘の話としてお聞き流しください。
[12159]

Re: 教師と生徒

投稿日時:2004年05月08日 03:17
投稿者:pochi(ID:J5VnIoc)
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Re: 教師と生徒

投稿日時:2004年05月08日 01:39
投稿者:ジェチカ(ID:MxlTESg)
>私的にはどうかと、、、、日本で言うヒエラルキーの話には、どうも金の話が出てきてあんまり、、、、、徳が高い低いとかそういう階級社会ならうれしいんですが、、、、金あるから上層とか見方は私は出来ません。

イギリスは未だ階級意識の非常に強い国ですが(労働党は一生懸命そのイメージを払拭しようとしていますが)、日本のように階級は金銭の有無では計られていません。全く資産を持たない貴族でも上流、いわゆる3Kの仕事で大もうけする労働者階級でも下流です。その子供達くらいから中流意識(lower-middle)が芽生えてくるとは思いますが。階級を決める大きなポイントは家柄、仕事、教育等様々ですが、メジャーなパブリック・スクールに行っていれば、Upper-middleクラス以上だということになります。イングランドでは7%、スコットランドでは4%の学生がプライベートの教育を受けています。そのなかでメジャーなパブリックスクールに行っている生徒は1%いるかいないか。イギリスでは中流階級でも立派な勲章です。

では現在この国で誰が貴族なのか、、、ロイヤル・ファミリー(国の統治者)の親族、アーミーで功績をあげた人の子孫、ビクトリア時代にコロニアル政策で、または産業革命で大もうけした商人でロイヤル・ファミリーとお近づきになった人々の子孫、高名な政治家の子孫、、、。

とどのつまり、国に忠誠を尽くして他国と戦い領地・植民地拡大に貢献した人と大成功した企業家(お金持ち)でロイヤル・ファミリーの太鼓もちになった人々です。

ある意味、お金のあるなしで決められる階級のほうが健康的だと私は思います。そしてお金があって「上流」だから「上」なわけでもありません。レトリックの問題だと思います。

25歳(さばよみ)の小娘の話としてお聞き流しください。





ジェチカ氏投稿を興味深く読ませて戴きました。英国滞在中の私の印象に略相違有りません。ロンドンの印象は、下層階級(レッドネック)の人々には、亜細亜人に対して暴力的な蔑視が有る事です。大英博物館には、各国から略奪した宝物が収蔵されています。夜の地下鉄は恐ろしくて乗る気持ちには慣れませんでしたが、仕方なく乗った事も有ります。

米国は英国(欧羅巴)の階級制からの自由、投資の自由を求めてメイフラワー号で死人の肉を貪り乍たどり着いて、後年、フィラデルフィアにて建国宣言を行ったと云うのが白人史です。今でも西部は原住民殺戮のフロンティアであった証に「Back to the East」という言葉が残っている位で、此れを捩ったのがかの有名な「Back to the future」です。

食物選択の自由は米国には、保証されていません。多くの州で法律的には、犬や馬は食べる事が出来ません。犬を飼育して食べようとした越南人が逮捕された事を思い起こします。公園の鳩を食べた越南人然り。そのくせ70年代迄は、インディオ・ハンティングと云って、ブラジルの奥地に原住民を殺しに行くツアーが有りました。銃器店には、首を切った鹿が飾られていたりするのです。北洋鯨は蝋燭の為の鯨油を取る為、生きたまま耳の後に孔を開け、油を抜いて、肉は捨てて居ました。白人のヒューマニズムは、他民族に対しては、ホスピタリティー(施し)で有って、人間として接するものでは無い事を痛感致しました。

そんな私でもヴァイオリンが少し弾ける事は多いに役に立ちました。取り敢ず共通の言語で仲間に入る事が出来ます。問題点は、英国人の多くは、殆ど数学が出来ない事です。銀行員とて簡単な引き算が出来ません。異常に時間が掛かります。3桁の掛け算が出来る人は、インテリの部類に入るでしょう。勉強なんてしないでも、旧植民地からの収奪で、充分に生計が成り立つ様な仕組みが出来上がって居るのです。

白人にとって階級制から解き放たれた米国は、更には、安い労働力であるアフリカ人を商品として輸入し、新しい肌の色に拠る階級制を打ち立てました。安い労働賃金で経済発展を遂げます。自国の経済状況が悪くなると、白人以外の民族の責任や、他国の責任に転化し、米国式拝金教のミッションをミサイルで行うのが新古典主義と云われる経済学です。

社会構造を様々な角度から観る事が出来た私は、西洋伝統音楽が、彼等の神を崇める為、彼等の権威を高める為の道具に過ぎないのでは無いかという深い疑念に捕われました。と同時に一切のステイタスを捨て、乞食を始めたのです。

私は日本で、中学受験をし、受験生なら誰でも知っている有名私立高校(単性別)に通いました。大學は御想像に御任せ致します。大學の4年間は、本を読むかヴァイオリンを弾いて居るかの暮らしでしたので、一切勉強した記憶は有りません。まあ、何と無く日本以外の場所も見て置こうと思って旅立ったのですが、お金を持って居なかったので、苦労しました。日本の教育が数学以外全く役に立たないと実感したのはこの頃です。各国の歴史書を読むと、正に時の政府に都合の良い事が羅列されて居るのに吃驚致しました。

今日の所は此の辺りで、、、失礼致します。
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Re: 教師と生徒

投稿日時:2004年05月08日 04:10
投稿者:kirin(ID:MxZzlIY)
このところのスレッドにしては珍しく発言が一挙に増えたのにびっくりです。

pochiさん>
> 仏教の教典は、ブッダの死後500年間で編纂されたと云われて居りま
> す。その間に錬磨され、音楽的コードが形成されて云ったと考えられます。

コードという意味は、音楽のことではなく、価値を持った記号列、というような意味です。他の記号に一対一で置き換えても価値は変わりません。仲間内ではこの言葉で通っていますので、使ってしまいましたが、誤解を生んだかもしれません。経は本来は書かれたものではなく、暗記され、口頭で伝えられたものでしたね。そういう歴史からは、価値ある記号列というものが付加された可能性は確かに考えられません。

蓮の花とlightは抽象名詞ですが、pochiさんのつっこみですね。

クラドニ図形はおっしゃる通りです。一般化すれば、波動が形を形成する、という原理です。量子力学の波束の収束にもなんか似てますよね。新作楽器では、当然ニスはこれによって変化するわけです。(また、別の話になってしまいましたが)
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Re: 教師と生徒

投稿日時:2004年05月08日 12:42
投稿者:pochi(ID:J5VnIoc)
な~んだ、記号論か、、、
議論は70年代迄に終わっています。流行りましたよね。
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Re: 教師と生徒

投稿日時:2004年05月07日 02:56
投稿者:kirin(ID:MxZzlIY)
pochiさん>
>日本では、目的を持った組織は、やがて其の構成員の利便性の為に
> 機能し、目的の為に機能しなくなる。此を制度疲労と呼ぶ。

要するに、我がままで我が身しか考えられず、他者には価値を置かない、ということでしょうか。
教育は一対一であるか、一対多であるかに関係なく、教師は生徒からも多くを学ぶことができるものです。他人に尽くすことが自分のためになるということを理解できる場であると思います。日本の教育は、よく言われるように、ぼんくらどもが、大衆が自分で思考したりしないようになんとかしてダメにしようとしていますが、名もなき優れた教師が水面から顔を出す蓮の花の如く(You are the light of the world.)、かろうじて支えているのです。

お経には、その昔ある種のコード(キー)が隠されていたのではないかと思います。とすると、それは意味が不明でも文字を追うことで、あるいは音声が不正確でも読み上げることで、ある種の効果が期待できます。思うにその原理は、バイオリンのクラドニ図形の形成原理と同じで、たとえば文字の繰り返し周期が作るリズムが精神に調和的に働きかけ、ある形を内的に形成するというものではないか、と思います。聖書もコード化されていたかも知れませんが、後世による改ざんの痕跡があるので、この意味のコード化という点では、ヘブライ語の旧約聖書でも今はその効果はないかと思います。

みなさん、突拍子がないことを申し上げてすいません。読み流して下さい。
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Re: 教師と生徒

投稿日時:2004年05月08日 04:10
投稿者:kirin(ID:MxZzlIY)
このところのスレッドにしては珍しく発言が一挙に増えたのにびっくりです。

pochiさん>
> 仏教の教典は、ブッダの死後500年間で編纂されたと云われて居りま
> す。その間に錬磨され、音楽的コードが形成されて云ったと考えられます。

コードという意味は、音楽のことではなく、価値を持った記号列、というような意味です。他の記号に一対一で置き換えても価値は変わりません。仲間内ではこの言葉で通っていますので、使ってしまいましたが、誤解を生んだかもしれません。経は本来は書かれたものではなく、暗記され、口頭で伝えられたものでしたね。そういう歴史からは、価値ある記号列というものが付加された可能性は確かに考えられません。

蓮の花とlightは抽象名詞ですが、pochiさんのつっこみですね。

クラドニ図形はおっしゃる通りです。一般化すれば、波動が形を形成する、という原理です。量子力学の波束の収束にもなんか似てますよね。新作楽器では、当然ニスはこれによって変化するわけです。(また、別の話になってしまいましたが)
は、博士論文だったら、6点減点免停です。
修士論文なら、オカズを付ければ通るかも知れない。
立派な学資論文の命題です。

電脳工学すると、記号論は総覧しないといけないので、、、
純粋な電脳工学も私の専門分野では有りませんよ。

失礼。
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