ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web
ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web

bow frog cover | ヴァイオリン掲示板

ヴァイオリン好きのための情報サイト ヴァイオリン・ウェブ
楽器・付属品 8 Comments
[30262]

bow frog cover

投稿日時:2006年11月06日 01:02
投稿者:浪速人(ID:IRhTIHg)
弓を毛替えに出したところ、 bow frog cover なるものを薦められました。刻印が磨耗で判読不能になると弓の値打ちが下がるので薄い皮の保護膜を貼るのだそうです。日本では見たことがないのですが、どなたか試した方おられますか?私はドライスキンでかつ汗かきなので滑る感触になると嫌なのですが、グリップ性や重量バランスへの影響など、宜しくお願いします。
[30264]

Re: bow frog cover

投稿日時:2006年11月06日 02:18
投稿者:pochi(ID:IzM5QwA)
弓を左手で持つ人には非常に有効だと思います。
なんとなく私は好きではありません。

自分の弓に張った事はありませんが、張ってある弓を
暫く使っておりました。触らない部分なので、グリップ
には影響がありません。バランスは剥がさなかったので
比較できませんでした。
[30272]

Re: bow frog cover

投稿日時:2006年11月07日 03:18
投稿者:浪速人(ID:IRhTIHg)
pochi さんありがとうございます。入手した時から印影が薄かったので過去に左利きの人が使っていたのかも。

店員が見せてくれたのは通常の皮巻きの延長のようにスティック全体を覆うような感じ(もちろんフロッグのスライド部分は除いて)でしたので、グリップや重量バランスに影響するのかなと思いました。

Netで似たのが見つかりました。真ん中の弓です。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~koga-gen/bowtop.htm
[30273]

Re: bow frog cover

投稿日時:2006年11月07日 06:43
投稿者:pochi(ID:IzM5QwA)
浪速人氏御紹介の弓は、滑り止め用の革であって、
名前の刻印保護用では無いと思います。
私はチョット滑ったほうが好きなので、張りませんが、
好き好きだとおもいます。

バランスが変るかどうかを確かめたいのなら、
スクリューにセロファンテープを巻き付けて、感覚的に
どのくらい変るか、確かめてみれば良いと思います。
2重巻で実際に行うと、変った様な変らないような
微妙なところです。
4重巻なら変ったことが解ります。
慣れればバランスが少し変わっても大丈夫だと思います。

私が使った保護用の物は、薄い透明な革が刻印の上に
張ってありましたから、上から銘が読めました。
[30279]

Re: bow frog cover

投稿日時:2006年11月08日 03:33
投稿者:浪速人(ID:IRhTIHg)
pochi さん、情報ありがとうございます。店員が薦めてくれたのは滑り止めの皮グリップで摩滅も防げるということだったのかもしれません。ヒヤリングが苦手で細かいところが聞き取れませんでしたので。長年触りなれた木の感触から皮へというのは本番でのリスクを感じます。

確かに磨耗を防ぐだけならカバーは stamp の上だけで良いし、それならグリップへの影響は無い。また透明でないと銘が隠れるわけですから売り物になりませんね。

重量バランスについてのコメントありがとうございました。実験してみます。
[30282]

Re: bow frog cover

投稿日時:2006年11月08日 22:54
投稿者:コクシネル(ID:NjFjmDA)
私のメインの弓は、指があたる部分全面が革で覆われています。 それは以前別件で修理に出した時に、スティックが磨耗して角が取れてきているので、これ以上の磨耗を防いで今後も長く使うためには、革を貼った方がいいと職人にアドバイスされ、お願いしました。 つまり銘の磨耗を防ぐためではなく、スティックそのもの磨耗を防ぎ、弓を長持ちさせるためです。 その後の使い勝手は全く問題ありませんが、当然のことながら、銘は全く読めなくなってしまいました。 古い弓では、ある程度仕方ないのかもしれません。
[30318]

Re: bow frog cover

投稿日時:2006年11月13日 13:21
投稿者:浪速人(ID:IRhTIHg)
コクシネルさん情報ありがとうございます。2種類あるのですね。一つは刻印ふくめたスティック・グリップ部全体をカバーし刻印とスティックの磨耗防止と滑り止めを兼ねた皮巻き、もう一つは刻印のみを保護する透明な皮の保護膜。

今日気がついたのですが、スタンドパートナーの弓もグリップ全体に黒の保護皮が貼ってありました。銘は隠れていますがフロッグを外した内側に刻まれているそうです。さらに薬指が触れるスティック上部が凹んでいました。まさに点滴、石をも穿つですが、100年前後の使用でスティックがそんなに凹むのでしょうか?入手先の工房の主人が保護皮の貼り付けを強く薦めたそうです。

弓は消耗品と言われますが楽器を長く使うには磨耗しないよう傷つけないよう、いたわる必要があるようです。
[30342]

Re: bow frog cover

投稿日時:2006年11月14日 20:01
投稿者:コクシネル(ID:NjFjmDA)
以下補足です。

>さらに薬指が触れるスティック上部が凹んでいました。

おそらく、薬指ではなく小指が触れる部分だと思います。 私の弓でも、その部分の革が既に磨り減っています。 

>100年前後の使用でスティックがそんなに凹むのでしょうか?

弓の持ち方にもよるのでしょうが、弓をごく軽く持った場合、小指には支えの圧力が結構かかっているように思います。 また小指はボーイングの最中にスティックから離れることもあり、つけたり離したりすることで、余計減るのかもしれません。
[30366]

Re: bow frog cover

投稿日時:2006年11月17日 10:24
投稿者:浪速人(ID:IRhTIHg)
コクシネルさん追加情報ありがとうございます。スティックの磨耗する部分や程度は持ち方や弾き方によって個人差があるようです。くだんのパートナーは右手3,4指の触れる部分といっておられました。次回毛替え時に私も試してみようと思います。

ところで話変わりますが、別の弓の毛替えのついでに2006 クレモナ展を見てきましたのでレポートします。

イタリア新作40本ほどが1階の2部屋に展示されており価格は、$10k-$20k (120万円ー240万円)。数本弾いてみましたが、どれも音が大きいが鋭く肌にあいません。

3階の店主のオフィスには1-2ランク上のイタリア製が30本ほど。手の届きそうな$20k-40k レンジでは Antonio Sgarbi, Rome 1934 と Giovanni Cavani, Spilamberto 1890 が深みのある音で比較的良かったです。前者はA 線が、後者はG線が比較的弱い感じで、今使っている楽器と較べると欠点のみが目立ちました。店主によればいずれも調整で改善されるとのこと。ほかには$50k-70k で Marino Capicchioni Rimini 1961があり、これは日本でもポピュラーなんだそうです。

$100k 超えの Santo Seraphin, Venice 1734, Stefano Scarampella Mantova 1917 は展示3日目までに売却済み。最も高価な Giovanni Battista Rogeri, Cremona 1671 は試奏できました。甘い上品な音色で良く響きます。開放弦を弾いただけで違いがわかります。室内楽向けでパワー不足と感じたので店主に尋ねると、ホールでは良くproject するとのこと。欲しいですが家を売ってようやく買える価格です。

チェロでは Carlo Antonio Testore, Milan 1721 を別の方が試奏、軽く弾くだけで朗々とした響きです。 $200k-$300k レンジと思われます。

12月2日までやっています。午後2時以降が空いているようです。各部屋試奏用の弓は1本しか置いていませんので順番待ちは有り得ますが他人の弾いたあと自分も弾いてみるということが可能です。人によって鳴り方が違います。選択眼を養うという意味で大変勉強になりました。興味ある方は kerrviolins.com を覗いてください。