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Dominant Pro | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 11 Comments
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Dominant Pro

投稿日時:2021年03月06日 00:23
投稿者:PI(ID:FREJhXg)
ThomastikからDominant Proという弦が新発売?されたようですが、どなたかもうお試しになった方はいらっしゃいますか?
"ドミナント"プロというだけあってやはりドミナントに似ているのでしょうか?
ドミナントの張りたてのジャリジャリ感と低寿命なところは似ていないのであれば是非試してみたいなと思いますが…流石にパッケージデザインを変えただけの限定デザイン!なドミナントだったりはしないですよね(笑)

情報、感想等、未使用の方からも書き込みお待ちしております。
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【ご参考】
[54193]

Re: Dominant Pro

投稿日時:2021年03月06日 12:09
投稿者:べるぼ(ID:cHAml3A)
こちらのお姉さんが ドミナントプロ vs エバピラッチ緑 を弾き比べて
公開されています。

Iphone11にそこそこのマイクで録音されて違いはわかります。

私はこれを聞くとドミナントプロが好きになりそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=Bo-X2-mJsjo

ご参考まで。 
[54194]

Re: Dominant Pro

投稿日時:2021年03月11日 02:38
投稿者:あい(ID:InmTdyM)
とてもいい企画ですね。すげーと思いました。

どちらも良い音ですが、この映像の音だとエヴァの方がセッティングが
合っていますので、弾きやすそうに感じました。音は、proの方が瞬発力
があるようですね。ドミナント系らしい健康的な音で私はとても好きな発音です。
エヴァは発音が実はあまり良くないと私は感じています。初速がもこもこしている
んです。1mmの1/10くらいの隙間に空気が入っている感じです。たぶん、弓の
力が弦に届く何かの隙間に、空白の物質があるような感じでそれが何なのか
よくわかりませんが、とにかくそんな感じです。ガット系と同じのような発音が
出来ますが、その空気の分、違和感を覚えます。

映像のような単音だけでなく、連続する重音などの弾き比べをしていないので、
聞いた感じの組成からはなんとも言えないなあ。が率直な感想です(なんとなくわかりますが)。
[54195]

Re: Dominant Pro

投稿日時:2021年03月14日 01:36
投稿者:あい(ID:NRZHGXI)
ドミナントプロを試しました。まだ、考えがまとまっていないというか、
明日どんな変化をしているかをみてから感想をしますね。

ピラストロ社とトマスティック社の弦の差は、今から30年くらい前に戻り
シノクサとドミナントの弦の差なんですよね。その後、インフェルド赤青が出て
エヴァが出て、オブリガードが出て、その後色々出て、新しい弦が出ても
そのうち買わなくなって。。。
2社のどちらが良いか悪いか、合っている合っていないは各自判断することとして、
シャープな作りはピラストロ社。幅を利かせた作りはトマスティック社なんです。

そこで思うのは、弦は楽器全体の何%の影響を与えているかということなんですが、
私は40%くらいかな?と感じます(多いともいえるし、少ないともいえる)。
私は弦以外のパーツやセッテイングの方が影響力があるかな?と感じています。
が、4本ある弦の内、1つの弦には楽器全体の甚大な影響を与える弦(EかAかDかG)
があるとも思います。あまりに多い変数を感じ取りながら試行錯誤するのが弦楽器なん
だと思います。
[54196]

Re: Dominant Pro

投稿日時:2021年03月16日 23:19
投稿者:あい(ID:GCE2RlY)
手短に書きます。

音の響き方が独特ですが、それは小さい話だと思います。
この弦は、通常のドミナントとヴィジョンソロの間に位置する
弦であると感じました。

ドミナントの張力は、ガット系の弦に近いので、とても弾きやすいんですが
演奏曲が難しくなると、楽器によっては思った通りに音が出ないことが
あります。理由は様々考えられますが、一番の理由は張力が足りないため
です。張力が足らないというよりも、4本全体の張力のバランスと言った方が
正しいとおもいますが、ドミナントプロはその点を改善してあります。
ドミナントプロはそのあたりは良く考えて作られたのか、非常に教科書通り
の張力で、広く使えるものだと思います。

ドミナントプロに限りませんが、セットで使い上手くいったらそれでよいと思います。
が、他の弦を使っていて、たとえばA線だけ他の弦にしている人にも選択枠が一つ
増えたなあと思います。決して悪い弦ではないと思います。感覚だけで書いては
駄目と思いつつ、ドミナントA5.5kg,ドミナントプロA5.55kg,ヴィジョンソロA5.6kg
みたいな感じの弾き心地です。ドミナントは好きだけど、もう少し音を太くしたい
という方はばっちりの弦だと思います。

現在あるトマスティックの弦で、これはいい弦だなあと思う弦は(価格も考慮し)
ドミナント
ヴィジョンソロ
くらいだったので、もう少し時間をかけて判断したいと思いました。
[54198]

Re: Dominant Pro

投稿日時:2021年03月23日 01:08
投稿者:あい(ID:NSUyQBg)
連続投稿すみません。。。


ドミナントプロをはって数日しました。たぶん、安定した状態だと思います。

話がそれますが、ペーターインフェルドが登場した時、(私は)正直あまり使える
弦でないと思いました。感じない程度の化学調味料な味付けはしているし、張力を増せ
ば響くと勘違いしているプレーヤーに向けたものだと思ったからがその理由です。
これは、エヴァにも言えて、あまりにも低弦の張力が強すぎるんです。
低弦の張力が増すと、全体の響きが得られるという商業的な錯覚に麻痺している
と再確認しました。張力が増すとヴィブラートの幅が、小、中、大に使い分けられない
んですよね。

究極の弦などない。どんなに進化が進んでも、その答えなんだと思います。
どこかで我慢して使って、日によりとてもよく響く日があったりで、演奏家は
皆、そう感じながら弾いているんだとい思います。

私が、ドミナントプロの評価をどうしてもしたいと思ったのは、
ドミナントの進化版という点。インフェルド赤青があり、ペーターインフェルド
が登場して、TIやRondoが出て、いよいよのドミナントへの回帰(チョコレート
のエスコヤマみたい。)
ピラストロ社よりもトマスティック社の方が弦楽器への愛情と誠実さを感じた。
というのが理由です。弦の選択は、多くの人がいうドミナントとゴールドブラカットの0.26
だけじゃない。もっと鳴りますよ。本当に。ということ。

オリーブやオイドクサも使い方ですね。現在4つある一つにガットを張っているので、
真剣に考えてしまいます。(弦の使い方はコーヒーのドリップに似ていますが
コーヒーは弦の選択以上にあてになりません。)
[54199]

Re: Dominant Pro

投稿日時:2021年03月24日 07:20
投稿者:横から(ID:IEc0gTU)
みもふたも無いけれど、腕95%.楽器5%です。
弦を変えても変わりないですよ。
[54200]

Re: Dominant Pro

投稿日時:2021年03月25日 00:40
投稿者:あい(ID:QklGVmc)
横から さん

私もそう思います。録音して、たいして音の大まかな感じは変わりません。
(当然、腕に関しても)

しかし、弾いている感じが全く違うので、音を保持したり、ビブラートを気にして
遅めにかけたり、要は感情移入なんだと思いますが、道具により全く違います。
セッテイングのなっていない楽器は5~6分は我慢して弾けますが、30分の
コンチェルトでは無理です。(少なくとも、私は無理です。)

難しい技術の曲は、誤魔化せるポイントが多いのでいいとして、モーツアルトとか
ヘンデルのような曲は上手く楽器が響かない場合、響かせるために音量を落とす
か、弓の速度を上げて(誤魔化す?)弾き方になるから、消化不良になります。
潔く、そういうもんだ!とできる人と、そうでない人は分れると思います。
[54201]

Re: Dominant Pro

投稿日時:2021年03月28日 06:02
投稿者:脇から(ID:NpkldHM)
腕95%.楽器5%は、いろんな人がそう言っているし、
一般論として正しいのでしょう。

しかし下の比較を聞くと、どうしようもないくらいの差を感じます。

2:23あたり
https://youtu.be/fI1N68FNTdc?t=143

4:09あたり
https://youtu.be/fI1N68FNTdc?t=249
[54202]

Re: Dominant Pro

投稿日時:2021年03月29日 01:20
投稿者:あい(ID:NEaCGHY)
脇から さん

いま見たので、詳しい考察ができませんが、一瞬で判断できることを
書きます。前者は弦がどうこうの前に、すべてのパーツを見直す必要が
あると思います。松脂ではないし、弓毛の問題でもないですね。
恐らく、テールピースの素材、その距離、顎当ての種類(ガルネリなのか
サイドバインドのものか、黒檀か)、顎当ての装着の仕方(コルクの使い方)も感じます。
あとは、D線がアルミかシルバーか、アジャスターの種類などを感じます。

後者はおそらく、パーツがすべて決まっていて、優位な立場にある状態
だと思いました。

古い楽器の良さは、ある程度、鳴る音域が誰でもわかりやすいので、パーツ
選びにしても、弦選びにしても時間がかからない。とはいえ、2年は必要
かもしれません。それに比べ、モダンやコンテンポラリーは、変化している
こともあるし、なかなか本性が見えにくいのが事実だと思います。
辛抱強く付き合う必要があると思いますが、弦選びに関しては、1970~90年代
の弦が基準となると私は考えています。
最近の弦の凄さは、提案力です。合えばとても良いが、合わなければ全くダメ
という感じです。

無責任なコメントですみません。が、たぶん、最終的に前者の楽器が鳴ると思います。
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