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弦の基点 - ヴァイオリン掲示板

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このスレッド内のレス一覧

[46914]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 あい [2013/06/02 3:35:31]

pochi さん

最近、楽器はそれなりに鳴れば何でもいいや。と感じます(私は)。
良い楽器は、世の中に沢山あります。しかし、私は本当に良い楽器
に出会っていないのだと思います。(それら本当に良い楽器に
出会ってなくとも、(それなりに)スケルツォータランテラを練習します。)

エヴァの弦を張っても、聞いていて良い音なんてしない。やはり、
ヴァイオリンとは木でできているから、木のしなやかさを使うような
響かせ方でないと、仮にホールに音が響いても、心には響きません。
しなやかな音を出すには、オールドでもモダンでも現代でもすべて
平等だと思います。

オールド楽器が現代やモダンの楽器に比べて決定的に駄目な点は、
重音の精密さが無い点です。どこか、ぼやけるんです。そういう楽器が
(私が出会った楽器には)多いです。まともな3度や5度を取れそうもない
のに、有名だからということだけでオールド楽器を有難がる意味がわかり
ません。(買うならモダンでしょうね)

とにかく、現代の弦(ヴァイオリン)は、実は張力が強いという結果です。
その事実を知らず、今まで弦のチョイスをしていたことが恥ずかしくなり
ました。一時代前の奏者がすべて良いとは思いませんが、少なくとも
(私は)木のしなやかさを無視し過ぎました。pochiさんが仰るよう、コン
チェルトを弾く時はドミナントのmittelのような弦になりますが、それ以外
の演奏では、目の前の人を感動させられるだけの小さな弦だけで十分
だと強く感じます。

[46913]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 pochi [2013/06/02 2:08:09]

あい氏、
最初の主題に戻りましょう。

基準となる弦は、Eudoxaだって何だってよく、自分の使い慣れている弦でよいのでは?

張力は大切なので、強過ぎるな、と思えば、弱めの弦を張り、弱すぎると思えば、強めの弦を張ればよいでしょう。

楽器は正確な音程で弾いていると鳴るようになってくるものですが、あい氏説の通り、弦の選択だけでは難しいでしょうね。

新作で、Gが鳴り難い楽器は、Gのサブハーモニクスを鳴らせば、鳴るようになってきますし、Eはホイッスルを鳴らせば鳴るようになります。行うとどちらも運弓が上手くなります。人口ハーモニクスと組み合わせるとよいと思います。

[46910]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 あい [2013/06/01 3:31:07]

コクシネル 様

オールドの楽器やモダンの楽器がいいいのか私にはわかりません。
私の知る限り、あまりオールドとかモダンの差ではなく、楽器特有の
振動の問題だと思います。

新作の楽器は、楽器のカラーが定まらないので弦のチョイスを
して対処することが多いと思います。逆に、オールドや一部のモダン
は、(たぶん重大な根拠があるのだと思う)一様な弦のチョイスをして、
それで満足いかないときは色んな弦を張るんだと思います。

しかしながら、新作に部類していてオールドのような楽器はあるもの
です。すべて弦の張力の問題だと思います。(E線を鳴らせるように
頑張ることは可能ですが、低弦の鳴らない楽器を鳴らすようなチョイス
は無いと思います。明らかに作りに問題があると私は考えます。)

[46908]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 コクシネル [2013/05/28 21:18:12]

今さらではありますが、弦と楽器の相性というのは全く固有のものです。

私の楽器では、ドミナントよりもエヴァを張った方が、とくに低弦では、はるかに深みのある音が出ます。また実際に弾いている分には、エヴァの張力が特に高くて弾くにくいという感覚もありません。ネットでは色々言われてますが、音色を追及するにしても、先入観を持たずに色々試してみるべきと思います。私にとってのエヴァの欠点は、値段が高いことと、寿命もそれほど長くないことです。

もっとも私も別の楽器(2番手3番手)では、また全然違う弦を張っています。楽器、弓、弦の3者のバランスが取れているときに一番よい音がするのだと思っています。(これらの楽器には、高価な弓も使わない)

音量に関しても、余裕をもって演奏するためには、むしろパワーがあった方がよいでしょう。大排気量の車はエンジンをぶん回さなくても、余裕のトルクで走ります。大は小を兼ねます。私にとっては、音量の方が音色よりも優先度が高いです。音色は自分でいろいろ作れますが、音量の出ない楽器は何ともなりません。

ただオールドの本当の名器は、とても敏感であり、力で鳴らせるものでは全くありあません。私は持ってませんが、弱い弦の方がいいという方々は、おそらく相当いい楽器をお持ちなのではないかと思います。

[46907]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 たく [2013/05/27 18:02:27]

すみません。脱字です。

「上級者は深みのある甘美な音色を有するのはないかと思っています。」→「上級者は深みのある甘美な音色を有するのではないかと思っています。」

[46906]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 たく [2013/05/27 7:41:46]

pochiさん

いつも大事で有益なことについてご説明いただき、また、補足していただきありがとうございます。

実は、家で練習しているときは、pochiさんご提案頂いている楽器をガギゴギいわせる練習方法を実践しております。そうすると、楽器の振動(ねじれ振動・縦方向の振動・表板裏板のうごめき・ネックからの左手から伝わってくる振動等)や弓から弦に伝わる振動、また、ボーイングの返しの時に駒がカク(コクン)と動いている様なこと等が感じられるようになります。少しでも上級者の深みのある音色に近づけないかと思い、練習の最初に行います。数分もすると、楽器が目を覚ましてくれます。練習中ずっとこの方法で練習しますと、疲れてしまいますので、しばらく練習した後、少し圧力を抜いてロングトーンの練習を行います。弓が弦をしっかり捉えていることを感じます。また、「キラキラ」した音がでてくるように思います(自分の耳での判断ですので、でてないかもしれませんが)。

ダイナミクスについてもご説明いただき、早速実践してみたいと思います。

「ギリギリの状態で演奏される」・「それが可能な技術を持っている」←これが、プロとアマの決定的な能力差のように思います。だから、上級者は深みのある甘美な音色を有するのはないかと思っています。ほとんどのアマチュア方の音には「甘美さ」を感じません。

開放弦の1音でいいので、上級者に「おっ」と言われるようなボーイングをマスターしたいものです。

[46905]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 pochi [2013/05/25 4:30:20]

ドミナントのweichよりもEudoxaの方が駒寄りを弾けます。

ヴァイオリンとフルートのRio氏とたく氏が上手く説明してくれていますが、少し付け足したいと思います。

人前では恥ずかしいので、叫き立てる事は出来ませんが、1人で練習する時には、出来るだけ大袈裟に、これでもか、というくらいダイナミクスを付けて練習します。そんな練習をしておいて、本番では、サラサラっと弾きます。とは言っても、大きくてデッドなホールだと反射音を聴く為には、かなり頑張らないと聴こえません。

あい氏がかつて、限界を超えないように弾く、という趣旨の投稿をしていたと思います。ギリギリで弾くのですから、非常に疲れます。ヴァイオリン弾きの習性みたいなものですね。

[46904]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 たく [2013/05/24 7:22:10]

確かに曲の流れや演奏場所等の条件で大音量が必要な場合もあるかと思いますが、固執はしてはいけないと感じています。私にとって、それもよりも大事なのは、音色です。大音量でなくても、適切な音量であればその音楽に対して感動することができます。大音量は私にとっては、びっくりするだけのことです。心臓に悪い。まだ還暦の前ですが、年のせいなのでしょうか。

合奏練習の前で、ここぞとばかりにその日に練習する曲でないのに大音量で音程を外してお披露目する方が多くて困ります。全く音楽性を感じません。その方たちのpを聴いても、ギスギスした音に聞こえます。pでも目立とうと思っていらっしゃるのかと思うほどです。音量ばかりを気にするタイプの人の特徴かもしれません。そういう意味で、意見を述べさせていただきました。

[46903]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 ヴァイオリンとフルートのRio [2013/05/23 21:35:48]

[46899]のpochi氏のご意見は、ヴァイオリンの音量を追求するのが悪いと主張されているのではなく、もともとヴァイオリンはこう言うのものであると述べられているものと思います。私もその点には賛同致します。従って大音量の楽器を求めることを非難したものとは思えません。

モーツァルトのコンチェルトをで200名くらいの聴衆の前で演奏するのは理想的ではあっても、聴衆の需要を満たすには不十分で、大衆化を図る意味で2000人収容の市民会館多目的ホールで演奏するのもやむを得ないことです。それがいやなら、一人あたりの入場料を10倍にするなどの方法を考えないと、音楽家も食べていけないのではないでしょうか。

[46901]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 たく [2013/05/22 9:15:10]

pochiさんの「46899」のご意見に賛同します。爽やかな気分になりました。

大音量に固執して、バイオリンの魅惑的な音色を失っているように感じていました。

ありがとうございます。

[46899]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 pochi [2013/05/22 7:15:10]

2000人収容の市民会館多目的ホールでコンチェルトを演奏するのには、ドミナントのmittelが良いと思います。

でも、ヴァイオリンという楽器は、数10名、最大で200名相手に弾く楽器ではないのか、と思います。10人掛けの長椅子が20個ほど並んでいて、小さなパイプオルガンがある、どこにでもある教会ですね。

大音量で叫き散らすのが、本来のヴァイオリンでは無いと思います。そんな事をすると、モーツァルトのコンチェルトが違う曲になってしまいます。

http://www.fstrings.com/board/index.asp?id=45839#45907
チンパンジー流だと、ドミナント・エヴァ・ピーター・ザイエックスあたりが良いと思います。
http://www.fstrings.com/board/index.asp?id=46804#46853
こちらにテーマ曲があります。反面教師的に毎日弾くのもよいかも知れません。

[46898]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 あい [2013/05/22 1:58:29]

ドミナントのweichはとても良い弦ですが、なんとなく
音色に加工がしてあります。張力が弱く音量がないけど、
(オイドクサに比べ)音色に色付けがしてある分、良いでしょ?
みたいな感じです。

ただ、オイドクサが起点とした訳は、やはりドミナントのweichの
弦の沈みが浅い化学製品のナイロンなんです。所詮。

[46897]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 あい [2013/05/22 1:54:05]

pochi さん

現代の弦の起点はやはりオイドクサです。
ドミナントのweichかもしれないと考えましたが、
どうしてもオイドクサに戻ります。このコメントを
書く上で、色んな事象理由を考えましたが、
一言で済ませるのなら、やはり、現代の弦は
張力が強すぎるから、どれも同じ音色に聞こえる。
という結論に至りました。(大きなホールで弾くことを
基準にしてはいけないということでしょう。)

取り急ぎ、近況をご報告いたします。

[46847]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 ちょいちゃか [2013/04/15 23:46:25]

バイオリンとビオラのキャラクターを考えると、その発想は面白いですね。ガットじゃないなりに試してみます。
音のパレットを増やす意味では、逆のは想をそれぞれの楽器で取り入れる余地もありそうですね。

[46846]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 pochi [2013/04/15 18:26:00]

ちょいちゃか氏、

私が習った∞字運弓は、弦と弓の接点を動かすことを目的に行います。楽器を上下に動かして、水平では無く弾いた時には、∞字運弓でも弦と弓の接点を動かさないで弾けます。副次的に、「抵抗を感じながら同じ接点で運弓するのにとても有効」だと私も思います。

ヴィオラ弾きからヒントを得た奏法としては、下げ弓では少し肘を引き気味にして、駒から弓が逃げていく様に運弓します。その逃げるのを人差し指で保持するように弾けば、ヴァイオリンらしい輝かしい音が出ます。上げ弓では逆ですね。微妙な角度なので、中級までの人にはなかなか出来ません。

ヴィオラは逆で、駒寄りに寄ってくる運弓を薬指で阻止するように弾きます。ヴィオラらしい音が出せます。

いずれもガット弦でないと難しいのですが、試して下さい。

張力なら、D'Addario Zyex thick が最強でしょう。

[46845]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 ちょいちゃか [2013/04/15 17:09:15]

pochiさん
鶏か卵かと言うところがあるかもしれませんが、このところのEvahのstarkのような事例に関して言えば、楽器のほうが先行しているかもしれないな、などと感じました。それほど強い弦は今まで無かったと思うので。

そのこと自体よりも、やはり変化をつけるためのボーイングのコントロールをどう考えるかの方が重要ですよね。
∞字にボーイングを行うことは、抵抗を感じながら同じ接点で運弓するのにとても有効な感じがしますね。やはりガット弦の方がそういう感覚は得やすいのでしょうが。

あまり厚い板の楽器を強い弦と弓で鳴らす、と言うのが行き過ぎると体格の小さい日本人にはとてもつらいことのような気がします。

[46842]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 コクシネル [2013/04/14 22:20:26]

なるほどハイアーチは、一般的には弱い弦でも鳴りやすいのですか・・・
しかし私のメインの楽器は、エヴァの場合でも、E線はスターク(0.27)を張らないと鳴りません。ピーターインフェルドのE線はオーケーです。おそらく調整の問題かとも思いますが、他の弦のバランスがとてもいいので、下手にいじりたくも無いのです。職人さんにも何も問題は指摘されないし・・・ 時間とお金があったら、またオリーブ使ってみるかなあ。

[46840]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 pochi [2013/04/14 20:30:21]

ちょいちゃか氏、

順序が逆だと思います。巻線の登場で、細くて張力の高い弦の作成が可能になったので、それに対応して、楽器が変化した(改修した)のだと思います。産業革命で安価にEの金属線を作る事が出来るようになったのが、ヴァイオリンの構造にも革命をもたらしたのではなかったでしょうか?金属E線の強い張力に対応して最初から作られた楽器の製作者が、Pressenda(1777 – 1854)で、オールドとモダンの分岐点だったと記憶しています。

>まずはセオリー通りのボーイングコントロール
ガット弦は、伸びが一定で無いから、五度が同じ位置では無い、従って、手の形を作り難い事の他、奏者にとって、いい加減な運弓でもそれなりに鳴ってしまう様な気がする、のが、初心者が使うのには相応しくない、と私は思っています。

大人になってから習った師には、弓が駒に対して平行ではない八の字運弓をさせられました。∞(無限大)の形で運弓を行います。ドミンナントでは、今一つですが、オリーブでは上手く出来ます。

∞運弓は、弦と弓の接点を今一つ感じられていない中級の人にも有効だと、私は思います。師は、私に対して、「弦と弓の接点を感じられていない」と思ったから、行わせたのかも知れませんし、誰にでもさせたのかも知れません。

>アーチの高い楽器・・・フラットな楽器に比べて狭いので、
ハイアーチの楽器は、駒の部分での弦の角度が小さくなりますから、必然的に楽器に掛かる圧力は高くなります。張力の低い弦でも鳴りやすい傾向があると思います。また、薄く作っても強度が保てますから、さらに張力が低い弦でも鳴るのではないかと思います。しかし、有効振動面積は狭くなる傾向がありますね。

[46839]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 ちょいちゃか [2013/04/14 11:41:11]

コクシネルさんがおっしゃっていることは、普通に考えると逆に思えます。
アーチの高い楽器は、構造的に考えて、圧力をかけた時に振動する面積がフラットな楽器に比べて狭いので、音を立てて余韻を使って響かせるのが有効なのかな?と考えます。
インフェルトであれば青、エヴァピラッチであればweichなんかが有効なのではないでしょうか?思ってらっしゃるのとは感覚的にだいぶ違うかもしれませんが。。。弓も軽めの方がぎゃくに有効かもしれません。

[46838]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 ちょいちゃか [2013/04/14 11:26:47]

基本的に、モダン以降の楽器はサイズも大きめで板も厚く設定されているものが多いので、テンションの高い弦が出現するのは必然かと思います。
最近の新作は、やたらと厚いものが多いので、そういう弦で裏板をや鳴らす必要が出ているのではないかと思います。
新作がお好きな方も多いですが、実はその鳴らし方の感覚はちぐはぐで、板の薄いアーチの高い楽器を弾くかのような鳴らし方をする方も多いですよね。そうするとアンサンブルでの音作りなどは、全く議論が噛み合わないので、面倒な話になります。
客観性を考えれば新しい楽器は基本一所懸命に弾くもので、変化をつけるのも難しいから必死にコントロールして弾かざるをえないというものだと思います。

ガットは、pochiさんが言うような特性があるのですね。しばらく使っていないので忘れてしまいました。まずはセオリー通りのボーイングコントロールを身に付えたいところではありますね。無頓着に弾く方が多いのも事実なので。
勉強になります。

[46835]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 コクシネル [2013/04/13 20:40:19]

私は軟弱なので、エヴァかピーターインフェルド使います。張ってすぐに使えるのがよいのです。昔はガット使っていたのに、今ではドミナントが落ち着く期間も待てません。もっとも楽器がややハイアーチで鳴らしにくいので、強い弦が必要なのかもしれません。

[46833]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 あい [2013/04/13 2:50:36]

連続投稿すみません。

昔の弓は現在の弓よりもはるかに短いです。長い弓を使うのは上級者
であるという時代です。私は、古の物が基準だとは考えませんが、少な
くとも客観的に言えるのは、短かった弓が現代では長くなった事実は
歴然としています。

弦の張力も同じで、昔は現代よりもはるかに弱いものです。
つまり、現代の楽器は現代のものでありながら、いくら強化された
とはいえ、かつ、いくら商業ベースがあろうとも、楽器を使用する上で
限界っていうものもあると思います。

弦選択すべてにおいて、初めにの位置に戻れる基点とは、どこに
あるんでしょうか。張力を増せば、おのずと弦の太さも変化し、
そこに金属の巻き線で補強がされます。(現代の巻き線は最高です。
”ささくれ”にならないので。)

[46832]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 あい [2013/04/13 2:08:52]

上手くかけるかわかりませんが、思いつくまま書きます。

このスレットを立てた背景として、現在、4つの楽器をお預かりして
いて、どの弦がいいのかな?と本気で考えていました。私の楽器じゃ
ないから、ドミナントでもはればいいかな〜?と簡単に考えていた
のですが、ある楽器にドミナントのミディアムをはると、なんか変なん
です。ドミナントのスタークのような窮屈な弾き心地と音になりました。

あら?ドミナントのミディアムって、こんに強い弦だっけ??と思い、
すべてWeichを張りました。すると、すべての楽器で同じ結論に至り
ました。それは、ドミナント、インフェルド等、広く皆様に使われている
弦は、実は非常に張力の強い弦であるということでした。(例えば、
オリーブの硬巻G線1/2より、ドミナントのWeichのG線の方が張力は
若干強めですね)
だからといって、Weichが最高だなんては思いません。A線はドミナント
のミディアムに交換が必要な楽器も、今日判明した事実もありました。

本件スレットの「弦の基点」とは、ドミナントのWeichを推奨するための
ものでは決してありません。ただ、私が感じた・思った内容は、以下に
なります。

@ヴァイオリンの弦の話であること
Aどのメーカーの弦であろうと、張力が強い弦を基準にして、セッティング
 しては駄目なこと
B基準たる弦がドミナントだろうとオリーブだろうと、きっとスタートすべき
 位置(基点)があるだろうこと(メーカーの基準は明らかに商業的だと
 思います。)
C広く普及されている有名な弦は皆、(実は案外と)強い弦であること
Dピュアガットからみれば、オイドクサもオリーブも、どことなく金属っぽい
 音であること(極論ですみません)
E最低限の意味で、鳴らない楽器にどんな弦をつけても(たぶん)あまり
 変化しないこと
F簡単に音が出る楽器はどんな弦でも対応できるが、音色に面白みが
 ないことが多いこと
G張力という概念は実は非常に重要で、音量を出すにはそれなりの
 腕力(弓を軽くして沢山使うことも含む)が必要であること(だからと
 いって、張力が弱い弦が常に良い訳ではないこと)

今日感じたことは以上です。

[46831]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 ご参考 [2013/04/13 0:17:42]

チューニングを10Hzぐらい下げる。

[46828]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 pochi [2013/04/12 22:31:42]

ちょいちゃか氏、

その通りです。セオリー通りならドミナントでも対応できます。

[46826]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 ちょいちゃか [2013/04/12 21:02:08]

>>弦は、指板寄りでフォルテ、駒寄りでピアノを出せる(出し易い)かどうか、だと思っています。

これはセオリーと逆の意味で、ということですか?

[46825]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 pochi [2013/04/12 6:58:36]

意見がやはり違います。オリーブは、強化型オイドクサだと思います。煌めきが付加されます。生ガットになると、理想的な魂柱の位置も違うのではないかと思います。

弦は、指板寄りでフォルテ、駒寄りでピアノを出せる(出し易い)かどうか、だと思っています。

指板寄りで弾いた時、弦が振動するのが弓の動きによって振動の中心がずれます。テンションの違いは、このズレを使えるかどうか、だと、私は感じています。

発音に依っても違うのですが、どれだけ弓圧・弓速の変化を付けられるか、どれだけ駒寄りから指板寄りまで使えるか、というのが弦によって違うので、なるべくこれが幅広い弦が良いと、私は思っています。ドミナントは、ある一定の弓圧・弓速、丁度良い場所で弾くと、素晴らしい音が鳴るのですが、弓と弦の接点は同じで、弓圧を軽くしておいて弓速を上げる、なんて事が難しいと感じます。イリヤ・グリンゴルツがよく使う手ですね。

私は19歳のジョシダイセイですが、永年弾いていると、素直に音を出すだけではなく、首を絞めて音を殺した様なくぐもった音を効果的に使いたくなります。そんな時にもドミナントは今一つで、オイドクサが有利だと感じます。

弦によってヴィブラートの掛かりも違いますね。押さえ方の強弱でもヴィブラートに成っているからだと、思います。

[46824]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 あい [2013/04/12 1:32:51]

基点たる弦はオイドクサかオリーブだと思います。もしくは、ミルシテイン
やハイフェッツが使っていたガットかも知れませんが、私の意見として、
どんな響きの弦なのか?よりも、どの程度強い弦(張力という意味)な
のか?だと感じています。結論は出ていませんが、過去の巨匠において、音量はあまり無かったと思えます。音量よりも迫力感なのかな?と推察
しております。

誰が一番優れているか?など決めたいとも思いません。それよりも、
どんな曲でも弾けるようにと考えるばかりです。(支離滅裂な発言
ですが、雰囲気だけは伝わるでしょうか)

ちなみに、イリヤ・グリンゴルツの演奏には巨匠性を感じます。すごい
若者だなあと感じるばかりです。ただ上手いんじゃないとは、こういう
演奏なのだと思います。(弦批判コメントをしたいとは思いませんが、
エヴァ弦を使っている奏者のほとんどが、音がクリアーに汚く濁ってい
ます。たぶん、弦のせいだと思います。)

[46820]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 pochi [2013/04/11 5:35:12]

あい氏の意見は、ドミナントによる大音量指向が潮流となってから、言い尽くされていると思います。日本人にもあい氏と同じ観点で、ドミナントのweichを推奨している(た)先生もいます。具体名を挙げるのは避けます。

私は少し意見が違います。弦は発音の瞬間、伸びるモノだ、と思っています。この伸びを上手に使って弾くのがヴァイオリンだと思うのです。ところが、コレルリアライアンスヴィヴァーチェやドミナントはほとんど伸びません。金属弦はさらに伸びが少なくなります。弾き方が少し変わると思います。

発音の瞬間に伸びるから、様々な子音を駆使出来るのであって、伸びなかったら一定の発音しか出来ないように思います。

そんな観点では、ドミナントのweichの張力が低くても、基準と成り得る弦には相当しない、と思っています。

コンチェルトのソロを弾くのには、音量が求められるので、ドミナントが流行るのも無理はないと、思います。

もう一つは、音程にあると思います。弦が不均一に伸びるから、弦の共鳴なんかでは、正確な音程が取れる筈がないのですが、現代の弦は良くできているので、弦の共鳴でほぼ正確な音程が取れてしまいます。そんなのに頼った音程の取り方をしている人が多いので、表現力に制約があるように思います。ヒラリーハーンとギトリスの違いです。この掲示板でも散々議論が行われました。

[46819]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 あい [2013/04/11 2:41:47]

何が言いたかったかと冷静に考えると、張力のあまり強くない時代に
様々な曲が作られて演奏をしてきた事実に対し、現代の演奏は昔より
はるかに張力の強い弦で、つまり、大音量で演奏していることで、
重要な何か?(たぶん巨匠性に関係するのだと思う)が希薄化してい
ると、私は感じます。私が勝手に思うことかもしれませんが、演奏に幅が
明らかに無くなったと感じます。原因は弦にもあるかな?と感じて投稿
しました。最新の弦を使いこなせていないというか、使いこなすだけの
技術はもとより理解が足りないせいだと思いますが、最新の弦には
魂を作る絶対的な何かが明らかにないと思います。

[46817]

Re: 弦の基点

[雑談・その他]
 pochi [2013/04/10 16:06:31]

あい氏にとって、弦の基準たる弦(弦の基点)がドミナントのWeichでも、何の問題もありません。

私は、歴史的・経験的に、Eudoxaだと思っています。

万人にとっての、弦の基準たる弦(弦の基点)が存在するのかどうか疑問です。

[46816]

弦の基点

[雑談・その他]
 あい [2013/04/10 2:54:36]

いまさらですが、弦の基準たる弦はドミナントのWeichではなかろうか
と、本気で考えています。商業商品たる様々な弦は、意外と楽器の
能力以上の仕事をしているように思えます。それ事実が良いのか悪い
のかわかりませんが、真実が知りたくなりました。コアがガットなのか、
ナイロン他なのかは、実は取るに足らない議論に思えます。

無理やり響かせたビブラートが美しいのかどうかを考えるようなもので
すが、眼の前の1人を感動させるに足る弦は、ドミナントのWsichかもし
れないと本気で考えています。(この弦は柔らかいんじゃない。主張が
ないように感じるが、実はシャープで暖かい。楽器と対話しているようだ)

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