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譜面について | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 35 Comments
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譜面について

投稿日時:2013年04月05日 15:57
投稿者:よっしゃハイフェッツ(ID:ZYSTAHA)
はずかしながら譜面が読めません。
読めないというのは、譜面をみても頭の中で音がなりません、つまり歌うことができません。
手元に楽器があれば、初見でも一応譜面をみて弾いて音を出す事はできます。ここではじめて音を把握できます。

ちなみに耳で聞いたメロディーは、ヴァイオリンで弾けます。
ヴァイオリンで弾ける曲は、譜面に起こす事ができます。
しかし、譜面をみても頭の中で音がならないのです。
つまり、
 音⇄ヴァイオリン⇄譜面
のように、ヴァイオリンを介してしか、譜面と音が結びついていないのです。

ちなみに小1からヴァイオリンを習っており、主として鈴木教本(レコードはフル活用です)で、カイザー、シェヴシック、ホーマンなどを併用してました。ソルフェージュもやっていました。

 そこで、皆様に、
 ・効果的なトレーニング
 ・もし今更無理ということなら、過去の何が問題だったか
 などを教えていただければと思います。
 トレーニングの問題か、個人の資質の問題かなど気になります。鈴木の教材で育った子に、このタイプが多いという噂は聞いた事があります(ちなみに鈴木の議論で掲示板が荒れることは望んでいません)。

 将来子供にヴァイオリンを習わせるときに、譜面は読めるようになって欲しいと思っています。同じ轍を踏ませないためにご相談させていただきました。よろしくお願いします。
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Re: 譜面について

投稿日時:2013年04月05日 16:50
投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio(ID:ExiIWRA)
特別の音楽教育を受けたことはありませんが、楽譜を見て曲名を当てる高校入試用問題(昔はそのような問題があったのです。)は苦にならなかった記憶がありますから、少なくとも中学生の頃には楽譜を見てメロディーを思い浮かべることはできました。

音と音符の関係を例えば鍵盤楽器で確かめるようにして音感を養われたらいかがでしょう。私の義務教育時代にはソルフェージュという言葉は聞いたことが無く、内容には詳しくはないのですが、確か、音感を養う内容も含まれているはずですから、もう一度やり直されたらいかがでしょう。、
[46806]

Re: 譜面について

投稿日時:2013年04月06日 00:10
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
①譜面←→奏法
②奏法←→音
③音←→譜面
③が不得意な状態ですね。

楽器を弾かず、
i) 手書きで写譜する
ii) ヴァイオリンを弾かず、ドレミでもツェーデーエーでもよいので、声に出して読む
iii) 楽譜を黙読する
楽器で、
ix) 簡単な譜面で初見の練習をする

読譜が最も特異な人種は、指揮者です。彼らはピアノで音を間引いて弾きますが、基本的に譜面を読んで頭の中で音を鳴らしています。iii)を職業として行っているから、読譜が得意です。
[46807]

Re: 譜面について

投稿日時:2013年04月06日 08:41
投稿者:よっしゃハイフェッツ(ID:MxAXYA)
Pochi様
ご指導ありがとうございます。
さらにいくつか質問させてください。

Q1 手書きで写譜i) の趣旨、学習のねらいは何でしょうか?ただ写すだけでいいのか、あるいは何かを意識すべきなのかを教えてください。

Q2 声に出して読むii)を早速やってみて疑問が生じました。
このとき頭の中でヴァイオリンを弾いていいのでしょうか?つまり、譜面→奏法→音を頭のなかで高速に行うことで、③譜面→音を行ってもいいのでしょうか?

その他、以下の疑問が生じました。
Q3 歌うときの「ドレミ」は、「音名」であって「階名」ではないという理解で正しいでしょうか?それともむしろ階名に変換して歌うのがよいのでしょうか?

厚かましくもいろいろ質問してしまいましたが、ぜひアドバイスをお願いいたします。
[46808]

Re: 譜面について

投稿日時:2013年04月07日 03:27
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
よっしゃハイフェッツ氏、

HNが好きです。パブロンカゼルス氏、痔のフランチェスカッティ氏、麺乳院氏とか、素晴らしい名前の人がいますね。

提示した方法は、古くからの方法なので、行ってみて色々考えるのが良いと思います。

Q1
写経と同じです。
Q2
その様に色々考えて行うのが良いでしょう。
Q3
目的が、③音←→譜面、なので、音名であれ、階名であれ、構わないと思います。
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Re: 譜面について

投稿日時:2013年04月10日 18:21
投稿者:よっしゃハイフェッツ氏(ID:ZYSTAHA)
Pochi様

アドバイスありがとうございます。またHN、おほめいただきありがとうございます。
続けてみて、成果をご報告します。
[46830]

Re: 譜面について

投稿日時:2013年04月12日 23:03
投稿者:コクシネル(ID:SHWANA)
譜面を見て音高がイメージできないとなると、正確な音程や微妙な音程を最初から狙って取ることができません。逆に自分が弾くべき音高が予めイメージできれば、音律などいちいち考える必要もないのです。

大人になってからの訓練が有効かどうかわかりませんが、子供の頃にさんざん譜面を歌わされたことを思い出します。私の場合は普通に固定ドのドレミでした。大人の場合、ピアノの鍵盤をたたいて譜面と音を関連づける方が効率的かもしれません。

譜面と音の関連づけをしっかりやらないと、譜読みが遅くなるので、子供の場合、上達の進度に大きな影響が出ます。譜読みが速ければ、限られた時間を練習の方に多く配分できるからです。

でも一流のジャズミュージシャンやジプシー系奏者には、譜面が読めない人も沢山いるらしいですから、この能力は音楽家にとっての必須条件ではないのでしょう。
[46836]

Re: 譜面について

投稿日時:2013年04月14日 01:37
投稿者:よっしゃ、ハイフェッツ(ID:MxAXYA)
時間を見つけてはトレーニングに励んでいますが、一朝一夕にはうまくなるはずありませんね。

僕の場合、小さい頃、生意気だった性格が祟っています。ヴァイオリンを習い始めてすぐに、耳で聴いたメロディは直ちに楽譜なしで弾けるようになっていました。そこで「レコード聞けば、楽譜なんて必要ないじゃん」と勘違いしたわけです。
楽譜をみれば、どこを押さえればいいかは瞬時に分かりますので、音源が無い曲は、音のイメージがないまま、取り敢えずはじめに楽器を鳴らして、出てくる音を聞いて、「なるほど、こういうメロディか」と覚えていました。
中学に入った頃に、周りに譜読みができないのは問題だとさんざんいわれましたが、重度の中2病でしたので、「文法なんてしらなくても日本語喋れるでしょ、譜読みも同じ」とか言ってました。

今はとても後悔してます。
[46837]

Re: 譜面について

投稿日時:2013年04月14日 01:54
投稿者:よっしゃ、ハイフェッツ(ID:MxAXYA)
以下、Pochi様に指導いただいた写譜をしながら考えたたわごとです。

音楽が誕生したと同時に録音技術が誕生していたら、楽譜は誕生しなかったのだろうかと、ふと思いました。
逆に、楽譜が誕生したことによって、そこに解釈の余地が生じて、奏者ごとの多様性が音楽の魅力になっているのだと思うわけです。
そうすると、譜面を読めないことは、音楽を解釈するという行為を放棄していることになります。読めない自分に泣けてきます。
[46841]

Re: 譜面について

投稿日時:2013年04月14日 20:45
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
よっしゃハイフェッツ氏、

記譜された音楽よりも、口伝・口承形式の音楽の方が原型でしょう。踊り等では、記述(記譜)では不可能ですね。

「なるほど、こういうメロディか」でも、楽曲解釈が不可能だと言うわけではなく、プロセスを1つ多く踏む分、時間が掛かるだけだと思います。

②奏法←→音
のリンクが確立されていない場合、楽器演奏はぎこちないものに成らざるを得ませんが、
③音←→譜面
こちらの方の問題点は、レパートリーを増やすのに時間が掛かる、という事に尽きると思います。

最も効果的なのは、やはり、手書きの写譜だと思います。イヤでも音をイメージしながら行うと思います。また、音をイメージしないと、間違いが多くなってしまって、写譜になりません。
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