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ノロウイルスの消毒とヴァイオリン | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 6 Comments
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ノロウイルスの消毒とヴァイオリン

投稿日時:2012年11月29日 23:18
投稿者:のろ(ID:aWMHkkA)
ノロウイルスが流行っています。
吐瀉物から空気中に飛散するウイルスで感染するということで、床やドアノブなどは次亜塩素酸ナトリウムで消毒、消毒できないものは85度の湯につけるのだそうです。
では、消毒も加熱もできないヴァイオリンはどうしたらいいのでしょうか?
経験談などお聞かせいただけると幸いです。
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Re: ノロウイルスの消毒とヴァイオリン

投稿日時:2012年11月30日 09:07
投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio(ID:ExiIWRA)
 感染者が出た場合の対策はお書きになった通りと思います。予防であれば、日常的な衛生管理で済むのではないかと思います。

 以下は個人的な考えで保証はしかねますが・・・

 感染によって汚染した可能性のある楽器については、85℃はともかく、暖房を使うか、日光にあてることにより、短時間温めれば、多少の効果はあると思います。にかわが溶ける温度は70℃くらいですから、それより十分低ければ接着の問題は生じないと思いますし、木材は耐えるでしょう。ただ、長時間日光にあてると退色が進む可能性もあります。

 加熱をするのは怖いという場合には、外気に長時間さらして付着したと思われる菌の拡散を図ることも考えられますね。
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Re: ノロウイルスの消毒とヴァイオリン

投稿日時:2012年11月30日 16:40
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
ヴァイオリンは殆どの場合、個人持ちの楽器なので、ノロウィルスに感染していた人が弾いた楽器を感染していない人が弾く事はありません。ピアノの方が問題になるのではないでしょうか?

多くの場合、ノロウィルスに感染している人がヴァイオリンを聴くのは辛いと思いますので、ノロウィルス感染者と同室でヴァイオリンを弾く事は少なかろうと思います。わざわざ吐瀉物の近くでヴァイオリンを弾く事も少ないと思います。

下手くそなヴァイオリンの音が、ノロウィルス患者の吐瀉物の様なものだ、との趣旨なら、同意します。下手は感染し勝ちなので、なるべく近付かない方が良いと思います。
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Re: ノロウイルスの消毒とヴァイオリン

投稿日時:2012年11月30日 17:20
投稿者:のろ(ID:EoSIIog)
示唆を受けて検索しなおしたところいくつか情報がみつかりました、ありがとうございます。いま出かける予定があるのであとで目安を書きにきます。

参考までに
29ページ
www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/pdf/houkokusyo_110613_03.pdf
ヒトノロウイルスはマウスノロウイルスや A 型肝炎ウイルスと
比較して、熱に対して抵抗性が強く、代替ウイルスを用いての
評価は注意する必要があると考察している

39ページ
www.nihs.go.jp/library/eikenhoukoku/2011/037-054.pdf
マウスノロウイルスとネコカリシウイルスを用いた
1log10低下に必要な時間を比較したデータでは,
それぞれ56℃で3.5分,6.7分

マウスノロウイルスはネコカリシウイルスと比較して,
特に低温加熱(56℃)に対し抵抗性が強い傾向が示唆されている.
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Re: ノロウイルスの消毒とヴァイオリン

投稿日時:2012年11月30日 18:28
投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio(ID:ExiIWRA)
 ヴァイオリニストの家族、たとえばお子さんが感染した場合、空中に浮遊した飛沫などが楽器に付着して、知らないうちにウィルスをバラまく可能性はあります。家庭内での感染者の隔離や衛生管理を徹底できるかどうかは保証できません。また、楽器の消毒に抵抗がある向きも多いと思いますから、該当する楽器を使うべきではないということにもなりかねませんね。

 ただ、これらは極論であって、健康に留意して免疫力を高めるように努めれば、心配することはないと思います。
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Re: ノロウイルスの消毒とヴァイオリン

投稿日時:2012年11月30日 18:28
投稿者:のろ(ID:UxETSZA)
下手は感染しがちという点、同意見です(笑)

それはそれとして、ノロウイルスは室温で長期間感染力を保ちます。暴露から12日経過したカーペットからも感染しますから、楽器やケースに付着したら速やかに除去しないと来訪者や移動先の人たちに広げてしまいます。

引用した資料では楽器にやっていい方法では確実なものはないのということで「とにかく拭ってウイルスを減らす」のが第一のようです。施設等では床は吐物より1m広く消毒するのが定石といいますね。

楽器を暖かく保つと徐々に減っていきますが、比較的低温に弱い代用ウイルスで20度なら1週間、37度なら1日で3桁減ることから、抵抗性のあるヒトウイルスでは暖房した部屋で一か月くらいかかるかもしれず、現実的ではありません…。紫外線の効果も期待できないようです。65度なら30分から一時間ほどでなんとかなりそうでしたがそんな微妙な温度にするのは難しいですよね。

感染後は1から4週間ウイルスの排出が続くので少なくとも一週間は手洗い励行ともかいてありました。トイレ後に手を洗わない人はいないでしょうけど念の為。予防はドアノブなどの定期消毒と手洗いだそうで。うがいではありません。うつらないようにするのが1番ですね。
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Re: ノロウイルスの消毒とヴァイオリン

投稿日時:2012年11月30日 19:29
投稿者:のろ(ID:UxETSZA)
考えてみると、楽器の表はニスで保護されているから、拭えば結構除去できるかもしれませんね。

飛ばすのは思いつきませんでした。たくさん弾き込めば振動で存外早くウイルスが飛んでいくかも…。飛んだウイルスがまたどこかに付着してというのは、そこまで消毒するという話はありませんできたから、飛ばしたあと換気する以上は気にしなくていいと思いました。

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