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楽器を斜めに構える方法 | ヴァイオリン掲示板

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楽器を斜めに構える方法

投稿日時:2012年08月03日 22:03
投稿者:reah(ID:ZwFEFWA)
演奏時に、楽器を傾けて弾く方法について質問です。
私はかなりのなで肩で、普段は高さの高い肩当を使用しています。
長年の悩みが、特に1stポジションのG線にて力を抜いて弾けないことでした。
ヴィブラートをかけるために肘を奥に入れようとするのですが、限界まで奥に入れてもやっぱり弾きづらい、という状態でした。

奏法を見直すには肩当を外してみると良い、と聞いたので外して弾いてみたところ、楽器が床に対し平行になってしまい、とてもG線では弾けたものではありませんでした。
(単純に構え方が間違っていることが原因だと思いますが、肘を奥に入れるほど楽器が左向きに回転しようとします。)

ここまでやってみて、普段の肩当を付けた演奏では楽器が床と並行になろうとするところを、肩当によって斜めにしていることに気付きました。
肩当により無理矢理に矯正しなくとも楽器をある程度斜めに保ちたいのですが(そうすればG線も弾きやすくなるはず)、
どうしても(そもそも肩当があっても)楽器が水平になろうとします。
他の奏者を見ていると、私はかなり床と並行気味に構えているようです。

しかし、楽器をある程度斜めにしようとしても、肩を上げる以外に方法が分かりません。
どうしたら良いのでしょうか。
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【ご参考】
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Re: 楽器を斜めに構える方法

投稿日時:2012年08月04日 00:27
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
楽器の構え方は、初心者の最重要課題です。

見ていないものをアドヴァイスは決して出来ません。

キチンとした先生に習う、アドヴァイスできるのは、これだけです。
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Re: 楽器を斜めに構える方法

投稿日時:2012年08月04日 12:25
投稿者:ヴィオリンとフルートのRio(ID:ExiIWRA)
reahさんはひょっとして独学なのではないでしょうか。一般的には鎖骨と顎で楽器を支え、肩は補助的に関与するものと思いますが、reahさんの場合は肩と顎でヴァイオリンを固定しているのではありませんか。

もしも独学でしたら、ワンポイントでレッスンを受けてみるとか、知っている方で弾ける人に見て貰う必要がありますね。構え方がマズイと、いつまでたってもうまく弾けません。なお、YouTubeで「ヴァイオリン 持ち方」で検索すれば、基本的な事項を公開している人がいますので、ご覧になったらいかがでしょうか。
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Re: 楽器を斜めに構える方法

投稿日時:2012年08月04日 15:23
投稿者:reah(ID:ZwFEFWA)
独学ではないですよ。
20年続けていて、最初の15年は先生について習っていました。
習っていた当時も似たような悩みがあり先生に相談したことがあったのですが、今の奏法で問題ない、という答えしか得られませんでした。
顎と鎖骨で支える、というのは承知しています。
しかしながら鎖骨は体に対しまっすぐ横向きにあるので、何も考えず鎖骨に楽器を乗せると、楽器が床に、すなわち鎖骨に平行になりがちです。
特に肩当に頼らない弾き方をする際に、楽器を内側(右方向)に傾けようとしたところで、鎖骨に完全に乗っているのでは身体を傾けるか肩を上げる以外に方法がないと思うのですが、皆さんはどうしているのでしょう?
もちろん肩当を使用すれば話は別ですし、だからといって肩当が全く肩に触れないようにしろ、と言うのであれば話は別なのですが。
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Re: 楽器を斜めに構える方法

投稿日時:2012年08月04日 15:45
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
長く弾いている初心者にありがちな悩みですね。

顎当てを変更しましょう。
ttp://www.caswells-strings.co.uk/shop/180-819-large/teka-plastic-with-standard-feet.jpg
こんなのを試してみるのはいかがでしょうか?

肩当てを曲がったモノに変更し、付け方を工夫する。
ttps://www.stradviolin.com/store/sc_images/products/698_large_image.jpg

楽器を裏から見て、右が上になるように肩当てを付けます。
ttp://ecx.images-amazon.com/images/I/515VXYPLQSL._SL500_AA300_.jpg
こんな感じではなく、
ttp://i.ebayimg.com/t/MachOne-3-4-4-4-Violin-Shoulder-Rest-Comfort-Strap-/00/$(KGrHqR,!k4E4llRB(odBOM2l)B2ZQ~~0_35.JPG
こんな感じに付けてみましょう。

骨格によっては、楽器が水平に近くなり勝ちですが、そんな場合は、左肘を内側にもっと入れます。

幼少期からヴァイオリンを習っていたら、骨格がヴァイオリンを弾くのに適したように成長しますし、合わない骨格の人は、早々に辞めて淘汰されています。

この掲示板では、幼少期から習っている人が多いので、なかなか適切な返事がなかろうと思われます。
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Re: 楽器を斜めに構える方法

投稿日時:2012年08月04日 20:44
投稿者:コクシネル(ID:KBSAlRU)
確かに楽器を右側内側に傾けるとG線が弾き易くなります。 またそうするとE線が殆ど垂直となり、昔のウィーンフィルのコンマスだった、ヘッツェルの縦弾きような弾き方になりますね。 

それはともかく、肩当を使わないで楽器を鎖骨に乗せると、鎖骨が水平ならば、楽器もほとんど水平になってしまいます。 この場合は仕方がないので、楽器が水平のままでG線が弾き易い持ち方を考えます。

今はテールピースを跨ぐガルネリ型の顎当てがほとんどだと思いますが、顎はなるべく顎当ての左側の方に乗せる。 あるいはポチさんご推奨の顎当てや、ちょっと前に話題が出たSASの顎当てを使うと、さらに持ちやすくなります。 要は顎当ては楽器の左の方につけるようにします。

そして楽器を構える際には、楽器の渦巻きがやや左向きになるように、楽器をやや左側に開いて持ちます。 このように持つと、左腕のねじりが減るので左手が楽になります。 但しこれは肩当なしで楽器を鎖骨に乗せて持つ場合限定です。 外人のように楽器を肩に乗せて左に大きく開く持ち方はいけません。 彼らは体格が違います。

そして実際にG線で深いビブラートをかけて弾きたいような場合、先ほどの持ち方で楽器を構えたまま、そのままの状態で今度は楽器の渦巻きが体の正面前方に来るよう、体を右にひねります。 それから右肘をハイフェッツの昔の写真のように、うんと高く構えます。 これでG線をよりよい音で弾けるようになります。 これは小太りで腕が短めの人に有効な持ち方ですが、初心者が一人でやるのは絶対無理ですので、決してトライしないでください。 
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Re: 楽器を斜めに構える方法

投稿日時:2012年08月05日 01:34
投稿者:ご参考(ID:F5RIWSQ)
掲示板で議論するのが難しい内容かも知れませんね。

おそらく体に楽器を差し込む位置や角度が関係していると思いますが、高いポジションの弾きやすさも見ながら調整してみてはいかがでしょうか。
私見ですが、それが一番窮屈な状態であることと、鎖骨のところのくぼみが大きくなることで、差し込む位置や角度が分かりやすくなると思っています。

ちなみに、現在使用されているあご当てはどんなタイプでしょうか。

もし今後肩当なしで弾かれるのであれば、あご当てはテールピースをまたがるタイプのものでないと難しいと思うので、念のため確認させていただきました。

いずれにしても、肩当なしの場合、楽器の支え方がかなり変わってくるはずなので(左手の使い方等)、習得している人を見つけて、教えてもらうのがよいのではないでしょうか。

以上、すでにご存知の内容かも知れませんが、あしからず、ご了承ください。

ttp://www.youtube.com/watch?v=eJuLtX_0fdk&feature=related
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Re: 楽器を斜めに構える方法

投稿日時:2012年08月06日 11:25
投稿者:ちょいちゃか(ID:JEiXJ4Q)
私の場合、この本を読んでから肩当なしで弾けるようになりました。
ttp://www.amazon.co.jp/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%A0%E3%82%8C%E3%81%A7%E3%82%82%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%84%E3%80%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%A0%E3%80%8D%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8-%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3/dp/4393935535

この本によると、楽器を支えるポイントは
1.顎
2.鎖骨
3.首の左側
4.左手
5.右手

の五点ですが、この中で私が意識できていなかったのは、3.と5.です。
コクシネルさんが書かれている前半の内容にかぶってくると思いますが、3.が意識できていないと楽器を正面に構えようとしすぎてしまい、楽器が水平方向に向きすぎてしまいます。
また、5.は例えば本を読むときに左手で持って、軽く右手を添えると自然に安定しますね。そういう感じで右と左の両方というか体全体で楽器のバランスを取るようにすればいいと思います。

一度、読んでみるといいかもしれませんが。。。
理論がないと先生に教わってもできない、ということもあるかもしれませんから。
出来ている人からすると、出来ない人にどう伝えるかは難しいということもあるでしょう。色んな先生がいますし。
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Re: 楽器を斜めに構える方法

投稿日時:2012年08月06日 12:25
投稿者:ヴィオリンとフルートのRio (ID:ExiIWRA)
reah様

先日は独学と勘違いして大変失礼致しました。先生に習っていれば構え方については解決済みであろうという先入観があったからです。

pochi様が提案されていますが、顎当てによる違いは影響を与えます。私自身、量産品から国産新作に替えた際に、顎当ての高さが高くなったために弾き難くて困りました。また、弦高が高かったことも理由としてあります。

肩当てはKunに似たものが多いですが、いろいろと変わったものもあります。ボンムジカ、ウルフのものがこのようなケースによく挙げられています。大手の専門店なら多種類の肩当てが用意されていますし、顎当ても用意されていますので、両面から相談されたらいかがかと思います。
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Re: 楽器を斜めに構える方法

投稿日時:2012年08月06日 16:01
投稿者:ちょいちゃか(ID:JEiXJ4Q)
私もこれまで肩当なしで弾くことをあまり真剣に考えてきたわけではありません。
一つ言えるのは、アレクサンダーテクニークとかボディマッピングと言われるジャンルの手法の中で腕の付け根を鎖骨の中心に近い方、と考えるのです。肩当てというのは、その腕の動きの起点を押さえつけてしまう可能性がある注意が必要である、ということに漸く気付いたわけです。

肩当てを使う場合だと、気をつけないと動きの起点が正に肩先からになるため、本当に自然な動きとはいえない状態になりやすい、ということですね。私の場合、ここの考え方を変えたことで指自体も、より自然に動くようになりました。また肩当てを使う場合楽器の重さが自然な形で左手に落ちてこないので、構え方のバランスは、肩当てのない場合とかなり違うはずです。

色々試して自分にあったものを探すしかないんですけどね。。。先生の使い方と同じです。
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