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精巧なオールドレプリカ - ヴァイオリン掲示板

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このスレッド内のレス一覧

[49240]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 甲高 [14/12/08 21:20:19]

いくら何でも木が古くなると締まるからって、板厚の厚い薄いを議論するような事にはなんねぇだろうよ。
バイオリンに使う木だと最低でも10年は乾燥させてるし、1/10mmの狂いも出ないでしょう。
17〜18世紀のクレモナの名工は木と会話しながら楽器作ってたって話だから、

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[48813]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 ピカピカオレンジ [14/08/14 7:34:10]

pochi様

考えてみればデュランティを実際に弾いてみなければわからないような答えにくい質問に、答えていただきありがとうございます。

[48811]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 pochi [14/08/13 11:40:18]

こちらは肩当ての有無ですが、
http://fstrings.com/board/index.asp?id=46748
楽器に依る音色の違いは、奏者が感じる程は無い。違いが出るのは弾き方が変わるからという要素の方が大きい。録音によっては解り難い。

1.奏者の技量の問題もありますが、ピグマリウスを弾いている時の方が伸び伸び弾いている様に思いました。まだ、楽器が体に馴染んでいない頃に聴いたからだと思います。

2.削り直されている事を以って、ストラドは薄いとする人もいますが、そうでもありません。木は古くなると締まってきます。

千住真理子は大好きですよ。演奏を聴くと、応援したくなるのです。幼少期のNHK教育「バイオリンのおけいこ」のイメージがあるからかも知れません。

[48810]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 ピカピカオレンジ [14/08/13 7:48:39]

前から疑問のことがあります。

デュランティは、千住真理子さんが手に入れる1.までほとんどひかれたことがなかったということですが、オールドの名器の音がでているのでしょうか?

2.ストラディバリの時代のオールドの名器は板が薄いものが多く、新作は耐久性の問題からここまで薄くできないと聞きました。すると現代の新作がひき込まれて古くなってもストラドにはなりえず、モダンイタリーのプレッセンダにしかなりえないということでしょうか?



[48809]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 pochi [14/08/13 7:02:41]

CDのフォーマットでは楽器が持つ音色の差は再現できません。弾き方に依る差になってしまいます。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=47216#47346

新作には13.5KHz付近にピークがあるはずです。このピークが甲高い音に聴こえさせしめます。弾き込むとこのピークが減ります。CDの録音だと名器の真価が発揮されないので、敢えて新作で録音する人もいます。

[48808]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 ピカピカオレンジ [14/08/13 0:08:07]

皆様、私の不備な発言を適切になおしていただきありがとうございます。
[48793] pochi様、「一時的」とか「昆布出汁」など、とてもわかりやすい説明をしていただきありがとうございます。
[48794] Xin様  メシアの色に関しては、私は現在[48795]TK様の説を信じています。しかし私は時が経ってメシア色になったオレンジを見たことがあります。
[48797]提琴愛好者様、私の書き込みのフォローをしていただきありがとうございます。

ところで、下のページによるとエマーソン四重奏団は全員Samuel Zygmuntowiczの新作を、サブではなくメインとして本番で使用しているようですね。
ttp://www.ojihall.jp/topics/interview/emerson_int.html
Zygmuntowiczの楽器の音や、このスレッドの前のほうで名前があがったGregg Alf、Peter Greiner, Joseph Curtin、John Dilworth、Roger Hargrave、Patric Robinの音が「クレモナの遺産 ルジェロ・リッチが奏でる18挺の現代のヴァイオリン」というCDに収録されており、下のページで少しだけ聴けます。
ttp://ml.naxos.jp/album/CDS373

[48798]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 pochi [14/08/10 22:49:47]

江戸時代、良い日本酒は、伏見から船で江戸に運ばれたのだそうです。船なので揺れます。揺れて美味しくなったのだそうです。
ttp://www.amazon.co.jp/dp/B000LP4VPO
お酒がまろやかになる、という説はあります。ワインのデキャンタには使えます。

楽器も振動でよくなるのであれば、組み立てる前の木材に微振動を与える事を誰でも思い付くでしょう。
ttp://www.senjyou.jp/desktop/us700.html
液体の代わりに、砂鉄等を使い、埋める事が考えられます。

氷温冷蔵という技術があります。
ttp://www.pref.tottori.jp/kouhou/mlmg/topics/21_2.htm
立木は寒いと割れるのだそうですが、適切な温度がありそうです。

乾燥させるだけならフリーズドライがあります。材木の高野豆腐なのでスカスカになるかもしれません。

野球の圧縮バットの技術は、弓には使えそうな気がします。
ttp://www.mitsuwa-tiger.com/batmuseum/process.html

私が考えるようなことは、すべて実験済みだと思います。

[48797]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 提琴愛好者 [14/08/10 20:05:32]

ピカピカオレンジさんは気に入った楽器に巡り合うことができたのですから、それはそれでよかったのではないでしょうか。
経年変化で変わると言うご意見がありました。良い方向に変化する経年変化は100年単位の長い時間スケールで進行すると聞きます。悪い方向の変化は急速に進行するとなるとこわいし、楽器店が新作でシルバートーンとセールストークで言うのは問題があると言う事になります。

[48796]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 TK [14/08/10 17:45:32]

Pochi氏

無量塔氏が誰の楽器のことをさしていたのかは分かりませんが、そのようなことをやっていた、とよく言われるVuillaumeの楽器の木からは薬品を使われた痕跡もオーブンで焼かれた形跡もないことが、調査された結果わかっています。

硝酸に限っていうと、試してみたという人はいますし、会ったこともありますが、木の劣化が目に見えてわかるようになるまでそれほど時間がかからないせいか、すぐに辞めてしまった人ばかりです。

その他の薬品を使ったことがある、またはまだ使っているという人はやまほどいるでしょう。一時期はオゾンを発生させるというのが流行ったそうです。もう二十年以上前の話ですが。

[48795]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 TK [14/08/10 17:29:33]

写真からは分かりにくいですが、メシアはピカピカのオレンジ色ではありません。赤くもありません。いわゆる新作クレモナのようなニスとは全く別物です。作りもよくある新作クレモナとは違います。

[48794]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 Xin [14/08/10 16:06:53]

ピカピカオレンジ氏、
「メシア」って「ピカピカのオレンジ色」だったのですか!!!
私は実物はみたことはなく、写真で見ただけなので、もっと赤いのだと思っていました。
赤い色素は退色しやすいって、聞いていたので、私がみた写真の撮影後に、退色したのかな?
そんなわけないか

[48793]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 pochi [14/08/10 9:58:43]

ピカピカオレンジ氏、

色々な研究がなされて、一時的にヴィンテージワインに近いとされる技術もでてくるでしょう。ワインとヴァイオリンの違いは、ワインは飲めば終わりですが、ヴァイオリンはその後も世代を超えて弾き続けられます。

ヴァイオリンでは、木の表面を薬品で処理するという方法も有ったと無量塔蔵六は書いていたと思います。一時的にはオールドっぽい音になるのだそうですが、年月が立つとその価値は極端に落ちます。

日本では、蟹の甲羅のキチン質をヴァイオリンの表面に塗るとオールドの音になる、という技術がありました。どうなったのでしょうか?
http://fstrings.com/board/index.asp?id=36154&t=2008#36270

昆布出汁の成分として味の素を入れても、昆布出汁の味にはなりませんよね。

[48792]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 ピカピカオレンジ [14/08/10 9:08:29]

>ヴィンテージワインの味を即席には実現できないのと同じく

やはり下のページの話はちょっとむりがあるのでしょうか。

ttp://ikura.2ch.net/test/read.cgi/wine/1122014320

>オールドの名器が持つ音と弾き味は新作では再現できません。

ストラド、ガルネリ、モンタニアーナ(すごい熟成した音だった)やガダニーニ(結構カーンとした大音量)を弾いたけれど、私の楽器はとてもとてもそこまで熟成した音ではありません。

>経年変化で変わってしまって、結局は似ても似つかないものになっています。

それは恐ろしいですね。私の楽器の作者の楽器はPochi様もかつて所有したことがおありのようなので、おてやわらかにお願いいたします。

[48791]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 pochi [14/08/10 6:51:38]

どう思うのかは勝手ですが、、、

ヴィンテージワインの味を即席には実現できないのと同じく、オールドの名器が持つ音と弾き味は新作では再現できません。木材の経年変化から説明されています。

過去、オールドと同じ音が出ると宣伝された楽器も多いのですが、経年変化で変わってしまって、結局は似ても似つかないものになっています。

もともとネックの付き方が違い、バスバルゲンも違ったのを、形を変えて現代に生き残り、それが演奏家に大切に使用されている、歴史が楽器を作っています。

[48790]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 ピカピカオレンジ [14/08/09 9:31:56]

最近、高いオールドヴァイオリンを買うつもりで、都内の楽器店を歩き回りまわりました。しかし結局気に入ったのはクレモナの巨匠の新作で、予算も格段に少なくて済むので、これを買いました。新作なのになぜかシルバートーンが出ています。とてもパワーがあり、Gの開放弦を鳴らしただけでDの開放弦が強く共鳴振動するので、GからDに移弦する瞬間に「シャッ」と鋭い摩擦音がして弓がはじき返されてしまうほどです。私はこんな楽器をさわったのは初めてです。トリエンナーレで2度優勝したらしく、細工の精度も高いです。
しかし、今まで憧れていたオールドの味わい・迫力のある姿と異なり、「ピカピカのオレンジ色」です。この点だけが少しだけ気になっていました。
しかし最近、下のページで「メシア」の写真を見ました。「ピカピカのオレンジ色」で、私の楽器にそっくりです。これで私は「ピカピカオレンジ」がとても好きになりました。
ttp://www.burgessviolins.com/Messiah2.jpg
ttp://www.burgessviolins.com/Messiah1.jpg
ttp://www.maestronet.com/forum/uploads/monthly_04_2010/post-24701-1270990848.jpg
ttp://www.theviolinproject.de/messiah%20front.jpg
ttp://www.maestronet.com/forum/uploads/monthly_01_2014/post-37356-0-79342400-1390070535.jpg
ttps://farm2.staticflickr.com/1302/4683448850_5e25d3070d.jpg
ttp://www.artfund.org/assets/art-news/2013/music-exhibitions/music-exhibitions-3.jpg
ttp://wallmart.typepad.com/.a/6a00d834584fee69e20105359a367a970c-800wi

[48727]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 みーこ [14/07/10 22:16:44]

2010年に縁あって、チェロの先生の熱心な勧めでBertrand Bellin氏のチェロをBertrandさん本人に注文し制作してもらいました。ドイツの工房を訪ねて、楽器の形、ニスの色、その他いろいろ打ち合わせました。Bertrandさん夫妻で料理したウサギの白ワイン煮込みをご馳走になり、オッフェンブルクとストラスブールの街も案内していただきました。工房はドイツに構えていますが、フランスのかたでした。もちろん完成した楽器は素晴らしく、大満足。日本では誰も知らないのですが、ここにBertrandさんの名前があったので、とても嬉しくなりました(^○^)

[45620]

Re: ホイットニーのバックバンド

[雑談・その他]
 父娘Vn [12/10/31 5:29:50]

聴きました。こりゃちょっと・・・
なんでこんなことが?

[45617]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 pochi [12/10/31 4:46:48]

>それに近い音になるのだと思います。
なりません。

https://www.youtube.com/watch?v=5VAW3NCVCtk
バックバンドのヴァイオリンがヘタクソです。

[45615]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 AS [12/10/30 18:07:19]

レプリカ所有者の意見です。
製作者の意図はそれぞれと思いますが、基本的にStrad風、del Gesu風なだけで、それはアンティーク仕上げを施すかどうかは。製作者のこだわりと技量に左右されるのでしょう。アンティーク仕上げは非常に手間と技術を要するし、買い手の好みがわかます。音がオールドかどうかは一概には言えませんが著名製作者は本物のStradがたるかを熟知しているために、それに近い音になるのだと思います。
音がよく見た目も本物に近いという楽器は技術とセンスの集約であり、決して偶然の産物ではないと思います。
それを高いと感じるかどうかは購入者の価値観次第でしょう。

[45021]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 進撃の未亡人 [12/08/14 20:59:38]

逆に「アンティーク仕上げだからと言って批判するのはバカだ!」という見解(これ自体は正しいと思いますが)が広がり、
今度は別の方面からの批判・指摘も「こいつはオールド仕上げだからって安易に批判してるんだー!」みたいな流れになりやすい世の中になってきている気が(笑)
世の中ってそういうふうに常に揺れ動いている気もしますが。

しかし自分もオールド仕上げの楽器が欲しいですな。
音は普通でも構わないのですが、傷・歪み・匂いとかまで実在の銘器がそっくりそのままコピーされたようなレベルの物なら欲しいです。
もちろん本物よりも遥かに安く買えるという条件でですが。
なんか面白そうじゃないですか。
「音はダメだけど見た目は完璧なコピーです!」っていう商品を販売してくれないだろうか(笑い)

[44907]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 通行人 [12/07/31 21:49:10]

オールド楽器の左右非対称は常識。

なんで左右対称に修正する必要があるのでしょう??

それこそ非常識。

[44904]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 たく [12/07/31 18:33:37]

どうも、「精巧な」という定義がはっきりしていないように思えます。何が「精巧な・・・レプリカ」かを誰もが理解できるようにしないと、議論がはっきりしません。

最近は、雑誌「STRAD」から「POSTER」でしょうか、名器の写真、原寸法、表板・裏板のトレース図、板厚分布、f字孔の寸法(平面投影での)、CTスキャン(?)による板厚分布図等の情報が簡単に入手できるようになりました。私は、これらをベクトル変換し、CADで編集できるようにして、趣味の範囲ですが、バイオリンを製作したりしています。

この時、最初に疑問に思ったのは、CAD化したデータを分析したところ、まづ表板・裏板等がが非対象になっていることに気が付きました。オールドレプリカとはいっても、一般的には、これを補正し左右対称にして製作されているのではないのでしょうか。もちろん、そのまま製作されている方もいらっしゃるかとおもいますが。その微妙な寸法の違いは音色に影響するのではないかと考えています。実際、白木の状態で弦を張り、音を出しながら、板の外側(パーフリングの外側)を削ると、音が変化するのが解ります。良くなっているのか悪くなっているのか、私には判断できませんが、このようなちょっとしたことでも音色(響き)が変化することは、誰にでも検証することができます。

板厚分布もそうです。オールドは「板厚が薄い」というだけでは、あまりのも大雑把な見方のように思います。結局、分析せずにこの程度(平均的な厚み)の厚みで製作したらどうかな。ということではないのでしょうか。表板も裏板も単純な厚み分布でなくかなり複雑だと判断していています。大きな意味では「厚み分布の傾向」はありますが、1台1台皆微妙に変化しています。

また、渦巻きも左右対称ではありません。どうも歪んでいます。傾いているものを沢山見かけます。あのような名工達が、素人が変だと思うくらいへたくそな渦巻きを製作したのでしょうか。現在の製作家の方が対象で精巧に製作されています。でも、なぜ?
名工達が製作した歪んだ渦巻は音色に影響しているのでは?わざとそうのように製作しているのでは?

このように、「レプリカ」といってもどこまで忠実に再現しているかどうかという点で、疑問を持たざるを得ません。

追跡すれば切りがありません。ニスの汚れ方が似ているだけで「レプリカ」と言っていては、名工達に失礼なように感じます。

構造寸法だけ捉えても、それを忠実に再現することが非常に困難であることが理解できるかと思いますが。

私が思う「精巧な・・・レプリカ」の定義は、

  「バイオリン族の楽器を製作した名工達の「設計概念」をよく考え、理解し、それを基に製作した楽器」

と考えています。

[44899]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 本気系 [12/07/30 18:50:50]

サブのヴァイオリンについては、ヴァイオリンとフルートのRioがおっしゃるような選択肢も(実際に楽器を借りて自宅で試奏するなどして)検討したのですが、オールドのヴァイオリンとの違いが大き過ぎて、それらのヴァイオリンでは自分にとってはサブのヴァイオリンとしては使えない、という結論に至りました。

そういう経過をへて、たまたま旧知のヴァイオリニストが持っているレプリカを試奏させてもらって、意外と印象(感触)が良かったので、精巧なオールドレプリカに興味を持ったわけです。

自分が持っているオールドヴァイオリンを工房に持ち込んでそっくりなレプリカを作ってもらう方が良いのか、レプリカ製作の名工がそれぞれ得意としているモデルのものを買った方が良いのか、思案のしどころだと思っています。

[44898]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 サブリナ [12/07/30 7:52:51]

>catgut様

情報ありがとうございます。やはりスレ違いすぎると思いましたので、新規に立てさせていただきました。

[44896]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 ヴァイオリンとフルートのRio [12/07/30 5:42:48]

本気系様

400〜500万円出してオールドのレプリカを買おうとするお積りなのは、モダンの有名どころの楽器をお持ちだからとばかり思っていましたが、当方の見込み違いで失礼いたしました。御親戚から引き継がれたと言う名器の健康管理等、課せられた責任は重大ですね。

そうだとすると、オールドの音を求める目的で、海外の高価な(高価過ぎる)レプリカを買う必要はあまり無いようですから、買うとすれば、普段の練習用の楽器が有ればよいのではと勝手に思っています。操作性の点で持ち替えても違和感の無い楽器の方がよいと思いますので、そのような楽器を探すか、お持ちの楽器を国内の製作者の工房に持ち込んでレプリカを作らせることもありそうですね。

[44895]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 catgut [12/07/29 23:42:59]

デル・ジェスの厚みを減らして人気が出たというマンテガッツア兄弟の話が以下にあります。

ttp://ci.nii.ac.jp/naid/110004872530

[44894]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 父娘Vn [12/07/29 23:25:08]

[44888]さま・[44892]さまに一票。
結論出たようですね、[44889]さん。最初から出ていたとも思いますが。

[44891]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 本気系 [12/07/29 21:46:32]

先ほどのソリストBについて補記します
1 アントニオ・ストラディヴァリ(自己所有)
2 アントニオ・ストラディヴァリ(自己所有)
3 ロベルト・レガッツィ(新作ヴァイオリン)(自己所有)
※通常のロベルト・レガッツィと違って若干アンティーク処理がなされている

[44890]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 本気系 [12/07/29 20:41:15]

私のメインのヴァイオリンは、プレッセンダよりも古い時代のヴァイオリンなので、ジャンルとしてはオールドヴァイオリンと言って差し支えないと思います。具体的な製作者名については伏せさせていただきたいと思いますが、だいぶ前に高齢のため引退したプロ奏者の親類から譲ってもらったヴァイオリンで、出自も由緒正しいヴァイオリンです。自分にとってはもったいないくらい立派なヴァイオリンだと思っています。

ある世界的なソリストが、ある時点で持っていたヴァイオリンを列挙したいと思います。これは、楽器商や製作者から聞いた話を基に書いています。

ソリストA
1 ガルネリ・デル・ジェズ(自己所有)
2 ガルネリ・デル・ジェズ(無償貸与)
3 自己所有のガルネリ・デル・ジェズのレプリカ
4 自己所有のガルネリ・デル・ジェズとは異なる(別の)ガルネリ・デル・ジェズのレプリカ

ソリストB
1 アントニオ・ストラディヴァリ
2 アントニオ・ストラディヴァリ
3 ロベルト・レガッツィ(新作ヴァイオリン)
※通常のロベルト・レガッツィと違って若干アンティーク処理がなされている)

極上のオールド名器のサブのヴァイオリンとして、極上のオールド名器を持てる上記のようなソリストは、そう多くはないのは事実ですが、羨ましいことに実際に存在しています。


>むしろ、オールドっぽい音づくりをするために、仮に板を薄く削り過ぎているとすれば弊害が生じる恐れがあるのではと懸念します。

とヴァイオリンとフルートのRioさんが懸念されているとおり、私もそのことを懸念しているところです。オールド名器の精巧なレプリカは、一般的な新作ヴァイオリンよりも板が薄いように見えることがありますし、実際、持ったときの重さも一般的な新作ヴァイオリンよりも軽いように思うので、やはり板が薄めなのではないかと思っているところです。経年変化によって、それがマイナスの方向に行くのではないかという懸念があるということです。

このあたりについては、私自身もっと情報を収集しなければならないと思っているところです。

[44888]

笑止千万

[雑談・その他]
 通行人 [12/07/29 16:59:44]

>彼らは、サブのヴァイオリンとして、イタリアのモダンヴァイオリンや現代のクレモナのヴァイオリンは「選ばずに」、オールド名器のレプリカを選択しています。


彼らがメインとサブのたった2本しか楽器を持ってないと思っているのでしょうかね?

妄想もここまで行けば立派なものです(苦笑

[44887]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 ヴァイオリンとフルートのRio [12/07/29 14:55:20]

本気系様

興味ある情報をご提供頂き、有難うございます。

本気系様は、500万円のオールドのレプリカをサブとして買うことを考えられていることからすると、メインとして有名どころのモダンをお持ちなのではと想像しています。傾向の異なるメインとサブの組み合わせが生じるわけですから、とてもよさそうですね。

ただ、個人的には、これくらいの高価なレプリカは、保有するオールドを模して作って貰い、オールドの影武者として使うのが普通ではないでしょうか。そうすれば、楽器を持ち替えても演奏に支障が無いので、演奏活動上も有利になるかと思います。モダンのレプリカも無いとは言いませんが。

ご推奨のレプリカは年齢的に見れば新作ですから、使用材の経年変化により音質が向上しするのはだいぶ先になると思います。私自身の乏しい経験でも、やはり100年は最低必要です。良質のレプリカであれば、最初から良質な音が出ると思いますが、その後の変化は期待薄ではと思います。なお、疑似オールド処理によって、楽器に悪影響が生じる可能性は低いと思います。むしろ、オールドっぽい音づくりをするために、仮に板を薄く削り過ぎているとすれば弊害が生じる恐れがあるのではと懸念します。

[44884]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 マグネシウム [12/07/29 11:36:11]

父娘Vn君よぉ、おまいの書き込みは相変わらず下らんなぁ。おまいのようなド失礼な質問の仕方じゃ、誰も所有している楽器を教えようという気には絶対にならんぞ。父娘Vn君よぉ、おまいとその娘は誰が作ったヴァイオリンを持っておるんじゃ。人に聞く前に自分自身のことを話せや。

父娘Vn君よぉ、本気系氏が挙げているGregg Alf、Peter Greiner、Christophe Landon、Joseph Curtin、Sam Zygmuntowicz、Terry Bormanといったレプリカ作りの名工の名前を、おまいは元々知っていたのか?知らない名前もあったんじゃないか?

本気系氏のお陰でレプリカ作りの名工が色々居るということがわかって、さらに、木村氏のような日本の現役のレプリカ製作者が製作者の立場からこのスレッドで発言してくれて貴重な話が聞けたわけで、父娘Vn君にとっても多少は利益があったんだから、下らん発言は控えろよ。

父娘Vn君よぉ、レプリカを買うか買わないかは、最終的にはおまい自身で判断すりゃいいんだから、まずは、このスレッドで色んな人が色んな情報を提供してくれるのを見守っていろや。

[44883]

十分対抗できる

[雑談・その他]
 父娘Vn [12/07/29 7:47:03]

>仕上げはかなり凝って居るので、400〜500万円の本気系様ご推奨の楽器に十分対抗できるのではと内心思っています。

ナイスです!

[44882]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 ヴァイオリンとフルートのRio [12/07/29 5:41:33]

父娘Vn様

以前にも同じ質問をされていますね。その際はどなたかが私に代わって辛口の説明をして下さったようでした。rio様は現在はRomeoantのハンドルネームを使われています。私が同じハンドルネームを使ったためで、先方様には大変ご迷惑をおかけしました。

最近買った楽器のリンクをご覧頂きましたか。セールでなければ63万円ですから、私のイメージでも中国製としては高い楽器です。音もオールド風になっているとのことですが、新作でオールドの音はしない筈と批難が出るでしょうね。仕上げはかなり凝って居るので、400〜500万円の本気系様ご推奨の楽器に十分対抗できるのではと内心思っています。

大家がレプリカを作らせる際には、操作性に影響を与えるネック、指板、ナット、駒などの寸法も合わせないと、持ち替えた際に困りますよね。「ヴァイオリンの名器と名曲」(ナツメ社)で、漆原啓子さんが手がつりそうになったと書かれているのは、Stradivariから持ち替えたMario GaddaやFormaggia Vittorioが新しいからダメなのではなく、寸法上のこともあるのではと思っています。勿論、遠目には保有する名器と同じように見える外観を備え、音も近づけたものを要求すると聞きます。どのレプリカでもよいというのではないでしょうね。

[44881]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[楽器・付属品]
 父娘Vn [12/07/29 1:08:20]

ますます飛ばしてますね〜〜すごいすごい。あのお方以来です。で、どの楽器を試奏されたのですか。場所は?音は如何でした?
メインはヴィヨームですか、ファニオラですか?それとも?

[44880]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 本気系 [12/07/29 0:53:46]

私は既に、何人かの製作者によるオールド名器の精巧なレプリカをトライアルしています。また、現役ヴァイオリニストが愛用しているレプリカを試奏させてもらったりしています。

メインのヴァイオリンとしては、自分にとっては優良過ぎるヴァイオリンを既に入手して愛用しているので、サブのヴァイオリンとして、オールド名器のレプリカを購入しようかと思っています。

ただし、オールド名器のレプリカに関しては若干不安要素があります。
それは、優秀な製作者によるレプリカは、出来立てのヴァイオリンでも既にオールドっぽい音と弾き心地を備えているのは良いことだと思うのですが、10年、20年、30年と弾き込んでも思ったほど音が熟成・深化しないのではないか?あるいは、10年、20年、30年と弾き込むうちに、擬似オールド処理のせいで楽器がくたびれてきて音が劣化したりしないだろうか?という不安です。

このあたりの不安を解消できたら、さらに本格的にトライアルを繰り返して、自分にとって理想的なオールドレプリカを購入したいと思います。

[44877]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[楽器・付属品]
 父娘Vn [12/07/29 0:31:43]

弾き味が違うんですね、やっぱり。バイオリンでも、そうなんだろうと思っていましたが。

弾き味は、弾いてみないと、解りません。(駄)


スレ主さん飛ばしてますね〜〜じゃんじゃん行ってください。お試しでレプリカお取り寄せして弾いてみられたら如何?ホールも借りて。何ならモノホンも借りて、弾き比べとか?? で、インプレッションをアップして下さい!

[44876]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 pochi [12/07/29 0:17:02]

姿形が似ていても、オールドと新作では弾き味が違います。

[44874]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 ちょいちゃか [12/07/28 23:34:20]

薄くて硬い酸化皮膜をどう作るか、というところがポイントだと思います。
それが強い反応の速い状態を作るわけですから。
見かけは、二の次だと思いますけどね。一流演奏家にとって。外せませんが・・・。

[44873]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 本気系 [12/07/28 22:59:38]

メインのヴァイオリンとして極上のオールド名器(ストラディヴァリウス、グァルネリ・デル・ジェズなど)を持っていながら、サブのヴァイオリンとしてオールド名器のレプリカを所有している有名ヴァイオリニストとしては、以下の方々が挙げられます。

アイザック・スターン、ジョシュア・ベル、ピンカス・ズッカーマン、ルジェーロ・リッチ、チョン・キョンファ、チョー・リャン・リン、ジェイミー・ラレード、イリヤー・カーラー、ユージン・ドラッカー、エルマー・オリヴェイラ

彼らは、サブのヴァイオリンとして、イタリアのモダンヴァイオリンや現代のクレモナのヴァイオリンは「選ばずに」、オールド名器のレプリカを選択しています。

彼らのメインの極上のオールド名器に、音や弾き心地がなるべく近くて、持ち替えたときの違和感がなるべく少ない楽器、という条件でサブのヴァイオリンを真剣に探したら、結果的に、オールド名器のレプリカを選択することになった、ということだと思います。

たしかに、彼らほどの名ヴァイオリニストとなると、そこそこのレベルのヴァイオリンでも、彼らならではの素晴らしい音を出すことはできますが、サブのヴァイオリンを演奏会本番で使う可能性があることを考慮すると、メインの極上の名器と持ち替えたときに違和感が少ない、というのは、サブのヴァイオリンを選択する上で重要な要素だと思います。

[44872]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 匿名希望 [12/07/28 22:27:00]

>悪い楽器が古くなっても、それはただのガラクタなのです。

100%同意します。

>楽器の音って言うものは実はなくて、あるのは奏者の音なのかもしれないとは思います。良い楽器の方がその人本来の音が出しやすい、良くないものの場合出しにくいという違いなのではと思ったりはします。

よく私が引き合いに出すのは絵描きにとっての「絵の具」です。絵の具の質が良くても悪くても描かれる作品は絵描きの腕にかかっています。
絵の具の質が良ければ、良質の色を出すのに苦労が少なくてすみますし、逆に安物の絵の具を使っても才能のある画家はあるていど良い絵を描けることでしょう。
また、使える絵の具が明るめか、暗めかによっても出来上がる作品が変わってきます。

この例えでいくと、弓はさしずめ筆になるのでしょうか。

もちろん、使いやすい「絵の具」が必ずしも万人にとっての良い「絵の具」だとは限りません。そこが面白いところだと思います。

[44871]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 父娘Vn [12/07/28 22:19:09]

[44848]ヴァイオリンとフルートのRioさま。
以前からこの掲示板で存じ上げているRioさまとは別の方なのですよね。
張って頂いたリンク、拝見しました。写真だけの印象ですが、なんだか良さそうな感じの楽器ですね!どんな音なのだろうと興味津々です。私はヴァイオリンは専門外なので、自分用のヴァイオリンはもっと安価な中国製を使っています。最近、中国のヴァイオリン製作業界は発展著しいと噂を聞きますので、もしかしたら日本よりはコスパの良いものがあるかもしれない、と思います。このスレの本題とはちょっと違うのでおしかりを受けるかもしれませんが。せっかく投稿して頂いたので。

[44870]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 父娘Vn [12/07/28 21:41:37]

通行人さま。

>昔の製作者だって
>その成果に時間の経過という
仰る通りと存じます。ありがとうございます。

レプリカの新作がオールドの音って、ありうるのですか?
私の専門の楽器(ヴァイオリンではありません)に関しては、限りなくあり得ないと思います。まあでも楽器の音って言うものは実はなくて、あるのは奏者の音なのかもしれないとは思います(これは以前に書いたところ一定のご支持を頂戴しています)。良い楽器の方がその人本来の音が出しやすい、良くないものの場合出しにくいという違いなのではと思ったりはします。だから楽器のせいにしないで精進しないと行けないし、リッチほどの名人であれば、新作の中でかなり良い部類の楽器を使えばそりゃあ最高の音で弾けるのではないかとは思うのです。
きっと通行人氏であればご理解いただけると思って勇気を持って書きましたが。

解らない方には、矛盾していると見えると思いますが、お許し下さい。

[44869]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 通行人 [12/07/28 18:22:48]

>44843 現役の製作者の皆さんがそういう努力を日々・・・

昔の製作者だって日々努力していたのじゃないのですかね?

その成果に時間の経過という要素が加わって、オールド特有の音が出るようになる。

悪い楽器が古くなっても、それはただのガラクタなのです。

努力だけでは解決できない部分もあるので、その辺、誤解のないようお願いしますね。

[44865]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 父娘Vn [12/07/28 15:58:24]

くれまさんって、お詳しいですね。。。

[44864]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 くれま [12/07/28 13:52:09]

>アルコールニスだから3年だとかはないです

すみません。はやとちりしました。この文章は余計でした。

[44863]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 くれま [12/07/28 13:50:02]

 父娘Vn様

現在の欧州でのバイオリン製作はオイルニスが主流です。バイオリンのニスが渇く速度は樹脂の配分比率によるもので、アルコールニスだから3年だとかはないです。

ここで気を付けて頂きたいのは、オイルが優れているとか、アルコールが駄目とかいう訳ではないです。それぞれに良い所と悪い所があるので、基本的には製作者の好みです。

[44850]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 父娘Vn [12/07/27 21:46:22]

昔どこかで読んだことがあります。ヴァイオリンのニスは、本当に乾くには3年掛かるって。日本語ではなかったと、記憶しています。

最近製作者の方と話をすると、オイルニスは使わないと聴きました。時間がかかりすぎるから。だそうです。

[44849]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 ちょいちゃか [12/07/27 11:46:25]

例えばプロでも、状況によってやむをえない場合でも真新しい色をした楽器を使えない、と言うことで、オールドイミテーションの楽器が必要になる、ということも理解できます。
そして、基本的に、バイオリンは道具である、ということですよね。
私の通っている店では、仕上げのニスをアルコールではなく、オイルニスでやっているそうです。これをすることで、板の厚みを残しながら、固い酸化皮膜を作れる、というメリットがあるそうです。3年ほど経過すると音が格段によくなる、との話しですが、実際それを持っている人の楽器はそうでした。
ただ、オイルニスで仕上げをするのは、結構面倒なのだそうで、ほとんどやる人がいない、というのが実情のようです。






[44848]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 ヴァイオリンとフルートのRio [12/07/27 8:23:27]

私が今月に買ったものです。48万円でした。
裏板の方はニスを剥がして凹凸を形成したようで、少々やりすぎのような
感じがします。
ま、こんなものもあるという話です。

h
ttp://www.sarasate.net/vn/shengold.html

[44843]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 父娘Vn [12/07/27 4:24:30]

通行人さま、Xinさま、
確かに、明らかに仰る通りと思える投稿も多いですよね。木村氏が良いことを書かれても、台無しです。これをご覧になられる良識のある方は、投稿の善し悪しをご自分で判読されることを祈ります。
過去の優れた楽器に触発されて、そこに迫るような良い楽器を作りたいということで製作がされて来た積み重ねの上に、現代のヴァイオリンのマーケットにおけるストックが成立したというのは、良い意味でも悪い意味でも真実なのでしょう。ですから、現役の製作者の皆さんがそういう努力を日々なされていることには敬意を表さなければ行けないと、個人的には思っています。
それと、誇大広告をよしとするかどうかは、また別論というものです。
このスレッドを見ただけで500万円遣う気になったら、ちょっと問題かも。

[44842]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 通行人 [12/07/27 2:57:56]

どうしても複製品をPRしたい人がいるようで、このスレは誇大広告のオンパレードですね。

新作からオールドの音が出るわけないので、どんなに似せて作っても、せいぜい外見だけ。音まで・・・というのはオールド楽器の音の何たるかを知らない人の妄想でしょう。いい加減にしましょうね。

[44839]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 父娘Vn [12/07/26 21:23:22]

木村さま。
[44818]
なるほど、よくわかりました。ありがとうございます。

いつの間にか木村さんのスレッドになってしまった雰囲気がありますが。

[44837]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 本気系 [12/07/26 18:52:35]

日本ではあまり有名ではありませんが米国のTerry Bormanのオールドレプリカは、見た目も音も立派だと思います。私は、トライアルという形ではなく、旧知のヴァイオリニストが所有しているTerry Borman作のオールドレプリカを見せてもらって、ちょっとだけ試奏させてもらいましたが、さすが、超有名ソリストがコンサートで使っている製作者が作ったレプリカだけあって、見た目も音も満足できるものでした。

Terry Bormanは、もっぱらグァルネリ・デル・ジェズのレプリカを作っているようです。ただ、レプリカとは言っても、オールド名器の本物と見間違うほどの精巧なレプリカというよりは、若干控えめなオールドフィニッシュを施したレプリカという感じです。

Terry Borman作のレプリカを自分が実際に買うとしたら、やはり、1度はトライアルをしてから買いたいと思います。

[44835]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 Xin [12/07/26 16:42:50]

だれかが、騙されているように思えるのですが

[44834]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 江戸川凡人 [12/07/26 15:18:35]

[44771] QB氏のご発言:
>> オールドレプリカは、プレイヤー側からすると、もともと相応のオールドを所有しているプレイヤーが、練習用などに持ち替えても違和感がないように製作家に作らせる
-------
練習用もあるかも知れませんが、実際には結構本番で、あるいは録音でも使うようです。その場合、レプリカなら、周りをびっくりさせなくてもいいという理由があるのだと、私はずっと理解してきました。イタリア銘器はコンディション維持が難しい。故に、多忙な演奏活動すべてにデル・ジェズやストラッドを酷使は難しい。銘器を所持していることが周知されている高名演奏家にとって、「レプリカないしレプリカ的外見の楽器」は必須なんじゃないですか。無論楽器として音は十分に出るのは前提でしょうが…。

[44832]

レプリカと贋作

[雑談・その他]
 RA(レプリカ愛好者) [12/07/26 12:05:54]

レプリカ = 複製 です。
複製のレベルにいろいろな幅があります。
(ものすごく似ているものから、何となく似ているものまで)

「本物」であると偽ることを目的として作られたもの
本物ではないのに「本物」と偽って販売されているもの
を言います
弦楽器(私が知っているのは、Vnの本体と弓)の世界では
本物そっくりな贋作から
似ても似つかぬ贋作まで
いろいろありますです

これでお答えになりますか?

[44830]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 Xin [12/07/26 11:28:40]

レプリカと贋作は、どうちがうんですか
堂々と偽者ですと言ってうるのがレプリカですか

[44829]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 pochi [12/07/26 9:57:23]

[44818]木村氏、
なるほど!
ありがとう。

[44828]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 たく [12/07/26 8:01:41]

木村さんへ

ご丁寧な回答いただきありがとうございました。理解できました。

私としては、アンティーク仕上げだろうがそうでなかろうが、しっかりとした考えで製作された楽器を評価したいと思います。構造・響き・外観等すべに関する事項で。そうでないと製作家の方々の努力が無駄になってしまいます。

ひょっとして、現在の製作家の多くは単純な寸法(ボディ長は355mm、ストップ長(?)は195mm)にこだわらず製作されたいのではないのでしょうか。まあ有る程度は許容範囲に収めないと演奏しにくくなるでしょうが。
どうも需要側からの評価が、表面的で本質ではないことが問題化なのかもしれませんね。その結果、色んな工夫をして歪んだような楽器(少なくとも私が今まで接することができたピリオド楽器の名器は皆非対称です)を製作すると、現在のニスの仕上げ方では見た目が変に感じ購入しない(へたくそな製作家に思う)。だから、そのような楽器はアンティーク仕上げをする必要がある。ということもあるのかなと感じました。

プロの間では、評価された楽器は一般の購入者にとって理解ができないので売れない。ということなのかなと思いました。

とても残念です。もっと自由に個性あふれる楽器を製作していただきたいものです。また。それをちゃんと評価できるような愛好家で有りたいものです。

[44827]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 通行人 [12/07/26 1:59:02]

200年以上の経過による板の変形や傷、どこまで残っているのかわからないオリジナルニス、そういった外観を構成する要素も音に直結するゆえに、コピーする価値があるというなら、それらはガルネリの楽器に備わっていた本来的な要素ではないのでしょう、ということです。

それでも外見にこだわる客が多いというなら、所詮は音ではなく見栄(ないしは自己満足)で買っているだけなのでしょうね。

私もかつてカノン砲のコピーを所持していて、そこそこにオールド風の音色が出るので喜んでましたが、本物のオールド(ガルネリと同時代のイタリアン)を手に入れてからは、所詮はおもちゃに喜んでいたのだと思い知らされました。貧乏くさい低次元の夢だったと思っています。

[44824]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 木村 [12/07/26 0:51:57]

>現代のデル・ジェスのどこまでが本来の姿といえるのでしょうかね?200数十年の経年変化で、姿が変わるところでまで、あるいはネックの交換、バスバーの補強などで発音性能が変わるところまで、作者が予測していたとは、到底思えません。

私の言っている「本来の魅力」というのは、ニスの剥がれ、傷、修理の跡、オリジナル・セットアップ時の音のことではありません。
通行人氏の仰っている「本来の姿」をしているデル・ジェスを見たいなら、大阪にあるポシェット「Chardon」をご覧になってください。
デル・ジェスが未来に自分の楽器がどうなっているかなんて想像をしようともしなかったでしょう。未だに彼の楽器が使われていることを知ったら、それこそ目が飛び出るほど驚くにきまっています。

>制作者さんは神がかりなの?

過去にはストラドやグァルネリを神がかった存在として語られることが多かったのは事実です。未だにそのような傾向はありますが、私が雑誌での連載を通して伝えようとしていることは、全く正反対のことです。バカのように借金をし、兄弟喧嘩をし、職を探すために引越しをし、と私達と同じただの人間だったんです。

[44823]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 通行人 [12/07/26 0:31:13]

>デル・ジェス本来の魅力、彼のダイレクトで無駄のない作風を伴ったものではありません。

現代のデル・ジェスの忠実なコピーを作るのはいいとしても、現状のどこまでが作者が感知していた本来の姿といえるのでしょうかね?

200数十年の経年変化で、姿が変わるところまで、あるいはネックやバスバーの交換補強などで発音性能が変わるところまで、作者が予測していたとは思えません。

制作者は、時々神がかりになるのやらん?

[44819]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 木村 [12/07/25 23:20:31]

たく氏からの1つ目の質問について;

>自殺行為とおっしゃられているのは、「アンティーク仕上げをしないと評価してもらえないし、製作家として疑われる」また「売れない」というような意味でしょうか。

そうです。もちろん、評価してくれる人はいるでしょうが、先ほど述べたように同業者内のみでうける楽器になってしまうのがおちです。ニスが剥がれていない、縁もすれていない新作を評価する基準と、アンティーク加工された新作(コピー、レプリカ)を評価する基準がずれているからです。同業者に褒められると嬉しいことは確かですが、彼らのために楽器を作っているわけではないので、正直、虚しいです。経験者談です。

2つめの質問について;

>不完全な箇所がある」とご指摘頂いていますが、具体的にはどういうことなのでしょうか。例えば、「ニスが脆かった」「この構造が問題ある」「製作技術・製作道具の未熟さ」等のことでしょうか。

まずニスについてですが、ベルゴンツィや一部のデル・ジェスによく見られる針でつついたような跡、フィリウス・アンドレアやロジェリなどに見られる楓の杢に染みこんでしまったニス、赤系のニスによくある不透明さ、ニスを塗る前の木地の粗さ、などでしょうか。
構造についてですが、Pochi氏への回答を読んでいただくとなんとなく分かっていただけると思います。他に例をあげるなら、ベルゴンツィのf孔の切り込み(ニック)の位置が現在標準(195mm)とされているものよりも極端に低い位置(198-200mm)こと。フィリウス・アンドレアのパーフリングの黒色が灰色に近いことなどなど、たくさんあります。

ただ、私は彼らの「製作技術・製作道具」が未熟だったとは思いません。不器用だったと思われがちなデル・ジェスですが、彼の道具の使い方、例えばのみの使用方向などをたどっていくと、彼がいかに卓越した技術者で効率の高い作り方を知り尽くしていたかが分かります。

3つめの質問について;

>「見た目」とは、構造寸法、ニスの仕上げ、f字孔の左右非対称性、表板・裏板の寸法の違い、表板・裏板の凸凹、ネック角度、焼いたような針の後、板厚分布、横板の厚みのバラツキ等のような細かい点も含んでと解釈してよろしいでしょうか。

一つ一つの細かい要素が絡みあって、楽器の見た目を構成していますので、そう解釈してもらっても構いません。
--------------
江戸川凡人氏が記している無量塔蔵六先生の発言には同意します。ガルネリが参考にならないとは私は思いませんが。むしろ道具の跡が豊富に残っているグァルネリのほうが、過去の製作法を学ぶにはもってこいだともいえます。

[44818]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 木村 [12/07/25 22:00:35]

たくさんからの質問に関連しているので、先にPochiさんへの回答です。

私が「自殺行為」にあたると言っているのは、デル・ジェスが残したような道具の跡をそのまま残すこと、パーフリングをコーナーの部分で強引に潰し合わせた(他に表現が見つかりません)作りにすること、ところどころでカクカクしている輪郭やf孔、宇宙人のような渦巻きををそのまま再現し、新作仕上げで作ることです。

リンク先にあるのは、Ole Bullを洗練させ、分かりやすく綺麗にした楽器です。そのようなスタイルが悪いといっているのではありません。むしろ後期デル・ジェスをアンティーク調にせずに作ろうと思うと、そのような方法をとるしかないのでしょう。

ただ、そのような楽器はいわば去勢された馬であって、デル・ジェス本来の魅力、彼のダイレクトで無駄のない作風を伴ったものではありません。しつこく言いますが、それが悪いわけではありません。そのようなスタイルで素晴らしい作品を生み出している方もいます。

[44817]

横レスで僭越ですが

[雑談・その他]
 江戸川凡人 [12/07/25 21:55:10]

>> 後期デル・ジェスの作品に代表される、ワイルドで大胆な作風を持ったヴァイオリンを作ろうと思うと、レプリカや少しゆるめのコピーを作るざるをえないという現実があります。
+++横レスながら補足申し上げます++++
無量塔蔵六先生が過去に面白い発言をされています。たしかオーディオ雑誌のインタビュー記事ですが:
『製作者にとってガルネリは細工が粗雑であまり参考にならないのです。ストラディヴァリは大へん念入りだと本に書かれたり言われたりしていますが、あの程度のものを今やったのでは念入りだと言われないですね』
++無量塔発言から推すなら下記の話もわかりやすいのではありませんか+++
>> 「デル・ジェスが作った時にはこんな感じだったんだよ。」なんていう言い訳は残念ながら通じません。

>> 16〜18世紀のイタリアの楽器(ストラドも含めて)は産業革命以後の価値観を持っている私たちにとっては不完全な箇所があり、また、そこが良いのですが、そういった良さを出そうと思うと、新作としてニスを塗ると認められないので必然的にアンティーク仕上げを選択することになります。
+++++
一例ですが、イタリアオールドで第2線級といわれる、それでも非常に高価な楽器をご使用のプロ奏者の方を存じていますが、寸法がいわゆる近代的な楽器と微妙に異なるので慣れるまで時間がかかったとのこと。
ようするに工業製品として規格化されない産物だ、という意味かと忖度します。
木村様、勘違いならご指摘ください。

[44816]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 父娘Vn [12/07/25 21:35:58]

[44810]さま
そうですね。そうかも知れません。ただ、やっぱり釈然としないのです。
スレ主さまに反対意見の人は書かなくて宜しい。ということは、同意見の方だけしかこのスレッドにかきこむべきではない、と言うことになりますか。
それでは、建設的な議論ではないかも知れません。

木村さんの自殺行為論はなかなか参考になります。それだけ、レプリカに対して需要があるということでしょう。つまりは、製作者サイドとしては、(霞を食べて生きては行けないので)売れる見込みが立たないものばかり作っていて、生活できないでは困ってしまう、と言うことですよね。

では木村さま、他、識者の皆様に問いますが、「名手が弾いたCDの音を聴いただけでその楽器が素晴らしい音色だから500万円払ってでも買うべきだって断定している人の推薦を、素直に聞くのは、妥当な判断でしょうか?」不自然だと思うのですが。如何でしょうか。
買う気が全然ないのにトライアルで注文して結局返品するのが適切な態度でしょうか。教えて下さいまし。

[44815]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 RA [12/07/25 20:01:47]

本気系様へ

>RAさんが人前で演奏するとしたら、
>「勝負ヴァイオリン」としては、
>オールドレプリカと
>1970年代のA.Capelaの
>どちらを選択されますか?

迷わずレプリカモデルです
理由は
レプリカモデルは2006年年末から弾いており
Capelaは2011年年末から弾いてますので
楽器の特徴を把握しているレプリカモデルを
私は選択します
楽器が出来上がってから、ずっと私が育ててきたので
扱いやすさがあると思います


レプリカモデル・コピーモデルに対するオリジナルモデル
古色仕上げに対する新作仕上げ
どちらも好みの問題ので
結論は出ないと思いますです。

[44814]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 pochi [12/07/25 19:11:48]

[44811]木村氏[12/07/25 13:52:12]投稿、
例えば先ほどのリンク先にあるAlfによる「Ole Bull」のコピーですが、あのような楽器を製作してアンティーク仕上げを行わずに売りに出すことは自殺行為にあたります。

こちらに日本人作家による「Ole Bull」コピー新作があります。
ttp://cremonak.exblog.jp/14317920/
御意見をお聞かせ下さい。

[44813]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 たく [12/07/25 15:27:21]

木村さんへ

私は、趣味でバイオリンを演奏したり、楽器を製作したりして楽しんでいます。木村さんのご発言でとても気になる事があり質問させていただきます。差しさわりがなければお教えください。趣味の範囲ですが、バイオリンを製作することに関して興味がありますので。

1つ目の質問は、

<<あのような楽器を製作してアンティーク仕上げを行わずに売りに出すことは自殺行為にあたります。>>→自殺行為とおっしゃられているのは、「アンティーク仕上げをしないと評価してもらえないし、製作家として疑われる」また「売れない」というような意味でしょうか。

2つ目の質問は、

<<もちろん、極端な例であるデル・ジェスに限らず、16〜18世紀のイタリアの楽器(ストラドも含めて)は産業革命以後の価値観を持っている私たちにとっては不完全な箇所があり、また、そこが良いのですが、そういった良さを出そうと思うと、新作としてニスを塗ると認められないので必然的にアンティーク仕上げを選択することになります。>>→16〜18世紀のイタリアの楽器・・・・・・不完全な箇所がある」とご指摘頂いていますが、具体的にはどういうことなのでしょうか。例えば、「ニスが脆かった」「この構造が問題ある」「製作技術・製作道具の未熟さ」等のことでしょうか。

3つ目の質問は、

<<見た目だけでしょう、という方もみえますが、見た目は重要です。外観が楽器としての性能、性格に直結していますし、>>→木村さんがおっしゃられている「見た目」とは、構造寸法、ニスの仕上げ、f字孔の左右非対称性、表板・裏板の寸法の違い、表板・裏板の凸凹、ネック角度、焼いたような針の後、板厚分布、横板の厚みのバラツキ等のような細かい点も含んでと解釈してよろしいでしょうか。

[44812]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 マグネシウム [12/07/25 14:44:02]

木村哲也さんの書き込みは、さすが本格派の製作者の方だけあって毎回ほんとに説得力がありますなぁ。

>見た目だけでしょう、という方もみえますが、見た目は重要です。外観が楽器としての性能、性格に直結していますし、どうせ選ぶなら見た目が好きなものを選択するでしょう。車と同じです。最新のBMWが最高という人もみえれば、いやいや、やっぱり初代サニーでしょう、という方もみえるはずです。どちらが悪いとは言えませんし、選択肢は多いほうが良いではありませんか。

全く同感です。ヴァイオリンは、音と同じくらい見た目が大事だよね。単に美しいかどうかよりも、好きになれるかどうか、が凄く大事だよね。

>来月始めに国内のレプリカ製作者が池袋の工房に集まります。基本的に職人同士の勉強会ですが、国内でのレプリカ製作の認知度をあげるのにどのような活動をするべきかなどについても話し合う予定です。

それは素晴らしい!なんてたって我々日本人の手先の器用さは、世界でも最高レベルなので、日本人は精巧なレプリカ製作に向いていると思っているんだよ。ぜひぜひ日本でのレプリカ製作を盛り上げて行って下さいな。

木村さんには、ご自身のホームページを更新していただいて、色々なタイプの「キムラのヴァイオリン」の画像を掲載していただいて、その魅力をどんどん発信してもらえたらと思う。レプリカもののヴァイオリンの日本語のホームページは貴重ですぞ。

[44811]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 木村 [12/07/25 13:52:12]

製作者として1つだけ付け加えておきます。

結局のところ、レプリカ、コピーが存在するのは需要があるから、というだけのことですが…

後期デル・ジェスの作品に代表される、ワイルドで大胆な作風を持ったヴァイオリンを作ろうと思うと、レプリカや少しゆるめのコピーを作るざるをえないという現実があります。例えば先ほどのリンク先にあるAlfによる「Ole Bull」のコピーですが、あのような楽器を製作してアンティーク仕上げを行わずに売りに出すことは自殺行為にあたります。

「デル・ジェスが作った時にはこんな感じだったんだよ。」なんていう言い訳は残念ながら通じません。職人仲間やディーラーからは「よくやった」と言われるかもしれませんが、楽器はまず売れません。

もちろん、極端な例であるデル・ジェスに限らず、16〜18世紀のイタリアの楽器(ストラドも含めて)は産業革命以後の価値観を持っている私たちにとっては不完全な箇所があり、また、そこが良いのですが、そういった良さを出そうと思うと、新作としてニスを塗ると認められないので必然的にアンティーク仕上げを選択することになります。

見た目だけでしょう、という方もみえますが、見た目は重要です。外観が楽器としての性能、性格に直結していますし、どうせ選ぶなら見た目が好きなものを選択するでしょう。車と同じです。最新のBMWが最高という人もみえれば、いやいや、やっぱり初代サニーでしょう、という方もみえるはずです。どちらが悪いとは言えませんし、選択肢は多いほうが良いではありませんか。

あえて詳細は記しませんが、来月始めに国内のレプリカ製作者が池袋の工房に集まります。基本的に職人同士の勉強会ですが、国内でのレプリカ製作の認知度をあげるのにどのような活動をするべきかなどについても話し合う予定です。

[44810]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 ヴァイオリンとフルートのRio [12/07/25 11:15:42]

レプリカを必要としないのであれば、聞き流せば済む話です。
反論することに格別な意義を感じる人が居るようですね。
本気系さんには新しい情報を提供して頂いたものと思いますよ。
それが受け手にとって貴重かどうかは各個人によって違うでしょう。


[44809]

本気系さま、教えて下さい!!

[雑談・その他]
 父娘Vn [12/07/24 23:35:26]

本気系 さま。

教えて下さ〜〜〜い!
そんなに仰るなら、本気系さまがご自身でGregg Alfの楽器を所有なされればいいのに。
どうして、お買い求めにならないのか?高いから?
どうして、トライアルをなさらないのか?トライアルをなされれば良いのに?ご自身で弾いたことないってどういうこと??
教えて下さい。

[44807]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 父娘Vn [12/07/24 22:54:34]

盛り上がってますね!
QB氏、鋭い。論理的に的確です。
マグネシウム氏、貴殿のご見解には賛同できません。

木村さん良いですよね。。。もし私が木村さんに娘のための楽器の製作を依頼するなら、レプリカでない、木村さんが本当に作りたいものを作ってもらうことを依頼したいなと、思いますがね。骨董的趣味は持ち合わせておりませんので、純粋に楽器としての性能で考えると、扱いやすい新しい楽器の方が良いと思うときはままあるでしょう。直販で買うとき500万円、売るとき200万円では、泣くに泣けないと思いますが、そんなもの?如何?

[44806]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 本気系 [12/07/24 22:34:46]

RAさんの書き込みは、実際にオールドレプリカをお持ちの方ならではのご意見だと思いました。

RAさんは、オールドレプリカとは別に、1970年代のA.Capelaもお持ちとのことですが、RAさんが人前で演奏するとしたら、「勝負ヴァイオリン」としては、オールドレプリカと1970年代のA.Capelaのどちらを選択されますか?

1980年代のA.Capelaを見て触ったことがありますが、温かみのある作風で良い印象が残っています。私が見た個体は、製作後10年以上経っていましたが、やや黄色味がかったオレンジ系のニスで、新作らしい新作ヴァイオリンの割には、ニスがテカテカ・ピカピカしておらず、しっとりとした落ち着いた雰囲気のヴァイオリンでした。そのときは、時間がなくて試奏できませんでしたが、その後、そのヴァイオリンが売れてしまったため、試奏できずに終わってしまいました。魅力的な個体だっただけに、今となっては残念です。

A.Capelaは、GBMやFBといった現代クレモナの製作者とは違ったジャンル(タイプ)の製作者だと感じます。精度は高いが温かみがある、という特徴を持つA.Capelaのような製作者は、現代のクレモナの製作者には見当たらないように思います。

[44805]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 Tetsu [12/07/24 22:15:21]

>日本の流通の仕方こそが特殊
海外と比べてという事なのでしょうが、どんな風に特殊なのでしょうか?
思いつくのは、品揃えが圧倒的にクレモナ系新作楽器が多い点くらいですが。

[44803]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 マグネシウム [12/07/24 20:49:36]

妙に理屈っぽいQB君の回答はイマイチだが、木村さんやpochiさんの回答はためになった。

>V:直販スタイルではなく、主に小売店で売るというスタイルを取っているレプリカものの新作ヴァイオリンを製作しているヴァイオリン製作者

>これは少数かもしれません。
と木村さんが書かれているとおり、Vのスタイルで売っているレプリカの有名製作者というのは、自分の知る限り皆無と言って良い。

レプリカ製作者のうちプロのヴァイオリニストが好んで買うような有名製作者(人気製作者)は、小売店経由で売らずに直販スタイルで売るというのは定説と言って良いだろう。

そう言えば、レプリカ製作を得意とされている木村さんも、直販スタイル、それも受注製作のスタイルで売っておられる。しかも、完成した作品がどうしても気に入らなかった場合は再度ゼロから作り直す、という保証までついているのは凄い。腕に自信がある製作者じゃないと言えないような凄い保証だと思う。

木村さんのホームページには、デル・ジェス「ロードウィルトン」のレプリカの画像が掲載されているが、本格的なレプリカだと思う。木村さんが得意とされているレイトストラディヴァリやベルゴンツィのレプリカの画像もぜひ見てみたいものだ。できることなら、正面からの画像だけなく、斜め方向からの画像も見てみたいものだ。ニスの艶感、キズのリアル感、アーチ(隆起)の自然さ、などは斜め方向からの画像で確認したいのでね。

[44802]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 pochi [12/07/24 18:59:08]

[44799] マグネシウム氏 [12/07/24 16:46:35]投稿、
QB君よぉ、
U:主に直販スタイルで売っている、レプリカものじゃない新作ヴァイオリンを製作しているヴァイオリン製作者を教えてくれよぉ。

QB氏の代わりにお答えします。
日本人作家の多くは、直販スタイルを取っています。
たとえば、丸一の鈴木郁子氏
ttp://www.maruichi-shoten.co.jp/liutaio/index.html

その他の人は、
ttp://www.jsima.jp/member/smember.htm
多くが直販スタイルだと思います。

小売店舗でしか販売されていない作家の作品は、楽器問屋がバックオーダーを掛けて買い占めていて、それを小売店舗が売っている場合でしょう。

自分の工房で売るのが面倒な人は、小売店舗に直接卸している作家もいますし、販売委託している人もいると思います。

[44801]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 木村 [12/07/24 17:38:23]

>U:主に直販スタイルで売っている、レプリカものじゃない新作ヴァイオリンを製作しているヴァイオリン製作者

有名どころでパッと今思いつくのはカナダのRaymond Schryerとか、Ann ArborのDavid Burgess、スコットランドのPeter Goodfellowなどですかね。他にもシカゴのMichael Darntonとか、たくさんいます。

>V:直販スタイルではなく、主に小売店で売るというスタイルを取っているレプリカものの新作ヴァイオリンを製作しているヴァイオリン製作者

これは少数かもしれません。過去にはそのようにしていたけれど、最近は直接頼まれることが増えてきたという例は2,3知っていますが。

小売店を通すのと直接売るのと、どちらにも利点と欠点がありますから、
「W」の直販でも売るし小売店でも売るというタイプの製作者が多いですね。

QB氏の「日本の流通の仕方こそが特殊である」というのには一理あると思います。

[44800]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 QB [12/07/24 17:20:58]

「オールド名器のレプリカには、売り手(貸し手)にとっても買い手(借り手)にとっても次のようなメリットがあります。」
と言うことは、同時に
「そうでないものは次にのようなメリットはありません」
と言っているのと同じです。

「この壺にはご利益が有ります」=「これ以外の壺にはご利益はありません」
と同じ構造ですね。

そこが誤解を招くという事を指摘しているのですが、ご理解いただけないようですので、こちらのスレッドでは発言を慎むことにしましょう。


ちなみに、口の聞き方からお里が伺えるマグネシウム「君」、日本でポピュラーな製作家は、日本の業者が一定の数を仕入れて小売していますね、私が特殊だというのはそこです。 それぞれ現地で職業音楽家に買われていくような楽器を作る製作家は通常どういう流通形態をとっていますかね?もちろん知っていますよね?

以上です。

[44799]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 マグネシウム [12/07/24 16:46:35]

QB君の書き込みは、重箱の隅を突くような話だし、意味不明だと思うね。

>a. 海外の製作家の楽器を国内の販売店を通じて買う
>という事と
>b. 海外の製作家の楽器をその製作家から直接買う

>ことを比較して、前者は通常の新作、後者はオールドレプリカに固有の取引形態である様に断じています。

とQB君は書いているが、本気系氏の書き込みを読む限りでは、「断じている」ようには思えないぞ。

本気系氏が挙げているGregg Alf、Peter Greiner、Christophe Landon、Sam Zygmuntowiczの「出来立ての楽器」を売っている小売店(弦楽器専門店)って、世界中探しても無いんじゃないかと思うぞ。彼らの「中古楽器」を売っているオークションハウスや小売店(弦楽器専門店)なら、たまにあるだろうけど。

レプリカ製作者の全てが直販スタイルで売っているわけではなかろうが、精巧なレプリカもののヴァイオリンを売っている小売店が、日本だけでなく世界的に見てもあまり無いってことは、要するに、レプリカ製作者は直販で売ることが多いってことの証明じゃん。

QB君よぉ、
U:主に直販スタイルで売っている、レプリカものじゃない新作ヴァイオリンを製作しているヴァイオリン製作者を教えてくれよぉ。
V:直販スタイルではなく、主に小売店で売るというスタイルを取っているレプリカものの新作ヴァイオリンを製作しているヴァイオリン製作者を教えてくれよぉ。

W:UでもVでもない製作者、たとえば、直販でも売るし小売店でも売るというタイプの製作者で、レプリカもののヴァイオリン製作を得意としているヴァイオリン製作者というのも居るよな。たとえば、米国在住の松田さんとか旧東独のヨアヒム・シャーデとか。松田さんとシャーデのレプリカもののヴァイオリンなら、日本の小売店でも見て弾いたことがあるし、ヨーロッパやアメリカの小売店でも見たことがあるぞ。

QB君よぉ、せっかく面白いスレッドが立ち上がって盛り上がってんだからさぁ、重箱の隅を突くような下らんことを書かずに、建設的に議論しようや。頼むぜ。

[44797]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 QB [12/07/24 10:02:23]

本気系氏
氏の書き込みは
「この販売の仕方はオールドレプリカのみに特有である」という反証
ではないのでそれについてのコメントは未だする状況にありません。

日本の楽器の流通の仕組みがこの世のヴァイオリン流通の全てだと御思いであれば、一度海外に行かれたらよろしい。日本の流通の仕方こそが特殊であることが判ると思います。

私が書き込んでいる理由は、ここを訪れる方が、氏による以下のストーリーで間違った知識を得ることを危惧するからです。

a. 海外の製作家の楽器を国内の販売店を通じて買う
という事と
b. 海外の製作家の楽器をその製作家から直接買う

ことを比較して、前者は通常の新作、後者はオールドレプリカに固有の取引形態である様に断じています。
上記は「買い方」の比較であり、「製作家、あるいは楽器の仕上げ」の比較ではありません。

[44795]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 RA [12/07/24 8:40:34]

レプリカの楽器を持つ者です。

自分が欲しい楽器を探している中で
特定の楽器に惚れ
サラリーマンの自分には、数億円出して楽器は購入できないので
百数十万円で在日弦楽器製作者の方に
複製したい楽器の所有者の方から
詳細なデーターをいただき
作ってもらいました
私の希望は
@自分の欲しい楽器とうり二つであり
A音はそれなりに良く
B一見して楽器に温かみがあること
でした。
(仕上げは、オールドフィニッシュではなく
新作仕上げにしました)

楽器の性能として
音色や演奏性(操作性)が重要なことはわかりますが

一方で私のように
楽器はまず見た目が第一
という輩もいると思います

>外見が数億円のオールドそっくりだとしても、
>偽物は偽物。
>オールドらしき楽器を持っているのを
>誰かに自慢したいのですかね。
>貧乏人のいじましい見栄にしか思えない。

平たく言えば、金がないので偽物を持つことで
自己満足にひたっています。

>「うぉー、ここのディティールが!」とか言っちゃってんの?
独り楽器を手入れしているときに
「この隆起のパターンが…」と心の中で呟いてますね…

まあ、言うなればオタクです。

私のような趣味趣向を持つ輩向けには
レプリカは必要だと思います

また知り合いの職業演奏家(ViolinやViola)の数人は
自身の持つ楽器のレプリカを100〜300万円ぐらいで
在日の製作者に発注しているのを知っています

コンディションの悪い会場で弾くときや
楽器の調整中でメインの楽器を使えないとき
メインの楽器のご機嫌が悪い時
(古い楽器だと、かなり気分屋のようです)
に新作のレプリカを使用するそうです。

レプリカのいいところは、持ち替えても
演奏性(操作性)に違和感が少ないことだそうです
音は、古い楽器にはかなわないが
コンディションの安定度や扱い易さ
もしも盗難や事故に遭っても
諦めがつく
というのがその理由だそうです

いろいろなニーズで
レプリカは必要な範疇だと思います


ただ、私は
レプリカ製作者の楽器=良い楽器
だとは思いません。

本気系さんの挙げた製作者は
「上手な製作者」だということだと思います
また上手ゆえ、職業演奏家より
サブとしてレプリカを依頼されることが多いので
レプリカ製作者と言われているのではないでしょうか?
(あくまで推論です)



一般には
「良い製作者が作った楽器」なら悪くはないはずです

あとは、その楽器が演奏者の好みに合うかどうか…というところです。

私自身は、残念ながら
金銭的な余裕がなく、
どちらかというと 見た目で気に入った
なんちゃって楽器を買う方です

昨年は、現代クレモナ系の楽器が欲しくなり
1970年代のA.Capelaを手に入れました
現在のクレモナ系の製作者より
私がイメージするクレモナ系の特徴を有しており
楽器の外観に味がありかつ温かみがあり
音もまずまずなので、結構満足しています


shadeの楽器は、道具としては優れているのだと思いますが
楽器の外観に色気を感じません

S.P.Greiner、C. Landon
はいつも思うのですが
パーフリングにリアルさを感じません


見た目以外に「音」も重要なファクターです

オールド風の音は
これまで11月に実施している弦楽器フェアーに
毎年出店していた
(鬼籍に入られた)陳氏の楽器がそうでした

シャなんとかとかいう弦楽器店オリジナル楽器より
上質な古い印象の音でした

でも、昨今の弦楽器愛好家の方は
新作然とした音色を明確に好む方も多いので

音色については
オールドの音色だからいいということはいえず
好みによると思います



昔から弦楽器を楽しむ方は、古い音に憧れるようですが
最近の方は、古い音にピンとこないで、
新作の音色が好きな方も多いです


多様なニーズの中で
「これしかない」と語ることは
すこし、むなしい感じを覚えます。


指導者につかず
楽器屋さんの弦楽器お教室に通う方が増えてきた昨今

生徒(お弟子)が師匠が所有する名器名弓を弾く機会がなく
第一線のプロが使用している道具の良さを体感したうえで
自分自身の理想とする楽器・弓の基準を持つ人が減っている
ことがその原因だと思います。

機会のないひとは、自分で努力して
楽器店を巡り、弦楽器フェアーで
数をこなすのでしょうが…
本当にそういう経験の中で
一流のプロの使う「よい楽器」の基準を自分の中に構築できるのか
というとできないでしょう…

昭和40年代のころに比べ、
良い楽器の基準が変わってきています
それはそれで、よいと思います

[44794]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 本気系 [12/07/24 7:47:42]

現代クレモナの有名製作者のGBMやFBのヴァイオリンは、都内の弦楽器店をいくつか回れば、複数台見ることができるくらい、弦楽器店の店頭ではありふれた存在です。
GBMやFBが作ったヴァイオリンの中で、直接、演奏家やコレクターに販売されている(直販されている)ヴァイオリンも多少はあると思いますが、日本の弦楽器店でのGBMやFBの「在庫状況(かなりの台数が在庫されていて、お金さえ出せばいつでも買える)」からすると、GBMやFBの直販比率はそれほど高くないと思います。

GreinerやAlfといったレプリカ製作者は、小売店を経由して販売することが稀にあるかも知れないという程度で、彼らは基本的に直販スタイルで売っています。

GreinerやAlfといったレプリカ製作者のような「直販スタイル」で売っている「レプリカではない通常の新作ヴァイオリンの製作者」がいるのであれば、ぜひQBさんに列挙していただきたいものです。

[44793]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 QB [12/07/24 7:28:24]

本気系氏は、GreinerやAlfの楽器の販売の仕方が、レプリカ製作家に特有だと誤解されています。
彼らの販売の仕方は別にオールドレプリカを得意とする製作家でも、そうではない通常の新作の製作家でも、直接演奏家に渡す形態をとる製作家で普通に行われる販売のやり方です。

オールドレプリカだから、件の購入の仕方が可能なわけではないのです。
異論は受け付けますが、あくまで「この販売の仕方はオールドレプリカのみに特有である」という反証を添えてください。

[44792]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 父娘Vn [12/07/24 6:45:28]

おお!面白くなってきましたね。どんどん書いて下さい。で、、、、

2010年作。ガルネリ・デル・ジェズーの本物そっくりの精巧なレプリカ!!ズバリ、18,335ポンド!220万円くらいでしょうか。超お買い得では?リッチのファンなら、即メールすべし!

h
ttp://www.amati.com/violin/violin-instrument/a-violin-by-gregg-t-alf-ann-arbor-circa-2010.html

[44790]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 横槍御免 [12/07/24 0:29:01]

なかなか興味深い話題でロムってましたが少しだけ。

所謂レプリカ楽器の精度と性能については置いておいて、
400〜500万円という値付けが実際に珍しくないのであれば、購入者は
再販価値の面で後々苦労する可能性を織り込む必要がありそうですね。
一生手放さず第三者の評価も聞かなければ無問題ですが。

それら特別高価なレプリカ楽器が楽器店の店頭にあまり並ばないのは、
その値付けでは販売後の価値に責任を持てないという理由が大きいと
思われます。また、作家が直販する理由は、値付けも含めて商才がある
ということかもしれません。

なおJ.B.Vuillaumeをレプリカ精度という観点で他の作家と比較するのは
ナンセンスだと思います。J.B.Vuillaumeは極めて独創的で優れた楽器
なのであって、レプリカ精度が評価されている訳ではないのです。
(Canonの逸話はネタだと思ってます)

[44789]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 本気系 [12/07/23 22:28:28]

誰も書かないので、あえて書きます。皆さんの目からウロコが落ちてくれたらと思うので書きます。

オールド名器のレプリカには、売り手(貸し手)にとっても買い手(借り手)にとっても次のようなメリットがあります。

1 トライアル(お試し貸し出し)中に、借り手が試奏した際に誤ってちょっとしたキズをつけてしまったとしても、元々それなりにキズをつけてあるオールド名器のレプリカでは、キズがあまり目立たないし、借り手がその楽器を気に入らずに返却した際に、擬似オールド処理が得意な職人であれば、上手くキズを補修して、そのキズがあたかも元々の(製作時の)擬似オールド処理の一環であるかのように見せかけることができる。よって、貸し出し中に多少キズをつけられても、商品価値が毀損しない(減じられない)ので、貸し手からすれば気楽に貸し出しできるし、借り手にとっても気軽にトライアルしやすい。
ツルツル・ピカピカで無傷のクレモナの新作ヴァイオリンだと、ちょっとしたキズがつくだけでも商品価値が毀損するので、貸しにくいし借りにくい。

2 オールド名器のレプリカは、何度も貸し出される中で、色々な奏者に弾かれて、音がこなれていく。要するに、トライアルを繰り返す中で、弾き込み効果が得られる。1にも書いたが、トライアルを繰り返すと、演奏に伴う自然なキズが汚れがつくが、それはリスクというよりは、自然な形で箔がつくことになるので、むしろメリットとも言える。

3 オールド名器のレプリカは、問屋や小売店を通さずに製作者(職人)が「直販」で売るので、売り手にとって利益が大きくなるし、買い手にとっては問屋や小売店を経由して買うよりも安く買えるので、双方にメリットがある。

4 送料と保険料だけ負担すれば、色々なタイプのオールド名器のレプリカをトライアルさせてもらえるので、本当に気に入った1台を買うことができる。これによって、買い手の満足度が最大化するので、口コミでの評判が高まる。レプリカの製作は通常の新作楽器よりも手間がかかるので、レプリカの製作者は年に5〜8台作るのが限界である。よって、たくさん作ってたくさん売る、という売り方ではなく、本当に気に入ってくれる人、本当に納得して買ってくれる人、にだけ売る、というスタイルで売るのが得策である。レプリカ製作者は、3で書いたような直販スタイルで売るので、年に5台しか製作できないレプリカ製作者であっても、通常の新作楽器のような問屋や小売店経由で売る製作者が年に10〜15台製作するのと同じくらいの利益が得られる。


一般的に考えると、ヴァイオリンを買う立場からすると、レプリカ製作の名工の作品をずらりと揃えて展示してあるお店があれば、非常に便利なのですが、上記の1〜4の理由のため、そういうお店が出てくる可能性は低く、あくまでも現状と同じような直販スタイルが続いていくだろうと思います。

本気で良い楽器を求める人、高い理想を持って情熱的に良い楽器を求めて、そのための努力を惜しまない人、にとっては、トライアルを繰り返すことができる直販スタイルは、好都合であると言えます。

いずれにしても、本気で良い楽器を求めるなら情熱と努力が必要であることは間違いありません。

[44788]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 ヴァイオリンとフルートのRio [12/07/23 15:42:50]

賛否両論のようですが、私は400〜500万円でストラディヴァリウスに近づけた良い楽器が得られるのなら、素晴らしいことと思います。直接交渉でという事ですが、日本の窓口があれば需要も増えるのではないでしょうか。

新作でもこれくらいの価格の物はありますし、また、イタリアンモダンの低価格品ともダブって来ますが、本格的なオールドともなると、1000万円台から上の予算が必要になるので、商売道具とする訳でもない私のようなアマチュアは手を出すのを憚られます。なかなか憎い価格設定と思います。

ただ、音がオールド風だからと言って、外観まで似せる必要があるかどうかは、各個人の選択に任せればよく、外観が新作そのものでも構わないと思う人も居ると思います。オールドの外観に近づけるには手間がかかりますから、その分のコストアップを許容できるかどうかです。

ここでの話とはだいぶ次元が異なりますが、最近、サブ用に、北京製でOld finishedの低廉な楽器を購入しました。ピッカピカの新作を購入すると、傷が付いて目立つのが気になるので、それを避けるのが目的です。こういう考えでの需要も少しはあるのではないでしょうか。

日本国内でオールドの外観を再現して貰いたければ、個々に製作者にお願いすれば応じて貰える場合もあるのではないかと思います。楽器の良いものを作るのとは違う技術ですから、そのための下請けや専門の職人さんが生まれる余地だってありそうな気さえします。

また、有名どころでは、ピグマリウスでアンティーク仕上げの物がありますし、リバースの場合、加工をするかどうか選択できるとも聞きます。ミュージックプラザさんの製作部門でも相談に応じるらしいですし。

[44787]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 くれま [12/07/23 11:56:42]

レプリカとはいえ、素晴らしいものもあります。一概にコピーだからと言ってバカにするのは浅はかであると思います。

日本人にもコピーを作る人は少数ですが居ます。レプリカとして出す人もいれば、人には知られたくないルートで市場に流通させる人も居ます。当然ですが、彼らは絶対に表に出てきません。

ガッダもプレッセンダもファニョーラもお抱え職人に自らの作品のコピーを作らせていました。

[44786]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 あほか [12/07/23 9:49:45]

なんでそんなにレプリカがいいの?
美術品として蒐集してるの?
それとも海洋堂のフィギュアとかのオタク?
「うぉー、ここのディティールが!」とか言っちゃってんの?

こちらは弦楽器、楽器に関するサイトなので、フィギュアオタク、模造骨董品オタクは、別なところにいってくんないかな?
本気で。

[44785]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 Tetsu [12/07/23 9:40:04]

そう言えば、日本人ではあまり聞きませんね。
依頼すれば製作するのでしょうけど、
GreinerやGregg Alfのような精巧なレプリカというレベルになるのかどうか?
先ほど名前が出てきました木村さんしか思いうかびません。

[44783]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 父娘Vn [12/07/23 6:52:49]

おもしろい!
教えて下さい。
日本人で、古銘器のレプリカを作成される方があるようですが、その方達については、どうでしょうか。仰る「現代の名工」のカテゴリーに入っているのですか。

[44782]

アホクサ

[雑談・その他]
 通行人 [12/07/23 1:04:08]


まがいものの音で夢を語れる人たちは幸せですな。

[44781]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 pochi [12/07/22 23:21:33]

ヴァイオリンに対しては皆さんそれぞれ思い入れがあるでしょうから、宝石で考えましょう。

高価な宝石を購入すると、レプリカを作らせるものです。よそ行きにはオリジナルを身に付けず、レプリカを身に付けます。盗難・紛失・損傷を避けるためです。

楽器も似たところがあります。

実用品として楽器を考えた場合、制作者にとってレプリカを作るのと、通常の新作を作るのでは、レプリカの方が手間がかかりますから、レプリカをわざわざ購入する必要はないと思います。

話は変わりますが、
Gregg AlfとJoseph Curtinは恋人同士だったんでしょうか?

[44780]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 通行人2 [12/07/22 22:44:56]

父娘Vn 氏は、読解力がないな!

[44779]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 catgut [12/07/22 22:32:48]

銘器を所有することで有名な一部のソリストがコンディションの悪い場所で弾く時は精巧に似せたコピーを持っていくことがあると聞いたことがあります。

[44778]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 本気系 [12/07/22 22:23:10]

通行人さんへ。先ほど私が書いたラーメンの例にさらに付け加えることで、返答としたいと思います。。

A ストラディヴァリウスの音 最高に美味しい味噌ラーメン
A’ 現代のレプリカ作りの名工のストラドレプリカの音 そこそこ美味しい味噌ラーメン
B モダンイタリーのファニョーラの音 美味しい塩ラーメン
C モダンイタリーのビジャッキの音 美味しいトンコツラーメン

本物のストラディヴァリウスの音と弾き心地に近いヴァイオリンを求める本気系のヴァイオリン奏者にとっては、BやCの音は、たとえその質が高くても、根本的にAのストラディヴァリウスの音や弾き心地とは違い過ぎるため、購入したいとは思いません。

Aの本物のストラディヴァリウスに近い音と弾き心地を求めるには、見た目の色や形状が本物そっくりなA’ 現代のレプリカ作りの名工のストラドレプリカを買うというのが、妥協的ではありますが1つの解決策となります。

通行人さんは実物を見たことが無いかと思いますが、本物のストラディヴァリウスを持っている人でさえ、思わず本物と見間違うほどの精巧なストラドレプリカは、手に持ったり演奏したりしているうちに、弾き手に本物のストラドを弾いているかのように錯覚させるだけでなく、聴き手にも本物のストラドを弾いているかのように錯覚させるような怪しげな魔力があるのは確かです。

特に、ラベルも見ないで、事前に誰の楽器かわからない状態で、先入観なく試奏したときに、「これって本物のストラドかも・・・。」と思ってしまうような驚異的な(危険水域の)ストラドレプリカもあります。

現代のレプリカ作りの名工のレベルは、大昔のヴィヨームよりもはるかにレベルが高いですし、一昔前にレプリカ作りの名工と称されたペレッソンやベリーニよりもレベルが高いと思います。

[44777]

笑止千万

[雑談・その他]
 通行人 [12/07/22 21:55:00]

オールドを所持するプロの練習用なら、わざわざ外見をオールド調に仕上させる必要はない。

(オーケストラプレーヤーが、周囲の楽器と見栄えを合わせるため、擬古的外観の楽器を求める場合はある)

QB氏の説明は一見筋が通っているようだが、カン違いということもある。

本物のオールドを所持する側からいえば、レプリカ仕上げなんぞは、どこまで精巧に作ってあっても、所詮おもちゃに過ぎない。外見は模倣できても音までは無理。オールド風の音なんて妄想でしかない。

[44774]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 本気系 [12/07/22 21:13:57]

Gregg Alf、Peter Greiner、Christophe Landonについては、私自身は直接試奏したことはないものの、友人のプロのヴァイオリン奏者たちから色々と評価を聞いています。

Gregg Alf、Peter Greiner、Christophe Landonと同じくらい評価が高いものの、日本では無名なレプリカ作りの名工の作品を私自身が数台試奏した経験からすると、現代のレプリカ作りの名工のレベルは、かなりハイレベルだと感じています。

音がオールド名器に良く似ている新作ヴァイオリンは、見た目がいかにも新作らしい無傷のピカピカの仕上げだと、音と見た目のギャップが大きくて明らかに違和感があります。

オールドの音を求めて製作してオールドに近い音が出せる楽器が出来上がったので、見た目もオールド風に仕上げておきました、というのが、現代のレプリカ製作の名工のスタンスだと思います。

近年極めて評価が高いSam Zygmuntowiczのヴァイオリンは、見た目に関しては、オールド名器そっくりの精巧なレプリカというよりは、わざとらしくない程度のオールド風という感じです。

500万円〜1,000万円のモダンイタリアンのヴァイオリンと、400〜500万円の現代のオールドレプリカの名工のヴァイオリンを比較すると、音に関しては、現代のオールドレプリカの名工のヴァイオリンの方が、ストラディヴァリウスやグァルネリ・デル・ジェズの音に似ている(近い)ように思います。

モダンイタリアンのヴァイオリンは、見た目(形状)からして、明らかにストラディヴァリウスやグァルネリ・デル・ジェズと違いますが、音に関しても、明らかにストラディヴァリウスやグァルネリ・デル・ジェズの音とは違います。

好き嫌いは別として、モダンイタリアンのヴァイオリンは、ビジャッキならビジャッキならではの音、ファニョーラならファニョーラならではの音、という具合に、それぞれの楽器の個性が強くて、ストラディヴァリウスやグァルネリ・デル・ジェズの音とは似ても似つかない、という傾向があります。

1,000万円以下の予算しかないけど、どうしてもストラディヴァリウスやグァルネリ・デル・ジェズに近い音(似た音)が欲しい、というヴァイオリン奏者にとっては、現代のオールドレプリカの名工のヴァイオリンは、理想的なヴァイオリンと言えます。


ラーメンに例えるとわかり易いと思いますので、次のような例を挙げます。

@ストラディヴァリウスの音 最高に美味しい味噌ラーメン
Aモダンイタリーのファニョーラの音 美味しい塩ラーメン
B現代のレプリカ作りの名工のストラドレプリカの音 そこそこ美味しい味噌ラーメン

音の質的には、Aの方がBよりも優れているのを認めたとしても、@のストラドの音に心酔しているヴァイオリン奏者にとっては、少しでも@に近い音を求めてBを選ぶ、というわけです。

現代のレプリカ作りの名工には、デル・ジェズの真似が上手い人もいれば、ストラドの真似が上手い人もいるので、どちらを選ぶかは、なかなか悩ましいところです。

[44773]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 父娘Vn [12/07/22 18:08:59]

QBさん、鋭い。
演奏者としては良い楽器であれば良いので、見た目がレプリカとして精巧であるかどうかは二の次ですよね。
うちの娘は今今論歌舞なんぞ練習していますが、まだ初見に近くて。。もうちょっと精巧に弾いてもらいたいと思います。正直言います。こちらは精巧であってほしいです。(駄)

[44772]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 父娘Vn [12/07/22 17:53:38]

本気系さま。
>Gregg Alf、Peter Greiner、Christophe Landonのうち、私が現物を見てしかも生で音を聞いたことがあるのはPeter Greinerのみです。

なるほど。宣伝でないことは理解しました。失礼。
正直言いますね。弾いたこともまして音を聴いたこともないのに、これだけ高価な商品であるのに、こういう場所で人に楽器を薦める、あるいは、他の楽器と比較して良いということを断定的に仰るというのが、よくわからない感じです。
製作者や楽器商の方の場合、弦を張ってなくても楽器を見て触って検証して、良い楽器かどうか判別できるのだそうですね。そういうスキルをお持ちの方なのでしょうか。
ベンツやポルシェだったら、数百万、もしくはそれ以上の金額のものを、カタログだけで注文しても、それに見合う経済力のある人であれば異常な行動ではないでしょうがね。

[44758]の記載を拝見して思ったのは、モダンイタリーの良いものと同レベルの音が確実に得られるというご趣旨のご説明が、あまりに断定的な判断をご提供されておられる気がして、正直申しまして違和感がありました。
それから、店頭に並んでいて安易に買えるものを買うのかということですが、さすがに、500万円も1000万円もするものを買うのに、店頭に並んでいるものを比べただけで決めるということは、必ずしもそうではないでしょう。そのレベルの楽器を買うのであれば、相当あちこち探し歩いたり、いろいろな方に紹介してもらったりして探すのではないでしょうか。そうやっているうちに、どうしても欲しいというものが現れたときに買うのではないかと思いますが。あの井川さんであればポンッと買っちゃうのでしょうか?

ま、私は、ヴァイオリンは、たいした楽器は持っていませんがね。私の腕でオールドの銘器なんて、豚に真珠。だからなに?とは思います。

あと、本気系氏の仰ることで一点だけ、共感した部分はあります。
その製作者の評価が自分なりに信頼できると判断し、その方に製作を依頼することが最も良いと判断できるだけの判断材料がきちんと揃った上であれば、楽器が出来るまでに数ヶ月、数年待ってでも入手すべき場合がある、ということ、かならずしも、転倒にある楽器だけから選んだ方が良いとは限らないということ、このこと自体は、正しいと思いますよ。
私も自分の専門の楽器であればそうやって注文することは、今後、もしかしたらあるかもしれないとは思います。今までは、たまたま、そういう機会がありませんでしたが。
ただし、注文する以上は、安易にキャンセルするなどとは考えません。出来上がった楽器が気に入らなければ再調整しますというのも、それは当たり前のことで、もともと出来の良くない楽器であれば、それは調整したから良くなるというものでもないでしょう。届いた楽器が気に入らなければ交換しますというのも、交換用の代替品がすぐ手元にあるのかという点がそもそも良く解んない感じですし、なにより、届いたものが万が一気に入らなくて交換を依頼するような場面を想像するのであれば、そんな人に製作を依頼することは普通はないでしょう。
うちの娘に関して言えば、まだ楽器を初めて5年足らず。学コンの課題曲程度をなんとか弾いているレベルの子どもですから、楽器の好き嫌いを言うことは出来ても、善し悪しを鑑別できるスキルがあるというにはほど遠いです。ま、いろいろなお店でいろいろ良いものというものを見せて頂いて弾かせて頂いて、経験値を重ねて行くしかないです。

それから、これはヴァイオリンに限った話ではないのですが、数十万〜100万円前後くらいまでの楽器ならばともかく、数百万円クラスの楽器の買い物をするのであれば、そこそこのホールを借りてチェックするくらいのことはやった方が良いと思うのです。ご指摘のような方に注文する場合には、注文の前に、それは無理ですよね?

Testuさま
木村さんも、フルサイズを依頼すれば、相当な額には、なりますよね。機会があれば、ぜひ一度拝見したいと思っている製作者さんの一人です。

[44771]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 QB [12/07/22 17:06:11]

Tarisioに出ていたZyg(Ricci)は結構な値が付きましたね。
一方Landonについては、6月のBromptonsでアマデウスQのNorbert Braininが所有していたDel Gesuモデルが出品されていました。Braininの娘さんの出品で、「父が所有していた」というレターも書く段取りになっていました。それらの材料もあり見積額よりは高く落札されました。(オークションハウスの相場でいえば、本気系氏はご納得されないかもしれませんが、一つの事実としてGBMらよりは遥かに低い価格レンジです。)

オールドレプリカは、プレイヤー側からすると、もともと相応のオールドを所有しているプレイヤーが、練習用などに持ち替えても違和感がないように製作家に作らせるのが第一義的な意味であると私自身は思っています。
これとは別に、製作家の技術の追求の一つの手段としてのオールドレプリカもあります。

既に挙げられている製作家の方々で一定の評価を得ている人達は、別にオールドレプリカにしなくても十分いい音の出る楽器を作れるというベースがあって、その上でのオールドレプリカだと思っています。
つまり、良い楽器を作り、かつ精巧なオールドレプリカを作る優秀な製作家が居るという事であり、精巧なオールドレプリカでれば良い楽器というわけでは無いという事です。

pochi氏っぽいですが(失礼)、一発無責任投稿としては、ピゾーニェのコンテストの「The best copy of an historical instrument」で3位に入ったブルガリアの製作者のヴァイオリンが今のTarisioに出ています。今現在$550ですよ。
本人はちゃんとTarisioに出品されている楽器は自分のものであると確認しています。

(Pisogneのコンテストの記事)
www.thestrad.com/Article.asp?ArticleID=1668
www.stradivari.it/index.php?option=com_content&view=article&id=75:violin-competition-pisogne&catid=29:graduatorie&Itemid=53

[44770]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 Tetsu [12/07/22 15:13:48]

試した事がないので楽器へ感想もないのですが、経験上楽器には個体差がある以上、今出てきた製作者でも出来、不出来があると思っています。
パトリック、ロビンは以前打診がありましたが、知り合い2名(私は弾いてません)が試した所、いまいちな印象を持ったとのことです。提示された額は最初が500万でしたが後に300万をきっていたそうです。
本気系様、木村様もおそらく製作者の木村様でらっしゃるのではないでしょうか?
お試しになられてはいかがでしょうか?

[44769]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 本気系 [12/07/22 14:58:37]

木村さんへ。レプリカ製作を得意とされているプロの製作者のお立場から貴重なご意見をいただきまして、ありがとうございます。弦楽器専門誌ストリングでの木村さんのご連載は毎回非常に興味深く拝読しております。ストリングの記事の中で私にとって最も興味深い記事です。ご連載の単行本化を希望するとともに、単行本化された暁には、ぜひとも購入させていただきたいと思っております。

さて、Landonの弓は非常に素晴らしいですね。私は弓製作者としてのLandonを最初に知ったので弓の名工だと思っていたのですが、実はヴァイオリン製作でも名工だと後で知って驚いた次第です。

木村さんが名前を挙げていらっしゃる製作者たちは、たしかにレプリカ作りが上手いですね。見た目も良いし音も良いと思います。彼らのレプリカをずらっと並べて弾き比べる機会があればいいのにな、と思いますが、現状では不可能ですね。

日本では有名でないどころか全く無名なのに、ヨーロッパやアメリカでは人気があるレプリカ作りの名工が居ますね。私がトライアルで試奏させてもらったのは、そういう日本では無名な名工です。日本からトライアルの依頼を受けるのは初めてだということで、とても親切に対応してもらったこともあります。

トライアルを繰り返していく中で「理想の1台」に出会えたらと思っております。

[44768]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 通行人 [12/07/22 14:40:41]

外見が数億円のオールドそっくりだとしても、偽物は偽物。オールドらしき楽器を持っているのを誰かに自慢したいのですかね。貧乏人のいじましい見栄にしか思えない。

[44766]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 木村 [12/07/22 13:28:47]

以下、私見です。

Alfよりも彼と同僚だったJoseph Curtinの作品のほうが個人的に好みです。彼らが住んでいるAnn Arborには優れた職人さんが多いのですが、他にはアルフの弟子であったFeng Jianのレプリカも非常に優れた出来です。彼らは情報の交換、公開にも積極的で、私も過去に大変お世話になりました。

Landonですが、彼の楽器は好みが分かれると思います。私としては購入するなら彼の弓を選ぶでしょうね。

Sam Zの楽器はついこないだのTarisioのオークションにでてましたね。素晴らしいと思います。

まだ出ていない名前を記すと、米国では Kelvin Scott, Joseph Grubaugh & Sigrun Seifert, 英国では John Dilworth, Melvin Goldsmith, Peter Beare, Neil Ertz, 独国ではRoger Hargrave, Bertrand Bellin, フランスではPatrick Robinあたりが優れたレプリカを製作しています。他にもたくさんいますが。

日本ではあまり目にする機会がないのが残念です。

[44765]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 本気系 [12/07/22 12:52:18]

Tetsuさんへ。Landonさんの楽器は本人というより工房製、つまりlandonさん本人が作っているのではないといった話を聞いた事があります、との情報提供ありがとうございます。たしかにLandonくらいの有名人になると、かなりの程度まで弟子に手伝わせているだろうと思います。Landonによるレイト・ストラディヴァリの精巧なレプリカは、近年ドイチェ・グラモフォンと契約した若手の実力派ヴァイオリニストがコンサートで使っています。

Gregg Alf、Peter Greiner、Christophe Landonのうち、私が現物を見てしかも生で音を聞いたことがあるのはPeter Greinerのみです。他の2つは現物を見たことがあるのみで、生で音は聞いたことがありません。
ただし、3台ともいろいろな演奏者のCDで音を聞いたことはあります。
Gregg Alf、Peter Greiner、Christophe Landonの楽器はまだ試奏したことがありませんが、彼らと同格のオールドレプリカの名工のヴァイオリンは数台試奏しています。Gregg Alf、Peter Greiner、Christophe Landonの楽器もいずれ試奏してみたいと思っていますが、彼らよりも「人柄が気さくで敷居の低い」名工たちのオールドレプリカをトライアルするところから始めて今に至っています。
良質なオールドレプリカを入手したいと思ったら、まずは、本物のオールドの名器にたくさん触れて、オールドの名器の素晴らしさを体感することが大事です。本物のデル・ジェズを触ったことがなければ、そのオールドレプリカが音も見た目も本物そっくりなのかどうか判別のしようがないですから。

[44764]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 くれま [12/07/22 12:46:20]

新作クレモナは確かに低レベルのモノが圧倒的に多いですが、ちゃんと探せば素晴らしい作品は見つかります。

まあ、それを見つけるのが大変なのですが・・・

どれかは言いませんが、決して本気系さんやTETSUさんが挙げている楽器が圧倒的に優れているとは言えないのでは?私も購入出来るチャンスがあり見に行きましたが、期待はずれでした。

[44762]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 Tetsu [12/07/22 12:20:17]

ちなみにですが、Landonさんの楽器は本人というより工房製、つまりlandonさん本人が作っているのではないといった話を聞いた事があります。
ただ、これはイタリアの製作者でもよくありますし、会社製という意味ならHill等もそれにあたりますからいいにですが。
ところで本気系さんご本人は今あげておられる製作者の楽器をお持ち、もしくは試された事があるのでしょうか?

[44761]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 はぁ?! [12/07/22 12:17:22]

父娘Vn氏は「よくわからん宣伝ですね」と書いているが、一体これらの記事のどこが宣伝なのか?これらの記事のお陰で、グレッグ・アルフやペーター・グライナーのヴァイオリンが売れたって本気系氏は1円も儲からないではないか?
「気に入らなくてもお金は返ってこない?どゆこと?」どこにそんなこと書いてある?グレッグやペーターのホムペ見てみい。
父娘Vn氏はどうせたいした楽器は持ってないんだべな。

[44760]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 本気系 [12/07/22 12:06:59]

特定の名器を指定しての特別注文製作ではなく、工房に在庫している楽器であれば、トライアルしてみて気に入らなければ、送料と保険料のみ負担すれば良いのです。トライアル用に送られてきた楽器が気に入れば買えば良いし、気に入らなければ返却するか、別な楽器を再度送ってもらえば良いだけです。

支払いは、前払いではなく、「後払い」ですので、父娘Vnさんが言っていることはナンセンスです。私が書いた44755の記事をきちんと読めばわかるはずですし、Gregg Alfのサイトをご覧になればさらに詳しくわかるはずです。中学校レベルの英語力で十分に読める内容ですよ。

工房に在庫している楽器であれば、Gregg Alf、Christophe Landonのヴァイオリンであれば、おおむね400万円で入手可能です。

特定の名器を指定しての特別注文製作、例えば、ストラディヴァリウス「1704年 ベッツ」の精巧なオールドレプリカを注文する、ということになれば、500万円程度の予算が必要です。

Sam Zygmuntowiczの楽器は、非常にハイレベルで素晴らしい楽器ですが、極めて入手困難です。今注文しても入手できるのは7年以上先になりますので、Sam Zygmuntowiczの楽器がオークションで売りに出たときに買う方が入手しやすいと言えるぐらいです。

[44759]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 父娘Vn [12/07/22 11:38:26]

オールドっぽい音?
それだけで500万円?
気に入らなくてもお金は返ってこない?どゆこと?
よくわからん宣伝ですね。
また例の御仁のような。

[44758]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 本気系 [12/07/22 11:32:41]

Tetsuさんへ。Joachim Shadeも良いヴァイオリンですね。Joachim Shadeもオールド風のヴァイオリンを作りますが、見た目に関して言えば、Gregg AlfやPeter Greinerの方が、より精巧なオールドレプリカと言えます。

ヴァイオリン製作者でもあり弓製作者でもあり、しかも両方の分野で名工であるChristophe Landonのオールドレプリカも非常にハイレベルです。
ttp://www.landon-violins.com/

Gregg AlfやPeter Greinerは、問屋や弦楽器店を通さずに、「直販で」売ります。送料と保険料を負担すれば、まずは「トライアル」ということで、自分の希望するヴァイオリンに近いものを1台送ってくれて、気に入れば購入、気に入らなければ、その楽器を再調整して再度試すか別のヴァイオリンと交換して再トライアル、という具合に対応してくれます。

本気で良いヴァイオリンを入手したいのであれば、「数年かけて」入手することを覚悟する必要があります。店頭に並べてあっていつでも買える「そこそこのレベルのヴァイオリン」ではなく、「プロのヴァイオリニストがコンサートで使えるレベルのヴァイオリン」を入手するには、時間と努力と忍耐が必要です。

あと、予算に余裕がある人は、特定の名器を指定して、本物そっくりなオールドレプリカを注文製作で作ってもらう、という方法もお薦めです。出来上がって送られてきた楽器を試奏して、音に関して気に入らない点があれば、板の削り直し、魂柱、駒、バスバーの交換なども含めて、可能な限り弾き手の要望に沿った調整をやってくれます。
見た目に関しては数億円の名器そっくり、音に関してはモダンイタリーの名器並みに適度にこなれた音が出せる、そういう精巧なオールドコピーが500万円程度で入手できるということであれば、お買い得と言えるかと思います。

Gregg Alf、Peter Greiner、Christophe Landonといったオールドレプリカを得意とする名工たちは、見た目もオールド風にすることを重視しているというよりは、新作楽器でもオールド楽器のような音を出せるようにすることを最重視しています。オールドっぽい音が出せる新作楽器なので、「見た目もそれに合わせてオールド風にしておきました。」という考え方です。

Gregg Alf、Peter Greiner、Christophe Landonといった名工は、見た目をオールド風にしなくても、オールドっぽい音の楽器を作ることは可能です。なので、彼らが、いわゆる新作楽器らしい新作楽器(ピカピカ、テカテカの新作楽器)を作ったら、見た目と音のギャップが大き過ぎて、買い手はかなり戸惑うだろうと思います。

オールド名器に近い音を追求した結果、オールドっぽい音が出せるような楽器を作ることができたので、見た目もそれに合わせてオールド風にする、という考え方で作られた現代のオールドレプリカは、ソリストが大コンサートホールで使用できるだけの実力を備えていることは間違いありません。

[44757]

Re: 精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 Tetsu [12/07/22 10:52:03]

Gregg AlfさんもPeter Greinerさんの楽器も興味はあるのですが、なにせ実物を見たことがありません。
しかもGreinerさんの楽器は音楽に関する演奏活動や履歴を聞かれた上10年待ちといった話を聞きます。
入手は困難なのではないでしょうか?
Gregg Alfさんはどうなのでしょう。比較的入手しやすのかどうか?
以前ドイツのJoachim Shadeさんの楽器を試す機会がありましたがとても良かったです。ただ、見た目が好みではありませんでした。ルックスが良ければ購入したと思います。
クレモナ新作ばかりの日本のしな揃えはいいかげんあきあきしてはおります。とは言え400〜500万出して見たこと無い製作者の楽器はなかなか購入する人は少ないとは思います。

[44755]

精巧なオールドレプリカ

[雑談・その他]
 本気系 [12/07/21 23:48:35]

現代のヴァイオリン製作者の中でも特に実力のあるヴァイオリン製作者は、問屋や弦楽器店を通さずに、「直販で」売るようになってきています。
送料と保険料を負担すれば、自分の希望するヴァイオリンに近いものを1台送ってくれて、気に入れば購入、気に入らなければ、その楽器を再調整するか別のヴァイオリンと交換、という具合に対応してくれます。自分の作品によほどの自信があるからこその売り方だと思いますし、彼らのオールドレプリカを手に取って見てみると、そういう売り方にふさわしい逸品だと感じます。

例)Gregg Alfのストラディヴァリウスのレプリカ
ttp://www.alfstudios.com/gallery/GAlf/GA210/index.html

Gregg Alfのレプリカは非常に精巧で本物の質感をリアルに再現していて、日本の弦楽器店の店頭で見かけるような「なんちゃってレプリカ」とは一線を画しています。
また、Gregg Alfのレプリカは、見た目がオールドそっくりなだけでなく、音もオールドっぽい音が出せて、しかも、健康で非常にパワフルな音が出せるので、本格的なコンサート楽器として買ってすぐに使えます。

200万円とか300万円出して、「しょうもない新作ヴァイオリン」を買うくらいなら、400〜500万円出して、上記のGregg Alfのような超ハイレベルなオールドレプリカを買った方が、はるかにお得だと思います。

弦楽器店の店頭でGregg Alfなどの精巧なオールドレプリカと、クレモナなどの現代の新作ヴァイオリンを弾き比べられたら、ユーザー的には非常に便利だし、納得して買うことができるのですが、残念ながら、そういう弦楽器店は皆無です。

英会話が苦手であれば、電子メールで簡単な英文を書いて依頼すれば、オールドレプリカのトライアル(試奏)をさせてもらえますので、本気で良いヴァイオリンを求めている人はトライアルしてみると良いでしょう。

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