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左手の感覚を養う練習曲 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 6 Comments
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左手の感覚を養う練習曲

投稿日時:2004年12月20日 22:04
投稿者:ナオ(ID:MyWAZGY)
はじめまして。
実力がないのにオケで人数の関係で1stVnを弾いている者です。

いちばんの悩みは、A線やE線のハイ・ポジションでの運指を、瞬時に決められないことです。弾き込めば覚えるのですが、レイトの部類だということもあってか、体が覚えるのが遅くて困っています。

そのあたりのカンを養う練習曲、または練習方法など、ご存知の方がいらっしゃったら教えてくださったら、本当に助かるのですが…。

どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m
[18103]

Re: 左手の感覚を養う練習曲

投稿日時:2004年12月21日 06:28
投稿者:kokukirin(ID:NhZTMkE)
運指?指番号が決められないということではなく、ポジションが正確に取れないということですよね?

まずは、指や腕の位置を体で覚える前に、音程をしっかり頭に叩き込むのが先決だと思います。これがないといくら練習しても音程はよくなりません(って、音程で苦労している私が言うことではないですが)。
そして、音をはずすのではないかという不安を払拭すること。あとは、スケールとアルベジョを必ず混ぜて曲を練習すればいいと思います。それにより不安もなくなります。不安があると必ず音をはずします。

また、ハイポジションでは、三度、四度を隣同士の指で取ることは普通なので、そのつもりで、つまり、特殊な運指ではなく普通の運指であると認識して練習するといいと思います。
(全部、自分が気をつけていることでした。)
[18104]

Re: 左手の感覚を養う練習曲

投稿日時:2004年12月21日 08:58
投稿者:ナオ(ID:lwBkWQ)
kokukirinさん、ありがとうございます。

>指番号が決められないということではなく、ポジションが正確に取れない

この両方です。もちろん、ポジションが正確に取れない、ということもあるのですが。

たとえば高いFからAに下りてくる時でさえ、次の指の角度を一瞬迷ってしまうようなレヴェルです。

あと、「ハイ・ポジション」と書きましたが、考えてみれば「セカンド以上のポジション」でした。すみません。

教本はクロイツェルを半分くらい終わったあたりです。音階は小野アンナ。
おっしゃるように、音階とアルペジオの徹底練習なのでしょうか。

>音程をしっかり頭に叩き込む

そのとおりと思います。ありがとうございます。ただ自分の場合、録音して聞いてみると、はずしたあとに修正した音程はほぼ正確なので、はずさないための徹底的にシステム化した練習をしたい、という思いです。

>音をはずすのではないかという不安を払拭すること

こ、これは究極の目標ですね…。徹底的な練習しかない、ということでしょうか。

たとえば練習曲などで、具体的なメニューをご教示いただけたら、幸いなのですが…。
[18114]

Re: 左手の感覚を養う練習曲

投稿日時:2004年12月22日 04:00
投稿者:kokukirin(ID:NhZTMkE)
オケの譜面は指番号書いてない場合が普通ですが、ポジションの移動はタクトのある音で移動するか、拍の裏で移動するかのやはり二通りくらいの指番号で試すといいでしょう。6度以上の下降音程は無理せず隣に移弦するのも試してみるのもいいと思います。私の場合、そうでなくても指番号は二通りくらい考えることがあります。また、大きな跳躍はそれなりの練習が必要なので、隣のポジションへちょこちょこ移動して少しずつ移動するのをよくやります。スケール等も何通りかの指番号で練習する必要がありますね。

実際に出た音は、ほぼ正確でこと足りると(アマオケですから)思いますが、頭の中の音程は相当正確でないといけないと思います。つまり、イントネーションと呼ばれる、旋律の音程なのか、和音の中の音程なのかくらいのレベルまでですね。言い方を変えれば、音程もツボにはまる音程というのがあってそれを自覚できる程度です。

はずすという不安は練習によって払拭できると考えがちですが、始めに不安ありきではいつまで経っても不安はなくならず、はずします。つまり、練習でははずさないのに本番ではずす場合は、練習量に関係ない場合が多いわけです。最初から不安を持たないで練習することも可能と思います。普段の練習のときから、はずしたら練習不足くらいに考えて、思いっきり取るといいと思います。
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Re: 左手の感覚を養う練習曲

投稿日時:2004年12月22日 13:02
投稿者:ナオ(ID:NiAkEHU)
>普段の練習のときから、はずしたら練習不足くらいに考えて、思いっきり取るといいと思います。

これを私なりに咀嚼して、実践してみました。教材は、オケでやっているチャイコフスキーと、もうひとつ、篠崎の教本3巻後半を使ってみました。

なんとなく指を動かすのではなく、何度だからどの形で指を移動する、というのをひとつひとつきちんと考えながら思い切りやってみると、今までより少しうまくいきました。

レイトということもあってか指が軽快に動いてくれませんので、頭を使いつつ体に覚えさせることの連続で、感覚を養っていく以外ないのかもしれません。

ポジションごとの徹底練習も、有効のように思いました。

本当にありがとうございました。

ところで、こういった「体に覚えさせる」のに有効な、具体的な練習曲、練習方法をご存知の方は、いらっしゃいませんでしょうか。
(pochiさんとか、Geiger1951さんとか……いかがでしょう。)
[18128]

Re: 左手の感覚を養う練習曲

投稿日時:2004年12月23日 04:41
投稿者:kokukirin(ID:NhZTMkE)
ナオさん、私ばかりですいません。

鈴木の指導曲集の9巻、10巻には、ポジション移動の一つのやり方とその練習の仕方が出ています。これは鈴木だからというのではなく、普遍的な方法の一つだと思います。例えば、9巻の第一楽章主題の3rd pos:A(1の指)から5th pos:E(3の指)への移動など。
御存じでしたら、失礼しました。他の方への参考とさせて下さい。

他のポジション移動の方法については、pochiさんあたりが、はるかに詳しいと思いますので、私の出る幕ではないですので。(^_^)
(19の乙女はクリスマスで心がいっぱいかも)
[18159]

Re: 左手の感覚を養う練習曲

投稿日時:2004年12月26日 11:18
投稿者:ナオ(ID:IyQoBDU)
kokukirinさん、

ありがとうございます。

ここ数日、「はずさないためのシステム化した練習をしよう」という意識を持っただけでも、変わった気がしました。それでも、まだ外しますが。

スズキの9巻を見てみましたが、一楽章の解説はアレグロに入ってからだけですね。
それでも、一楽章冒頭部分を繰り返しやるのが有効というのは、私なりに理解できました。
ありがとうございます。

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