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1800年代のバイオリンは「モダン」か「オールド」か? | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 3 Comments
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1800年代のバイオリンは「モダン」か「オールド」か?

投稿日時:2004年10月14日 17:41
投稿者:匿名希望A(ID:EVYUYTU)
只単に、言葉の使い方についての質問です。
国内楽器店のHP上では、1800年代のバイオリンを「オールド」と呼んでおられる店を数多く見ます。一方、K氏の著書ではプレッセンダ以降のバイオリンを「モダン」としています。大まかに言えば1800年代のバイオリンを「モダン」としています。
1800年代のバイオリンは「モダン」でしょうか、「オールド」でしょうか。
インターナショナルな言葉の定義のようなものがあるのでしょうか?
「どちらでもよい。」と言ってしまえば、只それだけの話かも知れませんが。
【ご参考】
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Re: 1800年代のバイオリンは「モダン」か「オールド」か?

投稿日時:2004年10月14日 18:36
投稿者:yas(ID:IjIkIQU)
1800年代半ばの楽器に対して「セミオールド」という表現を使っている場合があるみたいです。
1600年代から今までの、400年近く幅のある楽器群を「オールド」「モダン」「コンテンポラリー」の3世代でしか区分しない、というのも、良く考えれば乱暴な話です。
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Re: 1800年代のバイオリンは「モダン」か「オールド」か?

投稿日時:2004年10月15日 04:00
投稿者:pochi(ID:IoiVYXE)
受け売りなので、信用しないで下さい。

オールドと云われる楽器は、ネックの角度・バスバルゲンを調整しないと現代の奏法・ピッチには不適当です。此れは、産業革命以降、均一な線密度のE線の供給が容易になったからと無量塔藏六が書いて居たと思います。

モダンは、1945年以前に製作されて、製作者が物故して居る作品らしいです。ネックの角度調整は必要の無い物が多いと思います。

コンテンポラリーは、製作者が存命若しくは1945年以降に製作されたものらしいです。

1800年代に造られた状態で、現代の絃を張って、バスバルゲンとネックの革殿調整をする必要が有るか否かでオールドとモダンの区別を付けられると思うのですが、如何な物でしょう?
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Re: 1800年代のバイオリンは「モダン」か「オールド」か?

投稿日時:2004年10月16日 20:23
投稿者:匿名希望A(ID:KTJ2cGE)
産業革命が1760年頃~1830年頃にかけて起こったことを考えると、K氏の著書の通り、1830年頃が「オールド」と「モダン」の境界になるんでしょうか。
製作家Aさんが1940年に製作したバイオリンは、ご存命であればコンテンポラリーと呼ばれる。
製作家Bさんが1944年に製作したバイオリンは、お亡くなりになっていればモダンと呼ばれる。
すると、コンテンポラリーバイオリンAの方が、モダンバイオリンBよりも古い楽器になることがあるわけですね。

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