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最終更新:2004年06月25日 12:08
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月謝等に関して、

投稿日時:2004年06月25日 12:08
投稿者:pochi(ID:VHEoNmA)
http://fstrings.com/board/board.asp?id=13224
http://fstrings.com/board/board.asp?id=13368
を読むと、複雑な気分に成ります。

日本の事は存じ上げませんが、私は兎角高給取りだった様です。然し、謝礼を持って来なくても気にして居ませんでしたし、未だ貰って居ない謝礼も沢山有るかも知れません。良く解りません。お中元を貰ったからと云って教え方に違いが出る訳でも無く、謝礼を貰わなかったからと云って教え方が違う事も有りません。お金は、持って居なかったけれど、生活には全く困って居無かったからです。広過ぎる家も有りましたし、基本的に食べる事には不自由しませんでした。勿論、食べて行く為には、それなりの事をしないと食べて行けないのですが、お金の事を考える必要は全く有りませんでした。仕方無く洗車等、様々なアルバイトをして居た事も有ります。私は、決まり切った事をするのが嫌いなのです。

楽器も自分のお金で買った訳では無く、その時に出して貰えるお金で何と無く手に入った物です。意志薄弱そのものです。下手な先生に就くと碌な事は有りませんが、高名な先生に就いたからと云って、上手になるとは限らない事だと思います。

ある大學の屋上で深夜、バッハの無伴奏を弾いて居たら、警備員が来ました。大學中に響き渡って居て、誰か、研究している人が嫌だったのでしょう。警備員は、私の演奏を最後迄聴いて呉れました。拍手をして呉れて、それから、研究している人の苦情が出て居るのだけれど、あなたのIDを示してくれ。と云って来ました。各々然々と云うと、研究室から苦情が出て居るから、止めて呉れ無いか?と云うので、その苦情を云った人の研究室に赴き、丁寧に謝罪し、彼がヴァイオリンの音が嫌いである事を知りました。世の中には色々な人が居ますから、仕方の無い事なのですが、コンサートには来て呉れました。

芸術を育む環境は、金銭感覚とは無縁だと思うのですが、如何でしょうか?
【ご参考】

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