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性行為・宗教行為・芸術 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 4 Comments
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性行為・宗教行為・芸術

投稿日時:2004年06月23日 20:47
投稿者:pochi(ID:JoImWBc)
http://fstrings.com/board/board.asp?id=13142
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Re: pochiさんへ 「やっぱり止めて置こう」についての考察

投稿日時:2004年06月23日 19:55
投稿者:toru(ID:MIYTeSE)
演奏者と聴衆の相互性の問題かな
ぶーた氏の発想は、あまりに演奏者から聴衆への一方通行に見える。
ライブを一切止め、レコード作りに専念した
グールドのかんがえに近いのでは。
そうして作られた彼の録音はすごいですが。
pochi氏には、音楽の「場」への配慮が感じられます。

宗教の教えで、
神は人の上にあるのではない。
神は人と人の間にある。
というのを聞いたことがあります。
音楽も然り、
音楽を共有する者の間に「神が降り立つ」のでしょう。


>「神様が降りて来るかの様な幻想を抱かせる」
祝祭の場において、音楽の演奏者と聴衆の区別は判然としない。
そのような関係性を、現代のコンサートホールで実現可能でしょうか。
半年前にそんな話題がありました。

ところで、19歳のpochi嬢が生まれる遙か前、
虎、とか誘惑者とかいうバンドがあって
失神ブームがあったけど、神が降りてきたのか?

性行為を宗教行為の一部と見なす文化は
南方系には結構広く広がっているようです。
性行為=宗教行為=音楽 → 性行為=音楽 ?

Re: pochiさんへ 「やっぱり止めて置こう」についての考察
toru氏[04/06/23 19:55:54]投稿に関連して、

私は、此れ等3つには重なりは有るけれども、3つともその一部や包含するものでは無く、且つそのものでは無いと思います。

>祝祭の場において、音楽の演奏者と聴衆の区別は判然としない。
>そのような関係性を、現代のコンサートホールで実現可能でしょうか。
+++++++++++++++
そんな事は不可能かも知れません。然し、芸術家たる者、其れを目指さ無いでどうするんですか?サーカスの様な曲芸師的な演奏を出来る自信が有り、其れを実践出来る上手な人しか音楽が出来無く成って仕舞います。また、其れを芸術と呼ぶのでしょうか?寧ろスポーツに近い物だと思います。私の様な下手なヴァイオリン弾きは、違う視点で観客を喜ばせ無いと仕方が無いのです。亦、師の教えは、技術を磨く事は当然として、観客に対して"enthusiastic"(日本語で何と訳するのか解りません)で無ければ、プロフェッショナルとは云えない。との事で、此れを厳しく指摘され、悩みました。
"You have your own beauty and passion, but not enthusiastic!"
と云われた時の複雑な気分は、何とも云い難いものが有りました。

>性行為を宗教行為の一部と見なす文化は
>南方系には結構広く広がっているようです。
*****英語の"Good is coming"をどう説明するのですか?
ショパンのコンサートで失神して居た観客達をどう説明するのですか?
パガニーニが悪魔と呼ばれて居た事をどう説明するのですか?
ボッティチェリの「聖母誕生」に性的な呪詛を感じ無い人は感性が腐って居ると思います。
ドガの「踊り子」にバレリーナを娼婦(商品)として観て居る冷たい視線を感じ無い人は、変わり者だと思います。

勿論、私自身が変わり者なのかも知れません。多分、私の方が狂って居るんでしょう。だから、精神病院の閉鎖病棟の中で、こっそり鼻に白い粉を付けて、掲示板に投稿しているのかも知れません。(^o^)v
【ご参考】
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Re: 性行為・宗教行為・芸術

投稿日時:2004年06月23日 23:36
投稿者:M吉の友(ID:OCcYlTM)
 スレ違い御容赦を。enthusiasticとは聞きなれない単語のようですが、ラテン語系、或いはフラ語圏とも考えられる旧ソ連なら・・・pochi様のお師匠は結構なにげなく仰ったかも。日仏辞書による訳語は「熱狂的に」「喜んで」ですが、ただ嬉しいのではなく、「よーし何かやったるで!」というワクワクした自発性を指す語と思われまする。
 狂ってませんよ。たぶん。演奏会情報お願いします。地方在住ですが、ギリギリの演奏、お聴きしたいですよ。
[13392]

enthusiasticの日本語訳

投稿日時:2004年06月23日 23:45
投稿者:pochi(ID:JoImWBc)
「神懸り的」と訳するみたいです。何か違う気がするけど、近い気もする。
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Re: 性行為・宗教行為・芸術

投稿日時:2004年06月24日 00:41
投稿者:ジェチカ(ID:MxlTESg)
バイオリンのことは良く知らないので、他のスレッドでは質問してばかりですが、こういうスレッドにはもっと興味があります。情報の発信側がどのようなお心持ちで演奏をしているのか、結構興味があります。

私のように楽器を弾くという行為自体に入り込めずに、常にテレたり、音が少しでも外れるごとに醒めたりしていると、トランス状態のように見える生の演奏家の方々は常人とは思えません。(舞台関係の方は皆そうですが) トランス状態を演出しているだけの方ももちろんたくさんいるとは思いますが。私は別のことをしている時にそういう状態になります。

>>"You have your own beauty and passion, but not enthusiastic!"

この一文だけ読んで直訳すると、pochiさんの先生は、M吉の友さんが書かれた通りのことを言っているだけのように思えますが、その先生を良く御存知のpochiさんは『神懸り的』という意味で私に言っているのだろうと意訳なさったんですよね。

今、隣で働いているイギリス人に面白いので聞いてみました。"passion"と"enthusiastic(enthusiasm)"だと、Passionの方がもちろん意味が強い。enthusiasmは、楽しく見えているかどうか。自発的にものごとを楽しもうとしているかどうか。たとえば子供のときに遊園地に連れて行かれて、つまらなそうにしていると、親に"Be more enthusiastic!"と怒られる。

pochiさんは美しく、情熱的に弾いてはいたけれども、どこかで一歩退いた感じでつまらなそうに弾いていた、、、とこのような分析になります~。

しかしぷーたさんのようなお若い方が、責任を持った演奏をしたい、、とおっしゃる。
責任って、何に対する責任なのかな。他のところでも『自己責任』という言葉が飛びかっていましたが、律儀な国民性ですね、日本人は。「責任」って、おもしろいキーワードですね。
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Re: 性行為・宗教行為・芸術

投稿日時:2004年06月24日 01:02
投稿者:pochi(ID:JoImWBc)
現代のBritish Englishと師が使って居た英語は随分違う様に思います。時代も随分違います。また、子供に対して使う単語と大人に対して使う単語は意味が違います。"enthusiasm"は、「他人を情動的にさせる力」位に訳したら良いかと思って居りました。

トランス状態で弾いて居る訳では決して有りません。そんな事になったら、共演者が困ります。お客様の反応をよく見て、共演を良く聴いて居ます。私の場合、共演者任せのトコロが多く、寧ろ廻りの人達に引き立てられ無いとダメなので、廻りを良く聴きます。トランス状態で有るかの様に見せるのが、お金を貰って弾くコツだと思います。共演者の演奏から少しだけ外すのも此れまた面白いトコロであるはずなのですが、私は上手ではないので、怖くて余り出来ません。

殆ど寝て居なくて半分眠った状態で弾いて、「良かった」と観客に褒められた時には、ピアニストに散々揶揄されました。かのピアニストも物故しました。

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