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於日本国内究極的新作楽器購入法ver.1.01 | ヴァイオリン掲示板

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最終更新:2004年03月26日 16:56
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於日本国内究極的新作楽器購入法ver.1.01

投稿日時:2004年03月26日 16:56
投稿者:pochi(ID:JhRENWA)
自分の出処進退は、絶対に明らかにしてはいけません。

大手量販店・弦楽器フェア等々で入念に研究します。

特定の工房に丁寧な予約を入れて、出向きます。

土産を持参し、にこやかに丁寧な挨拶をします。名刺は1050円で作って置きます。

自分の一番得意な曲の一番得意な部分だけをコンサートホールだと思って1分程弾いて、有名なプロ演奏家で有る事を疑わせます。ツィガーヌ・カルメン幻想曲等々が適しています。此の時、ストラディヴァリウス若しくはデルジェスを疑わせるに足る楽器を持って行くとなお宜しい。

絶対に楽器を見せてはいけません。「恥ずかしくて見せられる代物では無い」と云い切れば宜しい。

私に楽器を造って呉れるか?と訊きます。嫌だと云えば、踵を返して然様なら。ゴチャゴチャ云われたら、「若しも出来た楽器が私の気に入ら無かったら、他の人に売る算段は付けて有る」・「幾らでも待つ」・「仕様は任せる」と云い切ります。

次に、貴殿の私の為に造る楽器は幾らかと?値段を訊きます。ふっかけられる事は、まず有り得ません。

その場で、出来るだけ小さなアタッシュケースに入った札束(100万円だけ本物・残りは、上だけ本物下は1万円札と同じ大きさの紙)、銀行から引き下ろしたばかりの新札で、値段の1/10を払い、予め用意した印紙を貼った簡単な契約書に署名させます。印紙を貼った領収書も用意して下さい。契約書は、自分に関して源氏名・住所は架空でも構いません。万が一、訴訟に相成っても、訴訟費用は5万円迄です。必ず勝てます。裁判所の簡易命令で訴訟費用と経費、内金は戻って来ます。

最後に「会心作が出来たら御連絡下さい」と云って立ち去ります。連絡先は個人の携帯電話が良いでしょう。工房滞在時間は30分で充分です。何か云われても返事をしてはいけません。

4年以上待たされたら、5年間が経過する前に念書を持参して文句を云いに行けば宜しい。夜討ち朝駆け・真珠湾攻撃です。街宣車をレンタルして「動機の桜」を唄い乍行けば、対応しない根性のある日本人製作者は居ないでしょう。午前10時を過ぎてからの方が自治体対策として適当です。

そんな心配をしないでも、日本人弦楽器製作者は真面目な人が多いので、5年以内に必ず素晴らしい楽器を造るでしょう。
鈴木郁子師なら、2年以内で造ると思われます。

3年間、死ぬ程弾いて、鳴る様になったら、土産を持って工房へ再訪して御礼を云います。その時に自分の出処進退を明らかにすれば、製作者と仲良しに成れるでしょう。

追記(其の1):年寄りは、死んでしまうかも知れないので、この手法はいけません。

追記(其の2):此の投稿は、「高木彬光」のパクりです。
【ご参考】

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