ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web
ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web

漱石 | ヴァイオリン掲示板

ヴァイオリン好きのための情報サイト ヴァイオリン・ウェブ
雑談・その他 14 Comments
[11188]

漱石

投稿日時:2004年03月19日 09:38
投稿者:pochi(ID:ElR1ITQ)
私にとっては、彼の文章は駄文ばかりだと思いますが、ヴァイオリン弾きとして、読み替えが効く様にも思います。

提琴弾きは住み難い。だから止めた。

皆様の御意見を賜りたい。
ヴァイオリン掲示板に戻る
1 / 2 ページ [ 14コメント ]
[11208]

Re: 漱石

投稿日時:2004年03月19日 21:10
投稿者:the merry fiddler(ID:I4BXaCg)
漱石先生は大文章家でござるぞ。ウソと思うなら、吾輩は猫である、を読んでみい。おぬしも知っておるとは思うが、その中に寒月君という好漢がでてくるぞ。寒月君が提琴を弾く有名なシーンがあるわな。あれなぞは実に立派な文章だとわしはおもっておるがのう。感じがよくでっておって、真にせっまておるわな。なかなかあれだけの文章は書けんぞ。もしバイオリンを描いてあれ以上の文章があったら是非見てみたいわ。また教えてくれのう。
[11214]

Re: 漱石

投稿日時:2004年03月19日 23:33
投稿者:pochi(ID:ElR1ITQ)
私は現在、筆を磨き中です。その内書きます。彼は、石を洗濯しても、命の洗濯は出来て居ません。その証拠に英国で軽蔑されただけでした。その心の葛藤を文章にしたのが丸見えです。底が浅過ぎる。
[11217]

Re: 漱石

投稿日時:2004年03月19日 23:58
投稿者:エス(ID:IzM5OEY)
そこが浅いの・・は「文体」よりも「題材」ゆえでしょうか。
たしかに中年が書くような話はあまりありませんね。
思うに、漱石は過去との統合が出来なかったんでしょう。

すいません、19歳のpochiさんの出現からつい連想してしまいました。
19歳のpochiさんは「浮世は悦楽の為に有る。」ではないような気がしてます。
[11219]

Re: 漱石

投稿日時:2004年03月20日 00:41
投稿者:弓探し中(ID:JzknEgI)
なぜ漱石? 息子が提琴弾きだったからかなー。
寒月氏が提琴を買いに行こうとして悩んでた話は可笑しい。弾く場面は記憶にナシ。

寒月のモデルの1人は寺田寅彦、リアルな挿話だったのではと思われます。どーでもイイことだからバラしますが、寒月氏が楽器屋を覗いて、そこにあった楽器のひとつかも、というよーなのが、私の愛器です。もちょっと新しいかな。祖父の形見でもあります。
あー実は昨日、地元の楽器屋に他所で調整した愛器をケナされて、ムカついたところです。値札の付かない楽器には何でも言っていいのかよ! ・・・イヤ下取りはおろか、お金に換えるなんてとんでもない。
国産量産年代はモダン。大したモノではござんせん。どういう銘の楽器かは大抵の方におわかりでしょう。

pochiさんすみません。単なるグチでした。
[11221]

Re: 漱石

投稿日時:2004年03月20日 01:19
投稿者:pochi(ID:ElR1ITQ)
漱石が統合失調症だった事は歴史的事実として定説であるらしいですね。「定説」は、日本の「ヒゲオヤジの定説」とは違うと思います。

題材は時代の制限です。文体は人間性の制限です。石を洗濯した彼には、現代では品位も感じられない。ホモの恋愛をウダウダと書き綴った駄文は、何ナノか?猫がどうした?猫の前でヴァイオリンを弾いた事が無い人間が云う台詞です。石炭積んだ薮医者然り。思い込み爆弾を塀の上に置いた変人とサカキバラエイト君の精神性の何処が違うんでしょう?

深遠な感情表現を含む宇宙観で提琴を弾こうとした者として、文学と音楽に考察を巡らせて居ます。

愛噐は愛されて居るのなら楽器ですが、愛されて居無いのなら、風呂の焚付けです。yoritomo氏のパクリでは有りませんが、良く燃えるでしょう。
[11225]

Re: 漱石

投稿日時:2004年03月20日 01:46
投稿者:まだ弓探し(ID:JzknEgI)
そ。風呂の焚付け。つまり愛する理由もある。割と鳴りまっせ。アマ的に並。腕前は並以下。
日本で提琴。日本人が英語。無理と解く。そーいう無理が漱石には如実と見ます。
生々しい。でもねー。漱石の時代より随分、西洋を身近かつ相対的に見ることは可能。
ま、こうした視点自体はjaponismeをお借りしてるだけですよ。
[11226]

Re: 漱石

投稿日時:2004年03月20日 02:36
投稿者:pochi(ID:ElR1ITQ)
あたし、英語には不自由しないから、ヴァイオリンも弾ける事になるのかしら?
[11227]

小説だけでは

投稿日時:2004年03月20日 05:26
投稿者:パッションフルーツ(ID:EgBkdpc)
通俗的な小説家と思われがちですが、漱石の講演集や論文集も読むとまた違った像が見えて来るはずです。
「私の個人主義」などは、青年期の必読書だと思うのですが。
またこのころの小説家は、鴎外も然りですが、ものすごい勉強家です。漱石はフランス語の本も読んでいます。仏教、キリスト教の勉強も怠っていません。感覚と経験だけで書いていたわけではないのです。
漱石の英語と日本人のバイオリンがどういう関係かわかりませんが、「三四郎」は読まれたのでしょうか?
[11229]

傍観者の御意見も歓迎

投稿日時:2004年03月20日 06:14
投稿者:pochi(ID:EigmiHA)
私が挙げた小説家の文章は、全て読破しているはずです。80歳代迄の人が必読書として掲げる物も読破して居るはずです。

ススメススメヘイタイススメ・コイコイシロコイ・チンガオモワズヘヲコイタナンジシンミンクサカロウハナヲツマンデタイヒセヨ・ジンムスイゼイアンネイイトクコウショウコウアンコウレンコウゲンも御勉強しました。中曽根康弘如きの低能者とは違います。

「張三李四」とは違うと思います。ゴルゴ13・赤川次郎と同様、宇能鴻一郎の前期では無い作品群は自信が有りません。マスプロダクションには興味が無いのです。

高慢且つ鼻持ちならない御題を出すのには、勇気と根性と知識がと経験値が必要です。仏教は勉強は勿論、仏道修行も行った上で書き込みをして居ります。

「ココア」で充分に前振りはしてあるはずです。「愚者は経験を語り、賢者は歴史を語る」なんて、云わないで下さい。私は歴史学者でも日本文学者でも有りませんから。「吉田秀和」を口を極めて罵るのは、それなりの知識と実績が有るからです。ド素人の19歳の女の子だもん。
ヴァイオリン掲示板に戻る
1 / 2 ページ [ 14コメント ]